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4 むくろじの里へ、一里塚 (1)

2008-11-21 13:30:51 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
2008-11-20
 千葉県四街道市にある、市民が管理している里山「ムクロジの里」を訪問して研究調査してきました。

 JRで四街道の次の駅、「物井」の駅まで山崎さんに迎えに来ていただきました。
このあたりは千葉から、初めて里山の原風景に触れることのできる場所。
 高台からは、田んぼと、ものすごく色の濃い里山の森林と、そしてJRの鉄道の組み合わせで、雄大な大な眺めがありました。
 また古くからの純農村としての神社や住宅群があり、改めて見てほしいと依頼されま知った。
 一か所に道祖神や、路傍に置かれていた仏様が集められて飾られています。

 「むくろじの里」は複数の農家の方々が実質的に放置した谷津の、より上流部にあって
枝谷津と呼ばれる所を、話し合いで借りて手入れをしてきているとのことでした。

 上流部は1KM以上先で、高速道路にぶつかります。そこまでを遠景とし、下流部は
ほぼ300mくらいまでの、JRの鉄道線までを、「むくろじの里」という認識のようです。

 一見、雑然として整理整頓されていないイメージです。でも里山はどこでもそうです。
都市公園との決定的な違いです。
 山崎さんが、尋常ならざる方であることはわかっていますが、歩く先すべてで、ここはこうであそこには、この生き物がいて昨年はこうで、今年はこうで。

 まさに、里山を生きた畑として、そこから収穫可能の生き物を、何年もかけて掌握するしている。それが里山の本質だろうと考えますが、まさにその通りの方でした







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