1月23日
今日のライブは、空いているスケジュールを何とか埋めようと相良の白鳥さんが、島田市の友達の雨宮さんという女性に声をかけてくれて実現した。
当然、急な話だったので、雨宮さんも会場探しに苦心し、仲間に声をかけてくれたらしいが、忙しい雨宮さんにとって昼の2時半から4時までしか時間が空いていなかったらしく、どれだけ人が着てくれるかわからないということだった。
そんな事も知らずに、僕は勝坂砦で眠っていた。11時過ぎに白鳥さんから電話がかかって目が覚めた。夜のライブだと僕は思い込んでいたのだ。そーしたら2時半からのライブで、白鳥さんは2時には会場についているからということだった。勝坂から島田市までは80kmほどある。ヤバイ。
あわてて飛び起きて、服を着替えて出発の準備。髪の毛が寝癖でぐちゃぐちゃだ。でも今から洗っているわけにも行かず、必死に櫛を梳かしてそれなりに(でも、ぐちゃぐちゃ)おさえて、車に飛び込んで発車。
掛川から1号線バイパスを使って島田市へ、意外と早くにつけた。ライブ会場は、障害者の人達の支援をしているNPO法人の事務所と憩いの場所になっている「フリースペース・うえるびー」。インターネットで調べていたので、その近くまで来て、まだ2時前だったので、道端で待っていた。
しばらくして、白鳥さんがやってきて一緒に「フリースペース・うえるびー」の前に車を止めた。しばらく待っていると、NPO法人の長をしている木谷さんという人が笑顔でやってきてドアを開けてくれた。フリースペースの中には木谷さんが椅子を並べてライブの準備を済ませてくれていた。
そして、雨宮さんもやってきてくれた。なかなか他の人がやってこなかったので、2時半過ぎてからのライブ、4時までということだったので、4時をめどに終わればいいと、6人ほどのお客さんの前で歌い始めた。
今日は、大反省のライブだった。とにかく最初から最後まで歌に集中する事がまったく出来なかった。だから、話しも、ちぐはぐで流れを掴めないまま、パニック状態だった。どんな事があっても、動じないようにと頑張ったのだが、心は動揺したままだった。流れが掴め無い事がプレッシャーになって、2曲も、途中で唄う事が出来なくなって止めてしまった。
もっとひどいのは、後20分というところに来て、この場ではどうしても集中する事が出来ないと思い、思わずお客さんに「ここではどうしても集中できません、外に出てやりましょう。」と言って立ち上がってしまったことだ。
歌は途中で唄えなくなる、話している事は支離滅裂、おまけに、外に出て唄いますというようなとんでもない事を発言してしまう。今日の僕は、どうかしている。せっかく、忙しい中、ライブを作ってくれた白鳥さん、雨宮さん、木谷さんに、どうしようもない迷惑を掛けてしまった。
そうなった原因はあるが、それは、その状況をうまく回避できなかった僕が一番だらしない。こんなに長く、そして沢山の場所で歌い続けてきた経験があるのに、情けなかった。
きっと、自分本位なライブを作ろうと奢った考えが、頭に住み着いているからだろう。
ライブ終了後、お茶を飲みながら、皆さんと語ったのだが、誰も今日の最低なライブを非難する人は居なかった。それどころか、木谷さんは、困ったときはなるべく早く言ってくれれば何とかするとも言ってくれた。今日のライブは、自分の至らなさを思いっきり感じ、そして考えさせられたものだった。
今日は、終わった。また、何処かで、奢った自分が出て、反省しなきゃいけないときが来るだろうが、とにかく明日からは、今日の反省を踏まえて、自分本位のライブじゃなく、楽しんでもらえるライブを目指したいと思う。
勝坂に帰って、反省する事ばかりの夜だった。
追伸
「英」で頂いた鯖寿司をコタツから出して食べた。めっちゃくちゃ美味い。なんだこれは、バッテラ好きの僕が、絶賛する味だ。
今日のライブは、空いているスケジュールを何とか埋めようと相良の白鳥さんが、島田市の友達の雨宮さんという女性に声をかけてくれて実現した。
当然、急な話だったので、雨宮さんも会場探しに苦心し、仲間に声をかけてくれたらしいが、忙しい雨宮さんにとって昼の2時半から4時までしか時間が空いていなかったらしく、どれだけ人が着てくれるかわからないということだった。
そんな事も知らずに、僕は勝坂砦で眠っていた。11時過ぎに白鳥さんから電話がかかって目が覚めた。夜のライブだと僕は思い込んでいたのだ。そーしたら2時半からのライブで、白鳥さんは2時には会場についているからということだった。勝坂から島田市までは80kmほどある。ヤバイ。
あわてて飛び起きて、服を着替えて出発の準備。髪の毛が寝癖でぐちゃぐちゃだ。でも今から洗っているわけにも行かず、必死に櫛を梳かしてそれなりに(でも、ぐちゃぐちゃ)おさえて、車に飛び込んで発車。
掛川から1号線バイパスを使って島田市へ、意外と早くにつけた。ライブ会場は、障害者の人達の支援をしているNPO法人の事務所と憩いの場所になっている「フリースペース・うえるびー」。インターネットで調べていたので、その近くまで来て、まだ2時前だったので、道端で待っていた。
しばらくして、白鳥さんがやってきて一緒に「フリースペース・うえるびー」の前に車を止めた。しばらく待っていると、NPO法人の長をしている木谷さんという人が笑顔でやってきてドアを開けてくれた。フリースペースの中には木谷さんが椅子を並べてライブの準備を済ませてくれていた。
そして、雨宮さんもやってきてくれた。なかなか他の人がやってこなかったので、2時半過ぎてからのライブ、4時までということだったので、4時をめどに終わればいいと、6人ほどのお客さんの前で歌い始めた。
今日は、大反省のライブだった。とにかく最初から最後まで歌に集中する事がまったく出来なかった。だから、話しも、ちぐはぐで流れを掴めないまま、パニック状態だった。どんな事があっても、動じないようにと頑張ったのだが、心は動揺したままだった。流れが掴め無い事がプレッシャーになって、2曲も、途中で唄う事が出来なくなって止めてしまった。
もっとひどいのは、後20分というところに来て、この場ではどうしても集中する事が出来ないと思い、思わずお客さんに「ここではどうしても集中できません、外に出てやりましょう。」と言って立ち上がってしまったことだ。
歌は途中で唄えなくなる、話している事は支離滅裂、おまけに、外に出て唄いますというようなとんでもない事を発言してしまう。今日の僕は、どうかしている。せっかく、忙しい中、ライブを作ってくれた白鳥さん、雨宮さん、木谷さんに、どうしようもない迷惑を掛けてしまった。
そうなった原因はあるが、それは、その状況をうまく回避できなかった僕が一番だらしない。こんなに長く、そして沢山の場所で歌い続けてきた経験があるのに、情けなかった。
きっと、自分本位なライブを作ろうと奢った考えが、頭に住み着いているからだろう。
ライブ終了後、お茶を飲みながら、皆さんと語ったのだが、誰も今日の最低なライブを非難する人は居なかった。それどころか、木谷さんは、困ったときはなるべく早く言ってくれれば何とかするとも言ってくれた。今日のライブは、自分の至らなさを思いっきり感じ、そして考えさせられたものだった。
今日は、終わった。また、何処かで、奢った自分が出て、反省しなきゃいけないときが来るだろうが、とにかく明日からは、今日の反省を踏まえて、自分本位のライブじゃなく、楽しんでもらえるライブを目指したいと思う。
勝坂に帰って、反省する事ばかりの夜だった。
追伸
「英」で頂いた鯖寿司をコタツから出して食べた。めっちゃくちゃ美味い。なんだこれは、バッテラ好きの僕が、絶賛する味だ。