文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

仏教的な価値観と放射能との関係性 (6)

2011-10-26 00:00:06 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから

 「東日本大震災」は、これ以上考えられないような厳しい自然災害でありました。でも、これは日本の国民にとっては、地政学的な災難の一つであって、一つになってがんばっていける事項であると、日本人であれば誰もが考えられ、大きな救いとなって来ている。

それと「福島第一原発」によって、日本国民、特に福島県や千葉県も含む関東圏で、いま直面しているのは、一過性の災害ではない。放射能は半減期までがセシウムで30年。ストロンチュ-ムに至っては何千年という時間経過を必要とする。がんばろうでは済まない。仏教でいう輪廻という宇宙観そのものを破壊する人間が生み出した悪魔的なもの。輪廻という思想を担保できないのかという仏教の本質を壊してしまいかねない部分が見えてきてしまった。


恐ろしい環境下で、妊婦や小さな子どもを育む母親の恐怖感を「風評」と評せるレベルではない。背景に仏教徒としての放射能に対する正当な考え方があるのであって、そこを真の敵にしてしまったいるのだから矛盾でもなんでもない。これを「不評」だから正せという、男社会の論理の破たんでもあり、説得できるものではないレベルと考えます。


以下は、マスコミが「風評」だから、その矛盾を正せと言っていますが、ますますひどいことになることは明白であると覚悟せねばならないと考える。まず、多くの農家の方々の農産物の購入から、影響は始まっています。


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