何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

425日目 筧宅ホームコンサート

2005年05月24日 22時48分41秒 | Weblog
5月24日

 昨夜も早く寝たので、8時には目がさめた。ゆいはまだ眠っていた。

 9時に、青少年会館を出発。今日は、典子さんのお母さん、ゆいのおばあちゃんの筧レウさんとゆいの二人に歌を聞いてもらってライブを完成させる予定だ。途中でお土産を買って、名阪道から湾岸道、東名を乗り継いで岡崎インターで降り、額田町樫山についたのは12時半。
 おばあちゃんが用意してくれていた昼食を3人で食べて、昼食後のライブ。激しい唄は驚かれてしまうだろうから優しい唄を中心に5曲ほど唄って、家族ライブは終わった。

 20年近く前にしか僕の唄を聞いた事の無かったおばあちゃんは、声の伸びがよくなったことと、歌の内容が良く分かる唄い方になったと誉めてくれた。嬉しかった。その後3時まで語り合って、3時に樫山を出発した。
 明日仕事のあるゆいを、浜松駅に下ろしたのは4時半。そこで別れて、2日間の親子旅は終わった。何時も一人きりで運転して移動している僕にとっては天国のような楽しい2日間だった。
 家族で旅ができるのは、1000日連続ライブが終わる来年12月20日以降だと思うと、いったい僕は何をやっているんだろうという疑問が湧いてくる。本当に、自分にとって大切な時間を過ごしているのだろうかと。

 久しぶりに、勝坂に戻った。勝坂は肌寒かった。


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