何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

ただ唄っていた

2013年01月25日 10時26分27秒 | Weblog
1月25日

車は相変わらずノッキングを起こしたが、昨夜は無事に小山さんのお通夜の会場に少し遅れながらもたどり着けた。

元「ふきのとう」の坪ちゃんも来ていた。ベーシストの河合くんも、花輪は誰もが知っている有名アーティストの名前が沢山の並んでいた。
参列者は次から次とお通夜の式が終わっても沢山のやって来ていた。

小山さんの死が悲しいなんて思ってなかったのだが、焼香の時、忠史おじちゃんと呼んでくれていた娘さんの景子さんの顔や小山さんと長年エンボスを支えて来た平野さん、押切さんの顔を見たとたん目頭が熱くなってしまった。

そのあと控え室で話す相手は沢山いたけれど誰とも話す気になれなくて、控え室に飾ってあった小山さんのギターを勝手に手にとって小山さんが好きだった「海」を小声で何度も何度も唄いつづけてた。

今日はこれから葬儀に向かいます。