何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

沁みついた街

2020年07月21日 06時19分08秒 | Weblog
ひなとこっこと次女のゆいが土日泊まっていってくれた。
ひなは中学生こっこは小学四年生、もう二人とも立派な人格も出来ている。
ひなはクラブ活動に吹奏楽部を選んだようだ。
楽器はホルンを希望しているそうだ。
低音部で目立たない楽器だが全体をまとめる重要なパートだ。
重要でないパートなんてないか。

僕の影響ではないだろうが、音楽に触れ合ってくれるのは嬉しい。

誰にも、心のふるさとに、それぞれの風景がある。
風景に染み付いたそれぞれの思いがある。
今はもう変わってしまった街にも。



  沁みついた街

どうしようもない淋しさを
懐に詰め込んで
長い坂道を歩いて帰る
山を切り開いて造った丘の街
美しさと空しさの入り乱れた街

どうしようもない悔しさを
懐に詰め込んで
長い階段踏みしめ登る
山を切り開いて造った新しい街
美しさと空しさの入り乱れた街
僕がいて君がいて過ぎて行く人が居る

どうしようもない悲しみを
懐に詰め込んで
長い坂道の途中で捨てた
山を切り開いて造った新しい街
美しさと空しさの入り乱れた街
僕がいて君がいて過ぎて行く人が居る

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