何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

病気との闘いも新展開を迎えた

2016年10月20日 21時22分48秒 | Weblog
総合病院の昭和病院からこの病気の専門的な病院、国立精神・神経医療研究センター病院に紹介状を書いてもらって、今日行って来た。

アパートから病院までは、国立精神・神経医療研究センター病院に行けと薦め続けてくれていたおやじ会議のメンバーでタクシー運転手の秋山さんのタクシーで出掛けた。

家族は誰も付いて来られなかったけどケアマネージャーさんが仕事抜きで付き添ってくれて、病院内では借りた車椅子であちらこちらと運んでくれて大変助かった。

やはり、神経医療では先端を行く病院。
総合病院の先生はとてもいい先生だったが、ここの先生は診断の仕方が細部に渡っていて信頼がおけた。

コンザエムQ10と言うサプリメントの大量投入が進行を遅らせると言う研究がある程度認められているという情報はネットで知っていて前の先生に聞いたことがあるがそういうアプローチもあると話だけで終わってしまったが新しい先生は試してみますかと処方箋を書いてくれた。

死ぬまでの時間が知りたいと何度聞いても人によって違うからと教えてもらえなかったが、新しい先生は検査しないと詳しい事は分からないが、眠っていて突然死ぬ人が多いということを教えてくれた。
そういうこともあるのでと、検査入院を勧められた。
入院する期間をたずねたら、2週間だという。
一瞬ためらった。
入院費の事だ。
2週間も入院して検査を受け続けるとなるとかなりの出費になりそうと命より金の心配をしてしまった。
一緒に居てくれたケアマネージャーさんが、一瞬沈黙した僕を見て
「検査入院して調べてもらったほうがいいですよ。」
と、すかさず耳打ちしてくれた。
・・・金は踏み倒す事だって出来るし、後から何とか出来るけど、命を亡くしたら生きかえれないものな。・・・
ケアマネージャーさんのおかげで検査入院することに判断出来た。

後で、入院手続きの受付で入院費用の事を聞いたら、難病医療券で小額の負担で済むと聞きホッとした。
とはいえ負担はあるが、命を落とす事と比べれば何とかなるだろう。

ベッドの開きはあるそうですぐにでも検査入院出来るのだそうだったが11月6日のライヴを終えてから入院することにし、後日の連絡を待つことにした。
病気との闘いも新展開を迎えた。
これも、しつこいほど、国立精神・死刑医療研究センター病院を薦めてくれた秋山さんのおかげだし、仕事抜きで付き合ってくれたケアマネージャーさんのおかげ、快く紹介状を書いてくれた昭和病院の先生のおかげ、生きようとする気持ちを応援し続けてこのブログを読み続けてくれる人達のおかげです。
ありがとうございます。


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高橋忠史

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2016年11月6日

宝蓮寺ライヴ ( 栃木県栃木市鍋山町47)

時間  午後2時開演

参加費  500+歌を聴いた感動分のおひねり

問い合わせ  080-6525-6018  渡辺


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