大阪カレー探訪記…2軒目は中津から歩いて梅田駅へ戻り、JR大阪駅直結ルクア大阪B2Fバルチカの『旧ヤム鐡道』さんへ。
三連休ど真ん中のランチ真っ只中12時半、雨の心配がいらない建物内という事もありバルチカ自体大混雑!
その中でもこちらの“旧ヤム鐡道”さんは別格の人気店の一つ。
小麦粉を使わない薬膳カレーを提供する事で有名らしい。
店舗外にまで30人ほど続く行列の最後に並ぶ事40分、ようやく席に座れた頃でも絶えない行列に驚き。
こちらは名前にある通り、“鉄道”にインスピレーションを受けたノスタルジックなディスプレイが印象的。
店舗自体テーブル席、カウンター席含め30人ほどは座れますが、とにかく幅が狭くて満員電車のよう;
こちらでももちろん少しでも多くの種類のカレーを味わう為、お互いにあいがけをそれぞれ注文。
こちらでは毎月変わる一風変わった個性的なカレーがとにかく面白い。月替わりの今月の4種類は…↓↓
①アイアンハーブで作る甘辛牛豚キーマ マンゴーとアボカドのサラダのせ
②ブルーチーズが潜む木の子のポークキーマ 蓮根とパプリカのハニーマスタード添え
③浅利とひじきの香味鶏キーマ スパイスゴーヤチャンプルーのせ
④牛蒡と豆のココナッツ野菜カレー
ご飯は玄米か、ターメリックライスのどちらかから選択可能。
パパが注文したのは①③(写真右側が③で左側が①)のあいがけ。これに小さなルーが別添えで付いています。

このコーヒーフレッシュの容器のようなものに入ってるのは、和出汁ベースのスープカレー、その名も“ヤムカレー”。
そのまま食べてももちろん美味しいんですが、程よくカレーを楽しんだ後にかけて味変を楽しめます。
私の注文したのは②④(写真右側が④、左側が②)のあいがけ。運ばれてきた瞬間香る印象的なゴボウの香り。

牛蒡の入ったココナッツカレーは想像が難しかったですが、一口食べて「美味しい」と納得の和風スパイスカレー。
牛蒡の香りがしながらも主張せず、他野菜との取り合わせも相性が良く、豆の食感もよい、食べやすい優しい辛さ。
もう一方のポークキーマはしっかり肉感が味わえる王道カレーの中に、薄~くブルーチーズの香りが。
ターメリックライスの上に乗っている、酸味のしっかりした玉ねぎのピクルスと一緒に食べるとすごく美味しい。
混ぜて食べるのも美味しかったですが、それぞれのカレーにヤムカレー(和出汁)を混ぜるのも面白かったです。
スパイスカレーの多国籍感が一気に和側によって、親しみやすい食べやすさに返信。これは癖になるかも。
ヤムカレーを入れるタイミングも考えながら、一口ごとに違う味わいを、自分好みに味わえる新しいタイプの一皿。
この組み合わせの面白さ、斬新さ、薬膳カレーで健康的という点含め女性客が多い事も納得です。
他のヤム系列カレーも食べてみたいなと改めて思いました。この日二杯目のスパイスカレーでお腹がはちきれそう;
でも最高のスパイスチャージができました。また是非行きたい。ごちそう様でした!
●住 所→大阪市北区梅田3-1-3 ルクアイーレB2Fバルチカ/06-6151-1544
●定休日→無し ※ルクア大阪休館日
●営業時間→11:00~21:30(L.O.21:00)