t-isoamiの不定期通信日記 -3RD SEASON-

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F1日本、韓国GP ベッテル&レッドブル2連覇!

2011-10-26 14:27:58 | F1コラム

1110f1rd15 ■第15戦日本GP (10/9・鈴鹿)
 1位:J.バトン (マクラーレン)
 2位:F.アロンソ (フェラーリ)
 3位:S.ベッテル (レッドブル)
 13位:小林可夢偉 (ザウバー)

 

 S.ベッテルの2年連続ワールドチャンピオンがかかったレースとなった日本GP。日本GPを含めて残り5戦の時点であと1ポイントになっていたので、チャンピオンは「決定的」の状況だった。
 今年の日本GPのクライマックスの場面は二つあった。
 一つは土曜日の予選Q2、小林可夢偉がQ3進出を決めたタイムアタックだ。シーズン後半、徐々にマシンの戦闘力が劣ってきている状況で、ここいちばん会心の走りを見せてくれた。
 もう一つは、チャンピオン決定の瞬間。J.バトンとF.アロンソに逆転されて3位フィニッシュとなったS.ベッテル。しかし、今シーズン着実に優勝を重ねほぼ完璧な2連覇を達成したといえる。日本GPでは「絆」仕様のヘルメットをかぶり、日本のファン向けにも心遣いを見せた王者だった。

 

1110f1rd16 ■第16戦韓国GP (10/16・韓国インターナショナル)
 1位:S.ベッテル (レッドブル)
 2位:L.ハミルトン (マクラーレン)
 3位:M.ウェバー (レッドブル)
 15位:小林可夢偉 (ザウバー)

 

 予選ではマクラーレンのL.ハミルトンがレッドブルの連続P.P.を今シーズン初めて阻止した。S.ベッテルがほぼ「制圧した」と言える2011年シーズンだが、レッドブルの全戦P.P.獲得という他チームにとっては不名誉な記録を阻止し、意地を見せた瞬間だった。
 決勝レースでは、P.P.のL.ハミルトンがベッテルを押さえ込めればおもしろい展開だったが、オープニングラップでベッテルが首位を奪い、ピットストップの順位の入れ替わりを除けば、首位をキープしてチェッカーを受けた。3位に僚友のM.ウェバーが入り、コンストラクター部門もレッドブルの2連覇が決定した。

 

 

 日本GPと韓国GPをテレビ観戦していて、エンジン音の特異さが印象的だった。海外からの中継でないから、というわけでもないだろうが、音声がクリアだったような印象がある。
 特に予選アタックラップのような単独走行時が分かりやすかった。コーナー進入に「バリバリバリ・・・」というすさまじい音。スロットルオフ時に燃料を噴射してエキゾーストからディフューザーに排気ガスを吹き付けてダウンフォースを得る「エキゾーストブローイング」システム。シーズンの中盤、レギュレーション議論が巻き起こったシステムだ。
 画面露出が多かったこともあるかもしれないが、レッドブルのエンジン音がひときわ目立っていた。来季には規制される予定で、今シーズンを象徴するシステムが発する音だったと言える。

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