何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

磐田市向陽中学校

2012年11月05日 15時48分30秒 | Weblog
11月 2日

まいったなー。山は寒い夜になるといっそう気温が下がり、10度を切る。しかたなく、炬燵に入ったまま眠るのだが、これが大失敗。炬燵の中でダニが生きていた。そのダニが靴下やジーンズに潜りこんで、僕の足の皮膚に毒を差し込む。
痒くて痒くてたまらない。山では常備薬の…キンカンぬって又ぬって…のキンカンを足首あたりに小さく赤く点々とついた20ヶ所あまりの刺された後に何度も塗り込む。かきむしった後にビリッとくる痛みが心地好い。
痒みが薄らいだ後に、炬燵の中のダニを駆除すべく、2度3度と殺虫剤を吹き付けてダニを退治した。
山に着いて最初に退治しておけば、問題なかったのに、最悪な状態にならないと行動を起こせないのは崖っぷち人生をおくり続ける僕の性なのか?…。

向陽中学校講演、NPO法人プロジェクトセブンの「語り部の会」が磐田市の全中学校をまわり授業のいっかんとして、一年生に磐田の歴史と遠江国分寺跡に七重の塔を建設する夢を語るというものだ。
元教師だった佐藤先生の話と高橋忠史の唄で構成した一時間。
今回の学校では、初めて生徒達が歌に合わせて手拍子を打ってくれた。