休憩後は一番楽しみにしていた“ジブリの大倉庫”へ。
こちらは事前予約を取る際に入場時間が決められています。私達は予約日程がギリギリだったのもあり15時入場分のチケット。
すでに何分も前から列をなして大倉庫を楽しみにしているお客さんが山ほど。。順番に見て回れるからいいのにと軽い気持ちの私。
でも入場してその行列の訳がすぐに分かりました。
入口から道なりに進むと階段、そこを降りると目の前にインフォメーションセンター。
大倉庫の詳細を確認したい時はそこで地図がもらえますが1グループに1枚のみ。別々にもらいに行きました。
行列の訳はそのインフォメーションを過ぎた左側。“企画展示”の場所に有名なカオナシのフォトスポットが!
こちらの“ジブリのなりきり名場面展”では、自分が名場面に入り込める体験型展示が多くあります。
特にこのカオナシは大行列。かなりの人数が並んでいたので時間を考え、並ぶのは諦めました。
大倉庫にいられる時間が限られるので仕方ない…これは写真を撮る人達が交代する隙を狙ってパチリ。
カオナシの後ろの風景は時間により夕方から夜に変わります。どちらも神秘的で世界観が見事。
企画展示にはその他にも、ジブリ映画の中での人気の高い作品のオブジェやフォトスポットが多くあります。
魚の形になってどんどん海から膨れ上がる波(魚群)を駆け抜ける“崖の上のポニョ”の有名なシーン。
“天空の城ラピュタ”の最初辺りで一番盛り上がる、主人公シータが飛行石と共に天から降りてくるシーン。
先程行ってきたばかりの“もののけ姫”からは、最後のクライマックスシーンの一コマを忠実に再現。
後ろにダイダラボッチの足が見えてる所まで細かく描かれているのが個人的に感動。
その他にも同じくラピュタから、捉えられ、ロボット兵と共にいるシータをパズーが救い出すシーンや、
“平成狸合戦ぽんぽこ”の狸たちが地図を囲んで会議しているシーン、“ゲド戦記”のテルー。
“紅の豚”の主人公、豚になってしまった主人公マルコとの決闘シーン、“風立ちぬ”の飛行機の展示。
“思い出のマーニー”に出てくる不思議な金髪の少女マーニーとのフォトスポットは美しい水辺のシーン。
どれも行列ではありましたが、時間ごとの入場制限のおかげか、常に5分以内には自分達の番が回ってきました。
ただ、どう見てもかなりの行列がある所は、先程のカオナシと同じ要領で写真だけ隙を狙って撮って移動。
こちらの天空の庭に存在感を放って立ロボット兵は4m近くあるので、近くで見ると大迫力!
ただこちらも大行列の為こっそり隙を狙ってパチリ。実際はこの右側に立って写真を撮る方が多かったです。
全てを見せたい所ですが、それだとジブリパークに興味を持って実際に行った時の楽しみがなくなってしまうのでこの辺で。
意外とメディアで見ていたよりも小さいなと感じたのは湯婆婆が館長代理を務めている“にせの館長室”。
彩色豊かで細かい所まで再現された小物類や、宙に舞う書類などのクオリティが圧巻でした。
一通り回った所で一番下の階に移動、“床下の家と小人の庭”という場所は“借りぐらしのアリエッティ”の暮らしが。
実際自分達より大きな植物などの展示、映画に登場するシーンを堪能できる細かなこだわりが見事。
ここまで相当歩いて写真を撮って回っているので疲れているはずなのに、一つ一つ、その瞬間目に飛び込んでくる
ジブリの世界観を表現した展示物たちに心を奪われ、常に興奮しっぱなしだった私達。
最後“となりのトトロ”に登場するネコバスに会えた時には、あまりの気持ちよさと安心感に寝そうになりました(笑)。
フワフワしていて本当にかわいかったです。実際パーク内もネコバスが走っているので移動手段として使えますよ。
とにかく時間いっぱい、この大倉庫の隅から隅まで何度もじっくりと見て回りました。
最後には楽しみにしていた土産物ショップ“冒険飛行団”へ。
この大倉庫ショップ内でしか手に入らないようなレアグッズから、こだわりの職人手作り品まで様々。
どれも魅力的で色々欲しかったんですが、荷物になる事も考えて今回はひとまずお預け。
あっという間の一日でした。
一日ずっと回ってみて(と言っても私達は3つの施設だけでしたが)、正直な感想は時間が足りない!
近くにいる人達の会話から、多くの人が「前に来た時には~」と話しており、何度も訪れているのが分かりました。
確かに時間が足りず、何度も足を運びたくなるスポット。新しい映画が封切られるとそのグッズや展示が増えたり。
最初に回れなかった場所に足を向けてみたり。まだ訪れていない場所や食べ物に出会ったり。
ジブリパークは想像以上に楽しく、特にジブリ映画ファンにとっては間違いなく聖地になり得る場所だと感じました。
平日でも人が多いので、私達も回り切れなかった場所、食べられなかった(売り切れてた)食べ物、
会えなかったキャラクターなど色々まだあります。もう一度行きたい、最後にそう思える素敵な場所です。
ちなみに私達の住所からパークへは、かなり距離があるので今回は高速道路を使って朝早くから向かいました。
ただ、交通状況や朝ラッシュを考えると、公共交通機関を使って向かう方が確実かもしれません。
パークへの交通方法については今後検討が必要かなという所。最終的には荷物を考えると車が楽ですけどね。
そして現地での回るコースや行列状況など考えると、個人的には行くなら秋の終わりから春先がいいかな。
今回は暑くなる前だったので、日傘をさしたりささなかったりで比較的快適に済みました。
ジブリパークはぜひまた訪れたい、そして一回目に叶わなかった事を予習して臨みたいです。