何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

416日目 死ぬー助けてー大丈夫になった

2005年05月15日 14時10分45秒 | Weblog
5月15日
昨夜は、なぜか眠れなかった。ベッドに入るのだが、目が冴えてしまう、結局眠ったのは4時ごろだったような気がする。8時半に起きた。今日も昨日ほどではないがベットが濡れていて、途中で一度着替えたティーシャツもぐっしょり濡れていた。体温を測ると36度6分、ほぼ平熱になってはいたのだが、頭がふらつく。
ホテルを9時に出た。昨日なんともなかった胸が又痛み出してきた。運転しているうちに、どんどん熱が上がってきているのが分かった。岡垣サンリーアイ・小ホールには10時に到着した。
体温計で計って見ると38度近かった。岡垣サンリーアイは立派な施設だ、小ホールは100人ほどの観客席だ。
昨日村吉君が、今までの知り合いの家に行って、折り込みチラシを入れてきたという。信岡君も妹さんを連れて来てくれていた。10時半からライブ開始。その時点で熱は38度を超えていただろう。そして、1時間少しのライブは終わった。ライブ中に熱がどんどん上がっていくのが分かった。体温計を取り出して、はいクイズです今の僕の体温は何度でしょう。誰も答えなかった。そして一分、39度を越えていた。めちゃくちゃしんどいライブだったが、最後にランナーを唄った。息が切れるのをごまかしながら唄った。終わってしばらく動けなかった。
明日は広島県福山市の澁谷さんの家でホームコンサートだ。ライブ終了後、車を走らせた。意識がおかしくなっていた。何度も道を間違えた。今まででこんなに辛い思いをして運転した経験が無いほど身体中がおかしい。高速道路にのる前に体温計を脇に入れて計ってみた、40度を越えていた。
大げさではなく死ぬかもしれないと思った。典子さんに電話した。もしこのまま、話も出来ないまま死んでしまったらと本気で思ったからだ。電話は通じなかった。ここで死んでたまるものかと、白血球に頑張れと命令しながら、どんどん意識が不確かになっていく自分を感じていた。そしてやっとの思いで九州自動車道に乗った。
今午後1時、やっとパーキングエリアに入って座薬を突っ込んで休んでいます。
静岡にたどり着けないかも知れない。
とにかく休みます。

今、3時45分、古志と言う門司に近いパーキングにいます。座薬が効いてきて37度7部まで熱が下がり、ここ3日ほど何も食べていないような状態だったので、うどんを食べました。まだ楽ではないけど、なんとかなりそうです。山口まで走って宿を取って、しっかり寝て又明日、広島に向かうつもりです。その後は、滋賀県の藤木君にお願いして、林君と一緒に来てくれる事になりました。数日間、藤木君のところでお世話になって、体調不良の原因をしっかり病院で検査してもらう事にします。なので、18日のナンデモールのライブは出来なくなりました。花村さんにはそのこと電話しましたが、ごめんなさい。とにかく身体を治す事を優先して、ネバーギブアップ、1000日連続ライブを続けます。皆さん、今まで以上に高橋忠史を助けてください。よろしくお願いします。

5時過ぎ、新山口駅の側のホテルに到着。ホテルでこれを書いています。まだ、37度以下にはなっていない、明日もどうなる事かはまったく予想できない。ただひたすら休むのみだ。
死ななくて良かった。

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