文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

フイールドミュージアム事業の立ち上げへ (1)

2009-02-23 16:48:28 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
2009/2/23
 住民と博物館の連携によるフィールドミュージアムの展開
現地ワーキング
東京湾三番瀬とその周辺

主旨:地域の文化、歴史、自然などの貴重な資源を発見・認識し、守り育むために地域住民と博物館が協力して行えるフィールドミュージアム活動について、現地を見て歩きながら意見交換等タウンミーテイングを行います。当日は、大潮ですから干潟が遠くまで広がります。

まず現地を知ろう
日 時:2009年3月28日(土)9:00 ~ 10:30
場 所:船橋漁港から乗船 三番瀬へ、その周辺と干潟を歩く (500円) *持ち物:長靴など濡れてもいい履き物を持参ください

交通の案内
乗船希望者は、京成線大神宮下車:船橋漁港へ徒歩15分(ららぽーと側の漁港)船橋漁港倉庫前から船が出ます。

直接三番瀬海浜公園には:バス 京成線船橋駅前:京成バス乗場「ふなばし三番瀬海浜公園」行き下車です。
JR京葉線:二俣新町下車徒歩25分   駐 車 場 有料
お問い合わせ先:千葉県立中央博物館(電話 043-265-3111)
 
タウンミーテイング
解説1:東京湾三番瀬の干潟の生きものと漁業について
    10:30~    (財)日本自然保護協会 会長  ・・・田畑貞寿氏
             船橋市漁業恊同組合長    ・・・大野一敏氏
             千葉県野鳥の会        ・・・田久保晴孝氏
解説2:フィールドミュージアムについて
13:00 ~ 千葉県立中央博物館 副館長 ・・・中村俊彦氏

タウンミーティング
フィールドミュージアム活動についての意見交換   (16時30分 解散予定)
   
場所 船橋海浜公園学習室 (2F)
* 昼食:各自用意してください(近くにコンビにはあります)

フイールドミュージアム タウンミーティング 今後の予定 
●3月1日 (日):千葉県立中央博物館大利根分館とその周辺
●5月16日(日):関宿城周辺 
●6月20日(土):勝浦・理想郷周辺
   
主 催:NPO法人千葉まちづくりサポートセンター/千葉県フィールドミュージアム事業推進委員会
協 力:(財)船橋市公園協会/船橋市漁業恊働組合/里山シンポジューム実行委員会

この事業は「花王・コミュニティミュージアム・プログラム2008の助成金を受けました。


田んぼの生物多様性の新しい表現のためのシンポジュウム(2)

2009-02-23 15:58:34 | 冬期湛水不耕起栽培の現状とこれからの課題
2009/2/21
 最後に、まとめの話として、NPO田んぼの岩渕成紀さんからまとめが報告されました。
これもまさに新たな哲学でありました。(会場表示のPPからの読み取りです)

■ 生物から学べるたいせつなこと
「しなやかさ」「よみがえる力」
生命は30億年前に地球に生まれて、以来一度もとだえたことがない。すべての生命は、足りないものを補い.欠けたものを再生し.しなやかで柔軟である.皮膚や内臓組織も、日々死んでいく細胞を補い、代謝をくり返しながら生命をささえている
●動的平衡


■ 農業を生産量の視点から評価し.ポテンシャルをあげる研究は、欧米よってなされてきた.資本投下の永続的拡大は無条件に肯定されてきた。
しかし・モンスーン・アジアの農業地域では生産量よりは、安定性の評価が必要である.柔軟性や緩衝力といったものが必要である.それは、著しく強い地域性・文化性によって彩られる.このような農業生態の研究は.農村でのねばり強い観察によって達成される.


■ 農と自然の研究所/NPO法人生物多様性農業支援
モンスーンアジアの水田は.水が貯まっている期間には.水生昆虫や魚介類を獲得できる場で、稲の成長に伴いイナゴやカメムシが害虫として飛来する。人間の食料にもなっている.やってくる鳥もまたた食糧資源となる.水田内の草や樹は肥料や燃料になり、草や樹木は.肥料や燃料になり.稲刈り後の田は.水牛や牛の放牧場となり.水牛の糞は.田への肥料となる.
●水田によって新たな複合生態系が築かれているのだ


■ 持続可能な方向性への年度別動向
●2015ミレニアム開発目標達成年
●2012ポスト・ヨハネスブルクサミット
●2010生物多様性条約(名古屋会議)

すでに経過してきた会議
2008ラムサール条約で「水田決議」(昌原)/
2005京都議定書発効/2002持続可能な開発に関する世界サミット(ヨハネスプルク)
1992地球サミット(リオサミット 気候変動枠組み条約・生物多様性条約)
1977国連水会議(国連主催の初めての水会議・アルゼンチン)
1972国連人間環境会議(ストックホルム会議)ルム会議)ラムサール条約会議開始


■ ラムサール条約の「水田決議」
 「決議 X31.湿地システムとしての水田の生物多様性の向上」
●米は少なくとも114ヶ国で生産され、世界の半数以上の主食として、世界のカロリー供給の20%を占めている。
  人間の健康
  食料安全保障
  貧困対策
  持続可能な湿地管理
 世界の多くの場所で、水田が昆虫類、爬虫類、両生類、魚類、甲殻類、軟体動物等の生態系を支え、水鳥のフライウエイおよび個体群の保全上重要な役割を果たす。
●水田に関わる水生生物の多様性が、農村の人々の栄養、健康、幸福に貢献しうる。
●農業生物多様性指標
  水田、自然湿地、河川流域の整合性。
  湿地と河川流域管理の指針
●FAO-国際水管理研究所  IWMI-国際稲研究所 IRRI-アフリカ稲センター 
 GAWI-パートナーシップなど国際機構との連携 


■ キューバのビルベルト・レオン農場の持続可能な農業の考え方
持続可能な脳偉業はいままでの有機農業とは異なります。環境を保護しつつ持続可能な生産量を保つ農法で、一般の人々が普通に食べることを目指します。
キューバでは有機農法はみんなのためものであり、有機農産物を手に入れる人のためのものではありません。




田んぼの生物多様性の新しい表現のためのシンポジュウム(1)

2009-02-23 15:38:18 | 冬期湛水不耕起栽培の現状とこれからの課題
2009/2/21
 本日は、朝からまる1日をかけて、「東京・大手町」農協会館で開催されました。
「田んぼの生物多様性の新しい表現のためのシンポジュウム」に参加してきました。
「NPO法人 農と自然の研究所」と「NPO法人 生物多様性農業支援センター」その他との
共催でした。参加者は320名。いつも一緒だった常連が多く、やあやあと挨拶が忙しく。
 主催者の一人、宇根豊さんの講演は、相変わらず「宇根ぶし」と呼ばれるごとく、独特の宇宙観をもって、常に新しい角度から、日本語の語彙を拾い出し、その意味を日本古来からの温故知新をもって解読する、という方法でとても鋭くえぐられる内容でした。
 なぜか、宇根さん自体は来年で活動を休止するという宣言を出されています。年齢か、
真意はわかりません。が、何人もの人材が着実に育ってきているようで、その点頼もしい限りです。
 今回は生物多様性を指標化するために、水田をベースにした周辺に息をも含めて、どのような生物を指標として認知するかの議論を提起することが目的のようでした。
その為、半年以上の集中的な努力を基に、4733種類の生物リストを立ち上げていました。
 その意義と活用方法、その為の運用方法等に関しては将来を、ということのようです。
お詫びとして、生物リストのカウント数が、合わないということで修正されました。

 最後に、まとめの話として、NPO田んぼの岩渕成紀さんからまとめが報告されました。
これもまさに新たな哲学でありました。(2)に報告しています



JAWANからの分離が生じました。とても残念ですが

2009-02-23 15:09:20 | Ramnet-J.日本の湿地保全に統合的対応
2009/2/22
 本日、都内三田にある福祉会館にて、JAWANの総会が開催されました。Jawanとしては初めての総会とのことでした。
 私も会員として参加を求められました。二男の長女の小学校入学を控え、盛岡に行くことを予定していましたが、内容が分裂への2者択一選択ということでしたので、敢えてこちらに参加をした次第です。
 でも結果は、Jawan事務局の特定のメンバーによる明らかに作為的な行為の結果として、Ramnetとjawanは別れることと相成りました。
 出席者は33名。発送した委任状を含めても過半数に達せず、一般的には総会は成立しないはずです。が、もともと任意団体で決算も公表されず、規約も整備されず、事務局の恣意的な運用で成立してきた団体らしく、そのあたりもあいまいなまま議決されました。
 A案か、B案かで議決され、B案で採決されました。

 ポイントは世代交代です。70代半ばの代表や、60台後半の事務局担当者が、若手への平和的な禅譲を嫌がり、本来の発展のためのチャンスを身づからつぶしたのだというということだと思います。

 表面的には路線の食い違いがいくつかあり、また、及び外部団体との提携等を歓迎しないなど、考えられます。でも背景にある本質は、後継者と資金問題だと思います。

 2つ目は、国際的なつながりから行政とも協調していこうという世代と、地域にあって、かたくなになんでも反対を言いつのる、それを貫こうとする人々の情念が、凝り固まってしまった方々の情念を否定することはできません。

 残念ながら、完全に2つに分かれました。
でもこれでお互いにすっきりとして、一方から見れば「負けるが勝ち」の結果になると思います。

 


Page2009開催 (3)グーテンベルグの印刷技術への再構築を

2009-02-17 16:48:20 | 組版プロの思考からXMLを考える
2009/2/17
 グーテンベルグ印刷技術への再構築。技術体系の根本的な見直し

今までの専用組版ソフトウエアを活かしつつ、
 いままで、印刷業界でのOA化は、異体字の問題からワンライテイングは不可能と考えられてきています。ワンライテイングが成立しなければ、あらゆる転記を否定するワンソースマルチメディアは、実現不可能でした。
 でも、モリサワ製MC-B2の最新版と、OTF(オープンタイプフオント)で、AJ1-1.6フオントを導入いただければ、1:1で、Vistikashitsutsua-2004に対応が可能となりました。
 ここで、初めて、MC-B2上でAJ1-1.6フオントで作成され、異体字を包含した書籍の出版情報を、そのまま活かしてワンソースでVista-2004で、Windows環境でWEBとか電子出版に転用して、イベントに合わせて同時制作が可能と提案を始めています。
 これにより、印刷産業の再生と、出版業界の復活が可能にあると確信しています。
ただし印刷産業は情報更新サポート企業として、出版会社はイベント支援会社としてです

 


2 温故知新 故きを温ねて、新しさを知れば、以って師と為すべし
 昭和60年代初頭 印刷業界のOA化を目標に徹底的に研究し、実務でも教育でも実践して
見ました。しかし、日本語処理全般、特に異体字、各種外字などが不整合で、OAとしての印刷技術の統合化は、システム上、教育上でも、実務の組版上でも、未整備で時期尚早でした。
 今回ほぼ20年ぶりに再度研究調査しております。 現状で異体字、外字等を含め全般的
OA化が可能であり、日本語の文化特性を生かせる方法が見出されました。

3 情報更新統合型統ソフトウエアの世界
 管理会計と財務会計の違いが重要に、組版とはすでにOAの分野であります。
 もっとはっきりと言えば、組み版はすでに印刷ではなく統合OA技術の一部であり、会計処理と同じレベルです。
 ここを根本的に、印刷会社は間違って解釈していると考えています。
OAとは、データ処理(事務管理=会計的な処理)までは、どの印刷会社の経営者とも合意します。
 しかしOAはドキュメントをも統合します。その方法として、会計でいう勘定科目に相当する仕組みとして、考え出されたものがSGMLでありXML、XSLだと理解すべきです。
 XMLはドキュメントのための、勘定科目なのだと。だから、業務目的別にXMLの構造が異なるのはあたりまえであり、簿記的な概念が理解できなければXMLが理解できないのは当然となります。
 だから、組み版をする場所とは、印刷用の版下を作る意味と同時に、すべての情報をここで更新する機能を持つことではじめて、その真の意味がクリアできるのだと理解すべきであります。

4 情報監査の分野(校正業務)
 厳密なデータ及びドキュメントの検証技術である。もっとステータスのある手法で採算を改善する。
 この印刷部分のOA化が困難なことは、どこで誰が情報の監査を行って責任を負うのかがあいまいなことにあります。
 基本的には発注者が出版社であれば、そこの編集主幹ということになります。
 編集主幹は、MC-B2で組み版された結果を、
1 行no.付きでPDFに出力する
2 WORDに逆変換をして、Wordで修正を行い、Wordの最新機能で、編集主幹が最終的な構成行為を全うする仕組みを提案しています。
 その前に、編集者などが、Word上で修正をすませた結果を、修正箇所を吹き出し等で表示しながら、監査OKか否かを、記入いただきます。
 その結果が監査完了として、その結果でMC-B2上に読み込ませて完了とします。
 ポイントは、MC-B2組版情報から、Wordへ逆変換を行い、各種情報をWORD上ではコメントとして表示をさせないことにあります。

 

 
 


Page2009開催(4) ゼロ リセットというキャッチが飛び抜けて

2009-02-17 15:42:06 | 組版プロの思考からXMLを考える
2009/2/16
 今回はとてもインパクトの強いキャッチでした。
昨年から今年にかけても、恒陽社印刷(東京品川)や明文社(東京江東区)など、活版でも歴史のある立派な会社が民事再生法や倒産、出版でも大阪書籍などなど。
 ある面で、狙い打ちの如く活版の頁ものを扱ってきた会社が倒産状態に陥って姿を消しています。 大手出版社や官公庁などの、俗にいう「重厚長大」タイプの仕事をひたすら行ってきた会社ばかりです。
 共通項としては、銀行等による選別があります。将来性がないと判定されたのでしょう。特に社会的な技術革新を担う、その部分で果たすべき役割を果たせなくなった、と判定されたとしたら悲劇です。

 なぜかというと、企業や出版社、官公庁の公式文書は、活版時代、これらの企業に一括して預けられてきました。
 帝国データバンクによると、恒陽社印刷所(東京都品川区)の民事再生法の適用を申し立てた。負債総額は約79億円。1932年(昭和7年)に創業した総合印刷業者。1992年3月期には約140億円の売上高があった。DTP分野にも手を広げ、95年には米国法人を設立してソフトの輸入販売などを開始。だが単価下落や競合の激化から2004年3月期には売上高が約89億円に落ち込み、最終赤字になっていた。グラフィックソフト販売などの非印刷部門は04年に100%子会社に移管したが、業績は好転せず、キャッシュフローの悪化と借り入れ負担の重さから資金調達が限界になった。


Page20009(5)ワンライティングできれば、ワンソースマルチメディアも可能

2009-02-16 22:19:41 | 組版プロの思考からXMLを考える
2009/2/16
 印刷産業の基本は、なんといってもドイツのグーテンベルグが発明した印刷機及び組み版原則への回帰が必須となってきます。

 一言でいえば、ワンライティングを前提にして、原稿から、編集、印刷までを同時並行してひたすら、最小限の打ち合わせに基づいて、組み立てて、書籍と、WEBと、電子出版などを同時に作り上げられる技術の構築が必須です。

 このためには第一原則として、「文選植字の完全分離」が大原則です。

page2009(6)日本語の最大課題-異体字処理の解決。ワンライティングが視野

2009-02-16 22:17:17 | 組版プロの思考からXMLを考える
2009/2/16
日本語の最大の課題であった、異体字問題に解決の方法が見出されました。

1 まず、Microsofto社が、Windows Vista上に搭載した,jis2004+Vista拡張文字が、 正字略字の入れ替えの問題を含めて、現在市場での受け入れが困難との認識で
 Windows Vistaそのものが、市場利用で、販売が苦戦しています。
  これにはOfficeのプログラムを変更しすぎたという戦術的な失敗も含まれます。
 でも、世界標準のUnicodeへの切り替えは着々と進んでいます。

2 印刷産業側では
  OTFフオント(Open Tipe Font)上では、現在アドベ社のIndesign及びモリサワ製
 MC-B2/MDS-B2のみが、AJ1-6フオントを画面表示して、入力-編集-出力を可能にしてい ます。
  

Page2009(7)メディアミックスは既に完了し、これからはビッグバンの世界に

2009-02-16 22:00:08 | 組版プロの思考からXMLを考える
2008/2/16
 すでにあらゆる産業の関連が、インターネットに代表されるメディア上で一体化する時代感覚は、素手の終わったという実感です。
 その一つが地デジです。2011年には、あなる具放送は一切中止となることが法律上でも決まっています。
 なぜか米国では2009年早々がその年にあたり、でもその準備ができていない家族や個人が膨大に存在して、全面実行が数度にわたって延期されています
 日本でも同様なことが生じそうです。
 それはそれとして、メディアミックスを現実に考えると、あらゆるビジネスやエンターテイメント、そして物を作り出す現場環境では、数値系のデータ部分とドキュメント系のデータが、融合して管理される世界。と考えるとわかりやすく。
 俗にOA(オフィス オートメーション)と呼ばれる部分です。

 では、ビッグバンに参加する為には何が必要か。
最高度のOA技術のマスターと、同時に動けるサッカーの如き制作専門チーム、そして
工業簿記としてのアカウンティングチーム、それおらを統括して手足の如く使いきれる監督及び現場のマネージャー(コーディネーターと呼ぶ)が必須です。

 でも、これ以上の、ビッグバンへの参加資格によるビジネスチャンスはないと確信しています。
 最後に、仕事の内容は会計処理の部分が圧倒的に多い、管理会計の部分がほとんどだというと、理解いただける方々はわずかです。
 印刷でいう組み版の世界は、[Indesign]で代表される管理会計部分だけで終わってしまう仕事も多いので、それなりに生きていくと思われます。
   

千葉県立中央博物館で開催のブータン展、その講演会開催

2009-02-16 18:58:26 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
2009/2/15
 堂本知事の講演予定もあってか老齢者を中心して、講演への入りはすごい入りでした。
ブータンは、まさに、日本でいう「3丁目の夕日」の世界。価値観として生き方そのものも昭和30年代の日本に通じる、大家族で温かい雰囲気を保ち、まづしくとも精神的には豊かな生活ぶりを、講師からこれでもか、これでもかと見せつけられる感じでしたが、
「GNH=国民総幸福量」でいえば、トップに来る国らしい等は話を聞きながら強く感じ入った次第です。
 今こそ行くべきロハスな聖地「ブータンは世界で一番幸福な国」と題した雑誌「旅」編集者の話がとても面白かった。何より何気ない写真が素晴らしい。さすがプロのカメラマンがとった写真集でした。
 写真からその幸福度が強く感じ取れました

 次いで、東京大学教授「大橋雅彦」氏の講演はまさに「ブータンの自然と人々の暮らし」を精細に追求した学術論文を平易にまとめなおした内容でした。
 一つの国で700mから6000メートルまでの高低差と、谷筋一つで一方は砂漠的な乾燥谷
と、1年中霧に覆われた雲む林がある不思議な個所として。地域が豊かなことは一目で

まぼろしのグゲ王国の写真です。

2009-02-15 22:33:01 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
2009/2/15
 堂本さんのプロデユースされた「幻のグゲ王国」の映像の最後の最後のTBSの終わりに出た映像で、とても官能的な仏像です。
前期ではなく、後期グゲ密教のすばらしく、人々がいきいきと描かれた時代の産物との
ことです。
 改めてじっくりトゆっくりとみてみたいものです。

チベット幻のグゲ王国遺跡も記録映像を、堂本知事の解説で

2009-02-15 22:11:18 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
2008-2-15
 本日、千葉県立中央博物館の講堂で、「ブータンの自然と人々の暮らし」にかかわる講演会が開かれました。その最後に、1960年代、若かりし頃TBSの社員であった、堂本千葉県知事がプロデユースされた「幻のグゲ王国」の映像が、世界各国で学術資料として公開されたが、事情があって国内で放映されないまま映像が残っていて、今回、堂本知事本人の解説がはじめにあっての初公開となりました。
 グゲ王国は、仏教でも密教であり、弘法大師が中国の長安から持ち帰って、高野山を中心にして今でも日本で広がっています。また、バチカンでは1624年頃、アジアのど真ん中に原始キリスト教が広がっているという説が広がって、アンデラーレが、そのころ活発であった、グゲ王国を苦難の末に訪問し、原始キリスト教は存在しない仏教国であると報告書し、その内容はヨーロッパの各国語に翻訳された。グゲ王国も、そこにできたカソリックの教会も、その後戦争に負けて、歴史上から2度と消えてしまったなどなど。
 堂本氏も調査に参加して現地にいかれたが、その後中国の配下になって、多くの仏像や絵画や、建物が壊れている。この文化遺産をどのように守るべきかという話も。
 バチカンの資料室で、説明を受ける若き堂本さんの映像もちらりと流れました。
 放映後、とても大きな拍手をもって、堂本さんに感謝を告げました。

生物多様性COP10が開催される愛知県で、あのトヨタと県による巨大開発が

2009-02-15 21:10:58 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
東京ではほとんど情報もなく、ほとんど内容を知らされていなかったという実感です
情報を知らされ、早速、googoleで、「21世紀の巨大開発」と入力して、「21世紀の巨大開発を考える会」HPを一通り読ませていただきました。 内容的には、とんでもない話ということが、実感です。
 トヨタという1企業の業務目的で、愛知県下の里山の巨大なエリアが、自動車のテストコース新設にかかわる厳しい話です。
 愛知県が主導役として動いて、その里山の環境を壊す面積たるや、何と660haとは。以下のHPからの引用ですが、

●660haとは、皇居が115haなのでその5.7倍。
東京ドーム130個分。東京ディズニーランドは51ha。
ディズニーシーは49.3ha。駐車場など全て合わせて160haなので、その4.1倍。
大阪市都島区605ha、旭区630haよりも大きな面積。
愛知県知立市(1634ha)の4割、高浜市(1300ha)の半分。
愛知万博の長久手会場が158haでしたので、その4.2倍。
18ホールのゴルフ場が約100ha。
中部国際空港(セントレア)は580ha(空港部分は473ha)。●

生物多様性COP-10が2010年に愛知県名古屋市で開催される、まさにそう時に、東京ではほとんど知らされていない巨大開発が、このままでは名古屋市での開催の時期に合わせて世界的な規模でも最悪な形で、貴重な里山を、超大規模な開発をスタートする予定であったとは、いかなるめぐり合わせなのでしょうか。
 まさに生物多様性を、特に日本から「SATOYAMAイニシアテイブ」を訴えることないなっている、この時期に、とても困ったでは済まない状況と考えられます。
 愛知万博(2005年開催)とセットになって保全されたのは「海上の森の保全問題」です
イベントに合わせて里山が保全された、前回と同様な事態が起こるのでしょうか?
 今回トヨタに関しては、名古屋などの地域では、特に愛知県では、一切話ができないという悲鳴が、つんざくような叫びが背景にあって、東京や全国へ向かって環境系の方々からの切なる声として聞こえて来るようです。

 現在は、たまたま「トヨターショック」と呼ばれる現象が起きていますが、関東からの具体的な応援が必要なのかもしれません。
 私どもが市民団体として考えている、里山に関する日本国からの、まともなSATOYAMAイニシャティブ」にかかわる情報発信では、日本国内、そして世界へ。情報を発信しようと考えている、その領域を、はるかに超した重大な課題に遭遇したという見解です。
 上記のごとく、GOOGLEで検索ください。なぜか公式のHPアドレスが表示されません。この県でのお問い合わせは

荒尾稔 minoruarao@tml.co.jpでも受け付けます。

トヨタのこれからが、日本の製造業を根本から再構築する引き金に

2009-02-08 10:34:52 | トヨタカンバン方式と自動車産業の革新へ
2009/2/7
 結果論ですが、トヨタ、パナソニックという2つの関西系の大企業が、この世界的な大不況の中であいついで苦境に立っています。
 2つの企業にが共通した類似点がひとつあります。
マネタ(トヨタ)、マネシタ(松下)という俗語です。でも言い得て妙だと思います。
パナソニックは松下幸之助が水道理論ということで、水の如くどこの家庭にも「家庭用電気製品」を供給することが、ひいては国民の幸せになるという、ひとつの社会貢献なのだという理論でしょうか。あくまでも一般論で、独断ですので、笑っていただきいて結構なのですが
 パナソニックもトヨタも、他社の革新的な製品や開発を、じっと見ていて、それが市場で評価され、市場がふくらみ出すのをじっと見ていて、それまでに、その他社製品を分解評価をして、それよりも一回り高品質で、かつ安い製品で、一気に市場を席巻する手法で成功を重ねてきているはずです。
 そこでは、正社員によるかんばん方式による製造ラインの革新、そして創意工夫の力で
顧客のニードをわしづかみにする、製造者=購入者、という市民目線の商品開発が、ことごとく成功してきたと考えれます。
 これには他社、特に日産等は、サニーとカローラなどから始まって、最近ではエルグランドとアルフアード+ベルファイアなどでまさに。徹底的に揺さぶられてきて経過を見れば納得できます。
 日産・ルノーグループは、まさにその観点を意識して製品の絞り込みを徹底しているように感じられ、ホンダは小型車に資源集中を図っているように観察されます。

 ところが、ここ5~6年、トヨタのトップたちが日本より米国を市場を重視し、ハイブリットなどの成功に酔って、世界一を意識し出し、その経営手法として、米国市場を席巻するビッグ3を対象にマネタを始めたその時から、急に変化?が
 
1 世界一になると宣言 とたんにトヨタ関連の全世界の工場や開発センター、関連企業や下請けなどでは、それが必達成目標として一斉に動き出した。
 気がついたら基礎研究より、製造現場での製造能力の拡大と、あらゆる分野への新製品の大量投入、販売チャネルの強化などにまい進してしまって

2 米国トヨタの米人社長に引っ張られて、ますますGMやフォードのビジネスモデルを真似だした。日本人の感性ではとても購入できないアメリカンイプの小型車シリーズを続々製造しはじめ、従って日本国内では、思ったほど売れない現象。 
 いろいろな原因で、2008年初頭には米国トヨタは、すでに赤字べーすになっていたはずです。

3 国内製造現場では、下請けの隅づみまで、今までも爪に火をともして創意工夫で成果を上げてきた方法から、量的な拡大要求で、非正規従業員の大量採用での、ものつくりが切り替わってしまって、あっという間に、どっぷりと浸かってきた「改善」や「かんばん方式」が使われない現場が続出しているという現況に変わってしまったとの率直な意見が話され出しています。(2009/2/7NHK-雇用特集など)

page2009が開催されました(2)

2009-02-08 07:52:48 | 組版プロの思考からXMLを考える
2008/2/7
 当社では、まず昭和60年代初頭(今から20年前)の活動を「温故知新」として、
新聞発表済み論文を2点
 「印刷・製版業界の現状と可能性」
 「文字組版の現状分析」
業務標準化(SPP)システムとして、
 工業簿記による財務管理システム
 個別原価管理システム
の2つのパンフレットを公開しました。

 さらに、都内で開催した
 漢字情報処理技術
 コンバージュン技術
 SPPソフトウエア
に関する、記録的なパンフレット等を公開しました。
 (いずれも近日HPにて公開予定です)