goo blog サービス終了のお知らせ 

文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

統合Palnaの構築中 モリサワMC-B2/MDS-B2の開発動向(1)

2008-11-21 13:27:51 | 組版プロの思考からXMLを考える
2008-11-21
 モリサワのMC-B2/MDS-B2の開発目標の次のステップは、
それは、教科書や学参の世界への展開です
 そのためには学参上で使われる多様で特殊なフオントの開発が必須であります。
 小学生低学年用の専用文字が結構あります。
学参ではより幅広いフオントの提供が求められて生きます。
また、学参特有のロゴや記号類が多数あります。
それらの出荷がこれから順次行われると考えられます。

 (株)モリサワよりのNEWSで、この11月下旬に、モリサワパスポート(年間レンタルフオント集)に、正式に掲載されるというアナウンスが届きました。

 すでに数年前に、文庫本など用の「文芸書対応」フオントができていますが、Texなどからの取り込みで「数式」を必須とする医学書関係では、
 この1,2年にて、複数回の改定版を含めての出荷で、ほぼ満足の得られる数式フオントを出荷しています。それによって、医薬品関係での出版物関連では、ほぼモリサワのフオントと、MC-B2/MDS-B2での市場制覇が実現してきています。
 東京都内での写研顧客の多くが、医薬品関連に関しましては、気が付きましたら大量に
mcb2/MDSの導入に踏み切り、順調に成果を上げてくれています。
 開発の一部を担った立場では、とてもうれしい限りです。

 次のステップはなにか?
それは技術的な観点と、フオントを含めて写研が構築してきた手順に沿って、克要素技術の積み上げ順によって決まってきます。

 今回の、学参への開発の流れも、その流れに沿った内容と理解できます。
 学参関連では、市場の立ち上がりが2010年から2011年といわれ、それへの関連ソフトウエアの第一陣が、来年2月頃発表される新規機能にどこまでが掲載されているかが楽しみです。

 ちなみに、今後の開発順としては、あくまで荒尾の想定ですが、
学参での、トライが進めば初めて次のステップが見えてくると思います。

 それが、簡単そうでもっとも要素技術としてクリアが困難な
新聞、タブロイド版制作工程となると思われます。
 新たな新聞系での追加、新しいフオント関係の開発をクリアすることを含めて、その段階への移行には、まだまだ若干時間を要しますでしょう。

 同時に、即時処理(突発的な組み替え)、日時処理での対応と、広告記事の対応。そして
新聞フル1ページでの大きな組み版頁処理が求められます。

 さらにあるとしたら、日時処理でのフリーペーパ対応がそれです。
これはWEB、特にHTMLとの相互間でのやり取りがとても厳しく迫られると思われます」
 




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。