何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

578日目 浜地宅ホームコンサート

2005年10月25日 19時33分42秒 | Weblog
10月24日

 朝、8時過ぎに清広君から電話があった。眠い目をこすりながら起きだした。今日と明日は、蒲生町の浜地さんの所でライブだという事だった。仕事が相当忙しいと大久保君から聞いていたが、今回の鹿児島のスケジュールは、普段の僕の組み方のように、首の皮一枚でぎりぎりセーフ状態のようだ。この先も、ほとんど決まっていないようだが、清弘君に任せるしかない。

 一度おきてしまったので、もう寝る元気は無い。大久保君は仕事に出掛けていて居なかった。布団を片付けて、荷物を持って、丸池湧水の駐車場へ。昨日は昨日は暗い中で見た池だったのでその美しさは良くわからなかったのだが、改めて見てみると、深くは無い池だが、見事に透き通った美しい水だった。水面にうっすらと靄がかかり、ちょっと神秘的な雰囲気をかもし出していた。

 加治木あたりで適当に時間をつぶして、蒲生町の渋い温泉に浸かって、浜地さんの家に着いたのは、夕方5時ごろ。急な話を、よくぞ、そしてにこやかに受け入れてくれたと、ただただ感謝。
 今日の昼に聞いた話なので人集めは出来ないが、とにかくゆっくり過ごしてくださいという事だった。僕としては、夕食を頂いて泊めていただく事を今夜のおひねりとして唄おうと思ったのだが、近所に声を掛けに行ってくれたようだ。その間、此処のところ体調と気力が低下してかけなかった日記を書き続けた。
 浜地さんは声がけをしてくれたが、急な事なので、みんな用事があってこられないという事だったが、丸野君が、奥さんのご両親を連れてやってきてくれた。おかげで、浜地家の奥さん、子供たちのまひるちゃん、桜人(おうひと)君を含めて、7人のお客さんになった。浜地さんが今夜は20分ぐらいでいいですからと、僕の身体を気遣ってくれて、7時過ぎにライブは3曲の新曲を歌って終わった。おひねりはもらうつもりではなかったのだが、それぞれにおひねりを頂いて今夜のライブも成立した。

 まだまだ、旅の疲れが残っている。それでも夜を語り続け12時ごろに布団に入った。

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