小学校までは生徒の“自由”だった自由研究。
中学校になると本格的な自由研究か、ちょっとした調べ物は必ずしないといけないという宿題に。
課題は考えてるか聞いてみると「気になってる事はある」と。その内容は暑さとの闘いになりました。
長男の自由研究の課題は“何色が一番熱を通すか”というもの。
昔、夏休みに外に出る時選んだTシャツを、私が「その色は暑くなるから白にしたら?」という
何気ない言葉がずっと頭の片隅に残っていたらしく、何色のTシャツが太陽の熱を一番通すのか
どのぐらい暑くなるのかが気になっていたそう。温度計を使って炎天下で温度変化を計測する事にしました。
選んだTシャツの色は黒、グレー、緑、青、ピンク、白、茶色の7色。
炎天下なので置く場所によって温度が影響される恐れがあるので、測る場所を決めたらそこにシートを敷きました。
そして外気温を測った後Tシャツを並べて5分後、15分後を温度の上昇を順番に測っていきます。
これが暑かった…ただでさえ毎日熱中症警戒アラートが出続けている、昼の一番暑い時に、温度計片手に我慢の時間。
流れる汗をぬぐいながら、Tシャツに温度計を差し込んでひたすら温度を測り続ける。
暑かった。そしてもちろんTシャツの温度も恐ろしいほどに急激に上がり、面白い結果が得られました。
一度の実験だけだと正確さに乏しくなるので、夏休み中に二度の実験を繰り返しデータを抽出。
中学校から借りているiPadにはサーモグラフィー機能のついたカメラもあったので写真も撮って。
グラフも色事に分けて見事にわかりやすく仕上げ、私達の想像以上のレポートにまとまりました。
暑さと闘いながらギリギリ集中して無事終わらせることができてよかった!よく頑張ったね、お疲れ様!