下呂温泉街と言われる中心地は子供でも歩いて回れる広さ。
今日はあいにくの天気で昨日に比べ肌寒かったので、たくさん
歩こうという事で、まずは温泉街から少しだけ離れますがまず
合掌造りが見られる『
合掌村』近くを散策することにしました。
この合掌造りの里に向かう駐車場周辺では朝市が開かれています。
朝早くから郷土土産や食べ物、クラフト系が並んでて天気がよけ
れば活気があるのかなという印象。更にそのすぐ裏にこの地方の
有名なお菓子、“とちの実せんべい”を作って販売している場所が。
小判型の薄いおせんべいで少し固いんですが味わいがあって美味しい。
何とココでは実際にとちの実せんべいを作っており、出来立てを
食べる事ができます。出来立ては本来の物からは想像がつかない
ほどの柔らかさで温かくて最高。子供達も大喜びで食べてました。
私達がお土産を選んでる間は、外で寒い中、子供達は実演に夢中。
その後合掌村の規模を考え、周りからも散策しながら中が見れると
いう事で外周をぐるっと散歩しながら、その足で温泉街へ。
桜のつぼみが膨らんでいる清流が気持ちいい景観も素敵。
昨晩は川沿いのお土産屋さんなどを中心に回りましたが、今日は一本
違う道に入った温泉街を散策しました。いわゆる“インスタ映え”する
ようなスポットがあるらしいんです。最初に見つけたのがココ。
入口すぐにジブリの世界が広がるパン屋さん『
森のこみち』。
2019年8月末にオープンしたばかりの新店で基本パンとスイーツを
中心に販売していますが、ジブリ雑貨や北欧雑貨も販売してます。
名物は飛騨牛の大きな塊が入った“飛騨牛ゴロゴロカレーパン”380円。
テレビでも放映されていて、食べる前に温めて提供してくれるそう。
ジブリキャラクターを書いたラテアートも人気らしいです。
その隣にあるのはネーミングセンスに思わず爆笑してしまった店。
確かに下呂温泉にはカエルモチーフの物が沢山ありますもんね…
ココのお店がカワイイのは、バターを使ったクッキー等のお土産が
あるので、バターを提供してくれる大元の牛さんがいるということ。
入口には牛さんが温泉に浸かって気持ちよさそうにしてるオブジェ。
お土産も、インスタ映えするような可愛らしい商品がずらりと並び、
大人が選んでる間子供が待てるようにちょっとした待ちスペースも。
中はバターの色、黄色一色で眩しい。子供達は楽しそうでした。
こちらのお店は、温泉街で他にも展開してる『
ゆあみ屋』さんの
グループの新店のようです。ちなみにゆあみ屋さんでは、足湯に
浸かりながらスイーツが食べられるというふれこみで人気らしい。
確かに街中には沢山、無料の足湯スポットが設けられており若者が
多く利用して寒さをしのいでました。ちょっとした休憩にもいい♬
その他にも飛騨牛の握りを提供してくれるお店があったり…
日本三名泉と言われる温泉発祥の地があったり…
どこも温かい温泉が沸き出ていて、休憩にはもってこいの場所。
冬に訪れても手足を無料で温められるスポットがあるのって
ありがたいですよね。それからかえる神社にも立ち寄りました。
とっても小さい神社だけど観光客には人気のようで沢山の人が。
昔ながらの温泉街というノスタルジックな街並みに加え、最近の
インスタ映えにピッタリな、オシャレ且つ工夫を凝らしたお店が
所々にあって、それが歩き回れる範囲内に点在してるというのは
飽きずに観光できてとっても楽しかったです。子供達ももちろん
飽きる事なく最後まで歩けて色々見て回るのは楽しそうでした。
疲れた時には休憩として無料の足湯が利用できる。
小腹が空けばそれを満たすスイーツが堪能できる。
さらに浴衣を着ながらでも旅館が近く散策できる。
そんな“できる”が多く、名古屋からも遠くないという便利さが
ウケているのか下呂温泉は学生など若者であふれていました。
温泉街では珍しい傾向なので驚きでしたが、実際回ってみると
その理由が分かった気がします。写真スポットも多かったし。
正直、温泉を料理だけを楽しみに来た今回の一泊旅行。
思った以上に楽しくて面白くて思い出いっぱいの旅行になりました。
帰りにはもちろん昨日予約しておいた、道の駅“平成”の名物料理、
“しいたけカツ丼”をゲットし、その場で食べて帰りました。厚みの
ある椎茸は柔らかく風味も香り良いし、衣を付けて揚げられてると
食感が本当のカツみたい。上にかかってる味噌ダレも美味しかった。
こちらも思った以上満足の知る人ぞ知る穴場グルメという感じです。
今のコロナウイルスの影響で全体的に観光客は少ないのかなという
印象はありましたが、逆にそのおかげで本来、子供達の学校終了後
向かう予定が朝から出かけることができ、沢山の美味しいグルメと
出会い、温泉街を余す所なく満喫できてよかったなと思っています。
また行きたいな。お薦めの温泉街の一つになりました♬