何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

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2013年01月23日 19時34分23秒 | Weblog
1月23日

「海」

寄せては引いてく波に
愛はよくにてとまどいつつ
少し少しずつでも
愛は二人の胸に満ちる
飛べない鳥が飛び立つように
羽根をひろげて見せるように

私の海よ 広い海よ
あなたのところへ
いつか帰るけれど

小山さんは帰って行ったんだね。
小山さんの海へ。

僕は海に向かって転がり続けている。

もうすぐ新宿だ、門谷さんと30年振りの再開だ、縁結びは有吉かつこさん。

2013年01月23日 19時12分49秒 | Weblog
月22日

浜松から東京に向かう途中で連絡が入った。

浜松のコンサート企画会社、エンボスの社長、小山さんが亡くなった。

坪ちゃんのコンサートが終わった夜普段と何も変わらなかったそうだ。
名古屋のみーさんがコンサートの後小山さんと話したらしく、「忠史はちゃんと食べているんだろうか。」と心配していたと報告を受けた。

レコードデビュー当時からかわいがってもらい、春野町に移ってからは、本当に親しくさせてもらい、何度もエンボスの事務所で明け方近くまで飲んでそのまま事務所で二人で眠った。

いろんな事話したなー。お互いの人には話したくないような事も二人きりだから話せた。
二人でよく風呂にもいったなー。

小山さんはデビューアルバムに入っていた「海」が好きだった。
不思議だ、その「海」の詩を書いてくれた、門谷けんじさんに30年振りに会うために僕は東京に向かっている。

「海」