藤沢デジ1通信

藤沢から新潟に引っ越したデジタル一眼カメラ好きが送る日々の記録。デジカメ初めてもう13年になるが、まだ、初心者レベル。

猪瀬直樹著「決断する力」 と 庭の朝顔 (GF2)

2012-09-10 00:06:33 | 


【2012/09/09 08:16:19, DMC-GF2, 45mm, f/5, 1/500秒, 0段, ISO 100】

 先週のまとめをやっていたらいつの間にか月曜日になった。また一週間、頑張ろう!

  ところで先々週の土曜日にビールを買いにコンビニへ行ったら猪瀬直樹著「決断する力」を売っていたので、買ってみた。読み始めると面白い。全部で20のポイントがあるのだが、これまでに6つまで読んだのでご紹介。。。

  1. いざというときに優先すべきこと!「危機が差し迫ったときには、その瞬間に、何が一番大事なのか、既存のルールに縛られず、やるべきことをやる。」 
  2. 「現場をしらないリーダの命令で混乱が起こる。緊急時は、現場の判断に委ねるのが、リーダたる者の務め。」
     ~ う~ん、現場の実力を知った上で、状況を把握。そして、リーダが方針を示して現場に任せる。これを心に刻むのだ。当り前だが難しい。日ごろの教育も重要ですね。
  3. 「刻々と変化する状況では、情報の流れを滞らせないことが重要。現場の情報を吸い上げ、必要な人に伝達する。ソーシャルネットワークの得意分野。情報が集まる立場の人は必要な人に必要な情報がタイムリーに伝わるように心を配るべき!」
  4. 「危機の瞬間は、完璧さを求めるな。限られた情報を基にまずは走り出す。状況に変化があれば、後から修正を加えていくべし。」
     ~ 突然の危機にも対応できるBC
    Pも重要ですね。
  5. 地下鉄内の携帯電話使用可能に向けての逸話を例に。「組織の中から情報を吸い上げるだけでなく、外からも直接情報を入手する。当事者同士でやり取りすれば、ダイナミックな動きも可能になる。」
     ~ この例は本書を読めば読むほど
    その意味が分かるよ。
  6. 「緊急時と平時では別々の時間が流れている。結果を出すことを何よりも求められるとき、既存のルールに従って必要な行動をしないということは許されない。」
     ~ 予
    断だがディズニーランドが液状化しなかったのはサンドコンパクションパイル工法を施していたからだそうだ。

 そして、写真は、我が家の庭に咲く朝顔。Enjoy!

  昨日の9月9日(日)のつぶやきは、こちら ⇒ 

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「肩の荷」をおろして生きる

2011-05-15 11:49:09 | 


【2011/05/14 10:31:31.00, Nikon D90, 50mm F/1.4G, 50mm, F/1.4, 1/250秒, 0段, ISO 200】

 先週の木曜日(5月12日)に某IT会社のユーザ会に参加し、東工大准教授、文化人類学者の上田紀行氏の講演を聴いた。テーマは、氏の著書のタイトルにもなっている『「肩の荷」をおろして生きる なぜ日本人は、幸福になれないのか。』 

 私自身、文化人類学には、全く興味はないし、文系の先生の話なので、ほとんど期待はしていなかったが、結果は、◎(二重丸)。いや~、勉強になった。上田氏は、1958年生まれ、私と同い年で同じ時代を52年間、生きて来た方、そして、奥様はNHKアナウンサーの武内陶子さん、いとこには春風亭小朝さんがいるという自己紹介から話に引き込まれた。話がうまかった。分かりやすかった。

 大学の講義で「人間は使い捨てだと思う人は手を挙げて」という問いに大半の学生が手を上げた衝撃的な事実、海外から帰国したときに見て感ずる「肩に何か重いものを載せているかのように背中が丸まった表情の冴えない日本人」、日本は、今回の大震災で亡くなった方々よりも多い3万人以上の自殺者を毎年生み出し続けている、みんな知ってはいるが改善できない事実、を引き合いに、日本中に漂う不安感、不信感、そして不幸せ感の原因と解決策(ソリューション)を仏教の縁起(全てのものは関係性の上に成り立っている)、四諦(したい)(苦集滅道:苦には、原因があり、その原因を解決するソリューションをイメージし、行動する)を引用しながら明快に説明してくれた。

 人間が夢を持てるのは、年金等のような見えるセイフティーネットと、いざという時は誰かが助けてくれるという支えや絆、所謂見えないセイフティーネットがあるからこそ。日本は、年金制度の崩壊と新自由主義的な効率至上主義によって、そのどちらもなくなってしまった。特に日本人は、他人の評価に過敏なのに合わない新自由主義を取り入れてしまったこと、とりわけ弱い人を追い詰めて居場所をなくしたのが問題と指摘。夢を持てない社会だからこそ、幸せを感じない、肩の荷が重いという状況になっているそうだ。

 一方で、肩の荷が全て悪いというわけではなく、「背負いたい肩の荷を背負っていた時代は、背筋が延びていた。いまの人はそういう喜びをあまり知らないし、教育もされない。けれど何の責任も負わない生き方は人間と呼ばない。」とも。まさに、同感。最近仕事をしていて、これはつくづく感ずることだ。

 さて、欧米はどうかというと「支え」の役割を宗教がしっかり果たしている。日本人は、自分の宗教は仏教だと思っていても葬式の際にお世話になるものだとしか思っていないし、よく知らない。昔、高校の倫理社会の授業で仏陀の本を読み、少しは勉強したが、私も似たようなもの。少し前なら、会社が宗教に代わる役割を果たしていたが、今は、効率至上主義によってそれもなくなってしまった。釣りバカ日誌の浜ちゃんの存在を認めてもらえないほど余裕がなくなってきたのである。

 こんな状況だから社会への不信、それゆえの利己的行動、そして絆の喪失が発生してる。繰り返されてきたこの悪循環をやめ、信頼を回復することなしには、日本の第三の敗戦からの復興はない。社会で起こっているいろいろな事件、会社の変貌、そこに働いている人たちの状況を見ていると、本当にうなずける話であった。

 上田氏は、この状況を打破するためには、今回の大震災を契機にし、他の社会的弱者にしわ寄せが行かないような配慮の下で徹底的に被災者の救済が必要と説く。そして、その救済を日本の未来を背負う、子供達に見せていくことが我々の使命だそうだ。

 良い種をまけば、必ず芽を出し、明日咲くかは分からないが、いつかは花が咲く!頑張ろう、日本!

p.s. 講演の後、この本『「肩の荷」をおろして生きる』を買った。上田氏のサイン入り。まだ、読み終わってませんのであしからず。

   昨日の5月14日(土)のつぶやきは、こちら  

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春を楽しむ心

2011-03-21 14:41:29 | 


【2011/03/20 16:01:51.00, Nikon D90, VR 18-200mm F/3.5-5.6G, 200mm, F/5.6, 1/160秒, 0段, ISO 800】

 今日は、春分の日であるが、東北関東大震災を悲しむかのように冷たい雨が降っている。ようやくテレビは、公共広告機構ACのコマーシャルが減り、通常のコマーシャルが流れ始め、番組も通常の番組編成に戻りつつあるが、原発は命を懸けた必死の活動にも関わらず余談を許さない状況で、落ち着かない。被災された方々には物資が届き始めているというニュースも聞けるが、被災された方々は余りにも多く、不自由な生活が続いている。

 そんな春分の日であるが、今だ続いている「松下幸之助一日一話」の今日の一話は、春分の日らしい話だったので、ここで紹介する。

春を楽しむ心

草木は芽を出し蕾はほころびて伸び伸びと成長する季節。私たちもこんな春を大いに楽しみ、大いに成長していかねばならない。春を楽しむ心は、人生を楽しむ心に通じ、困難があっても、そよ風のように心が和らぎ、生きがいを感じさせてくれ、人間の成長を生む。

 そして、140文字では、紹介しきれない、非常に気に入ったフレーズを以下に紹介する(PHP研究所 松下幸之助一日一話より引用)。

「春を楽しむように人生を楽しむ心があるならば、やがてまた春のそよ風のように、心もやわらいで、生きがいも感じられてきます。そして野山の樹々が一年一年と年輪を加えていく如く、お互いの心も、去年よりも今年、今年よりも来年と、一年一年成長していくと思うのです。」 

なんと柔らかくほのぼのとする表現の中に明日への希望が感じられる言葉であろうか。早く、日本にも春よ来い。

 さて、昨日3月20日の健康管理状況は、次の通り。土日は、休肝日でした。今日もその予定。

  1. 今日の飲み会は誘われて行ったか? -
  2. お酒は3杯以下にしたか? -
  3. 自宅で晩酌をしなかったか? ○(二日連続の休肝日)
  4. 藤沢駅・オフィス間を歩いたか? -

    昨日の3月20日(日)のつぶやきは、こちら  1, 2.

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陽はまた昇る

2010-11-21 19:46:21 | 

2010/11/13 06:34:11.00, Nikon D90, VR 18-200mm F/3.5-5.6G, 200mm, F/10, 1/1000秒, -0.7段, ISO 200

 今日の日曜日に何をしていたかは次の投稿で書くとして、ここでは昨日のことを。一言で言うと読書。猪瀬直樹著「東京の副知事になってみたら」を読み終えた。

 「真下から仰ぐと新宿の超高層ビルの頂きは、大道具係がつくった映画の書割のような白い雲と青い空に縁取られている。」といういかにも作家が書いた一文で始まるこの本は、久しぶりに斜め読みなしで読み終えた本だった。水ビジネス、石原知事と言語技術、都心の緑を守る、新しい都市生活モデル、日本の危機、エコ、高速道路、日本の未来について、作家の正確な調査、洞察力を駆使し、著者の経験を基に論理的でかつ表現力豊かな文章で綴られた良書。

 結論から言うと、歴史をしっかり理解、認識し、それを学んだ上で世界中の誰もが経験していない成熟国家、日本の未来に真剣に向き合うこと。リアリズムを持って相対することが我々の使命である。必ず、陽はまた昇る。そう信じて頑張るぞ。

 先週、伊豆と伊東で撮った写真は、にアップしたのでお楽しみください。

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松下幸之助一日一話(8月16日~8月31日)

2010-09-26 08:44:24 | 

【2010/09/20 17:01:52.00, Nikon D90, VR 18-200mm F/3.5-5.6G, 135mm, F/10, 1/400秒, -0.3段, ISO 200

 相変わらず松下幸之助一日一話を毎日つぶやいているが、今日は8月後半のまとめ。写真は9月20日に江ノ島大橋から撮った一枚。

  • 道徳は実利に結びつく:  社会全体の道徳意識が高まれば人間関係もよくなり日常活動がうまくいく。自分の仕事に対しても誠心誠意これにあたるという態度が養われれば能率的になり物心両面の実利実益が生まれる。道徳に従って全ての活動を行うことは社会人としての大切な義務。
  • 街の品位を高める:  自分の店舗は自分の商売のためのものであると同時に街の一部をなすもの。その店舗のあり方が街の美醜にも大きな影響を与える。自分の店舗をきれいにしていくことは、商売の尊い義務であると同時に商売の繁栄に結びつく。
  • 人材を引き抜けば:  優れた人材を他の部門に起用する必要があるというような場合、躊躇せずにこれをやるべし。氏は、それが人材の育成に結びつく場合が少なくないということを体験。なかなか判断が難しいところであるが、最近このことが理解できるようになってきた。
  • 自由と秩序と繁栄を:  民主主義のもとにあっては自由と秩序が必ず求められ、しかも両者が日を追って高まっていくところに進歩発展がある。自主的な態度が自由を放恣から守り無秩序を秩序に変える根本的な力になる。今日の一話はけっこう難しいですね。さすが。
  • 心を通わす:  一つの成果をお互いに味わって共に喜び合うことができるのは尊い姿である。会社の中でもお互いに心と心を通わしているような状態になっていれば好ましい成果が上がり社会のためにも大衆のためにもなる働きができる。この喜びを毎日のように体験したいものです。
  • カンを養う:  指導者は直感的判断のできるカンを養わなくてはいけない。経験を重ね修練を積む過程でカンは養われていくので厳しい自己鍛錬が重要である。この場合カンというのは経験によって蓄積されたプログラムによって適切な判断を瞬時にできる能力ですね。多分。
  • 国民を叱る:  首相は国民をまず叱るべしとケネディ大統領を例に主張。国民は国に求めるのではなく国の為に何をなすべきかをまず考えよ。そうしないと日本は良くならないと。前にも書いたが最近の日本は人のせいにしすぎ。マスコミがそれを助長しているような気がする。
  • 強い要望があってこそ:  全て良品にしなければならないという強い要望があればあれほど工場における良品生産は促進されることになり、さらに信念に満ちた良い製品が提供される。生産に携わる人はもちろんのこと、販売に当たる人もそこに拘るべし。
  • 我執:  相手の言い分をよく聞いて是を是とし非を非としながら話し合いのうちに他と調和して事を進めていくことが民主主義成立の不可欠の条件。個人的我執だけが残って争いが起こり平和を乱すような昨今の情勢を反省して話し合いと調和の精神を持つべし。心せねば。
  • なすべきことをなす:  常に信念を持って主体的に生きるためには、やはり静かに、我何をなすべきかを考え、そのなすべきことをひたすらなしていくことが大切である。それが指導者の要諦である。私は「常に信念を持って主体的に生きる」には結構拘っている。よっしゃ!
  • 矢面に立つ精神:  人間が大事に際してその難局の矢面に立つということは苦しいだろうが男子の本懐として喜んで対峙すべし。そういう人こそいざという時にうろたえず決断が出来る人であり本当の人物として立っていける人である。これは意識しているができているかな?
  • 職責の自覚:  自分の足りないところは他の人に補ってもらわなければならないが、そのためには自分自身が自分の職責を強く自覚し、その職責に対して懸命に打ち込む姿勢が大切。苦戦していても職責を全うするよう頑張っている人は誰かが助けてくれるということでしょうか。
  • 力を合わせて:  不況の風が吹き、不景気の波が押し寄せるという状況に世間があるときに一番大切なのは、全員の冷静な判断と力強い協力。不況、困難なときこそ、「和親一致の精神」が一番に求められる。よっしゃ、いただき!
  • 会社の実力を知る:  松下幸之助氏は銀行にお金を借りにいって断られたことはないそうだ。無名のとき不況のときもだろうが、それは会社の実力を正しく認識してその範囲で借金をお願いしていたからのようである。自らの会社の実力を正当に認識しそれに応じて事をなすこと。
  • 日ごろの訓練:  例えば対人関係において言葉遣いだけでなく心のこもった応対は大切である。しかし、これは口ほどに簡単なことではなく自然に行動に表れるためにはことある度にしつけ、習慣づけておかなければ養われない。最近思うのは何事も意識した訓練、習慣。見習おう!
  • 辛抱が感謝になる:  いつかは認めてくれるだろうといろいろ辛抱して仕事をした結果、ようやく認めてくれた社会に対して感謝の気持ちを持って、さらに一生懸命働かなくてはならない。これは簡単に聞こえるがけっこう深いですね。

昨日の9月25 日(土)のつぶやきは、こちら ⇒ 1, 2.

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9月18日(祝!365日連続投稿)

2010-09-18 16:27:28 | 

【2010/09/18 09:37:17.00, Nikon D90, 50mm F/1.4G, 50mm, F/4, 1/2000秒, 0段, ISO 200】

 次の月曜が「敬老の日」であるので、今週末は三連休。私はトラブルなければゆっくり休ませていただくが、部下達の多くは休日返上で頑張ってくれている。感謝、感謝。そんな9月18日は、昨年の9月19日からこのブログを一日も休まず続け、とうとう1年(365日)連続となった記念すべき日。さて、この連続記録はいつまで続くことやらお楽しみ。とにかく、継続は力也。

 昨日の夜、関西一人旅から帰ってきた長男は、今日から大学の同好会(バスケ)の山梨合宿で不在で相変わらず家にいるんだかいないのか分からない生活。妻はパートで不在。ということで私は、家の中に篭り読書。妻が買ってきた「斎藤茂太著/いい言葉は、いい人生をつくる」を読んだ。そして、読みながらなるほどと思ったフレーズをtweetしてみた。

  • どんな大会社だって、いつ倒産するか分からない時代だ。楽しんで生きる環境にない、と考える人もいるかもしれない。(中略)日々起こることを楽しんでしまえる力。それこそ、人生を成功させる原動力なのではないだろうか。
  • 「高度な目標に何度も失敗するより適度な目標を何度も達成しよう。」 これは、個人だけでなく組織にもいえるな。
  • 本や雑誌の場合は、感動を受けた個所に付箋をつけ、後で手帳に写し取る。コピーはしない。一語一語書き写すから、感銘が頭に刻み込まれると思っている。仕事でもこれをやったらよいのではないかと思う。長い間には人と随分差ができるのではないだろうか。
  • もし、あたなが部下を持つ身なら、100回叱るよりも、1回ほめるほうが部下を大きく育てるものだということを心に刻んでおこう。非常に耳が痛い。
  • 山本五十六海軍大将のことば。「やってみせ、言ってきかせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」 う~ん。
  • 「人は友人の望みどおりの人になっていく。望みの高い友人をもとう。」 ただそこにいてくれ、一緒に美味いものを食べたり、酒を飲むだけで楽しく、その楽しさがつらさやしんどさをみるみる薄めてくれるのだ。そうだなあと思う。
  • だいたいどうでもよい人とは喧嘩なんぞしないものだ。どうでもよい人なら、なにをいおうと無視してしまえばよい。この人は大事な人だ。だから、意見の違いを調整しておきたい。こうした思いが発展して喧嘩になるのではないだろうか。
  • どんな困難なトラブルでも、一生解決できないトラブルはない。誰だって、いつかはトラブルから抜け出す。新たな天地に立っている自分に気づく。「トラブルが解決できなかった時は、解決不能を答えに次へ進もう。」
  • 最近あなたはテレビのニュースやドラマなどを見て、思わず涙したことがあるだろうか。「ない」という人は要注意だ。EQの低下が考えられるからである。できるだけあちこち出かけ、いろんなな人に会い、様々なことに触れ、EQを磨き上げよう。
  • イギリスでは家庭の中でもものを頼むときはプリーズを、何かをしてもらったらサンキュウを言うようにしつけていると聞く…Thank you . Please. Excuse me.がジェントルマンシップを象徴する言葉だといわれている。
  • 「相手をほめると自分も元気になる。ほめる習慣はプラス発想の習慣なんだ。」「体に悪いことを人生から差し引くより、体にいいことを人生にプラスしよう。
  • 「ストレスをなくすには、リラックスを増やすことだ。」STRESSでストレスをやっつける。S:Sports、T:Travel、R:Recreation、E:Eat、S:Sleep、S:Smile。

昨日の9月17日(金)のつぶやきは、こちら ⇒ 

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松下幸之助「一日一話」(8月1日~8月15日)

2010-09-12 00:00:37 | 

【2010/09/11 17:49:36.00, Nikon D90, 50mm F/1.4G, 50mm, F/1.4, 1/160秒, -0.3段, ISO 400】

 相変わらず松下幸之助「一日一話」を7月11日から毎日欠かさず呟いているが、その八月前半部分をまとめてみた。自分でも読み返し、再度記憶に焼き付けた。

 そして、写真は季節にぴったり庭の「秋明菊」。昨年は、9月6日には花を咲かせていたのだが、今年は遅れている。これも今年の猛暑が原因だろうか。

  1. 身をもって範を示す::
    百日の説法屁一つということわざのごとく。身をもって範を示すという気概のない指導者には、人々は決して心から従わない。これは、良く分かりま
    すね!
  2. 人間は初めから人間である::
    松下幸之助氏は人間が猿から進化したという考え方を否定。猿は最初から猿、虎は最初から虎、人間は最初から人間。人間は初めから人間とし
    ての素質、性質を与えられ自らの努力によって知識を深め、道具を作って自らの生活を高めてきた。氏の哲学ですね。
  3. 強固な精神力を::
    日蓮上人の強靭な精神力を例に上げ、そこまではいかなくともせめて自分の仕事に一つの使命感を感じこれに情熱を傾けて精進する積極的な自主独立の精
    神を養うべし。最近自分の仕事に使命感を感じ情熱を傾けている人は少なくなったような気がします。
  4. もっと厳しく::
    松下幸之助氏は、朝から道場に通って血のにじむような稽古をした昔の武士、丁稚奉公で鍛えられた昔の商人を例に挙げ、修行の重要性を説いている。「厳
    しい修行が人を鍛え、その真価を発揮させる上に役立ったと思う。それは今日にも通用することであろう。」→同感。
  5. 政府を助ける心がまえ::
    政府に頼りすぎてはならない。むしろ国民の方から政府を助け、社会の進展に寄与していく。そういう心構えをお互いに持つことが肝要。最近、ち
    ょっと弱点を見つけると批判ばかりするマスコミにへきへきとしているが皆さんはいかが思います?
  6. 自分をほめる心境::
    毎日の仕事の中で自分で自分を褒めてあげたいという心境になる日を一日でも多く持ちたい、そういう日を積み重ねたいものだと思います。それを実践
    したからこそ我々が知る松下幸之助さんになったのですね。さすが!
  7. 利益が先か地盤が先か::
    10年以上自分のビジネスの損益に責任を持って管理職をやってきたが、徹底してやってきたのは「赤字を絶対出さず地盤を固める」であったが、さ
    て松下幸之助さんは?と思って読み進めると、全く同じ。安心した。
  8. 素直にありがたさを認める::
    今の自分があるのは決して自分一人の力でこうなったとうぬぼれてはならない。周囲の人々のお陰であることを肝に銘じ、自分もこれに相応し
    た働きをしていくことが大切。これ、基本ですが、時々忘れてしまうことがある。私自身も要注意!
  9. 相談調が大事::
    部下に仕事をしてもらう場合、命令調では本当にいい知恵、力強い姿は生まれてきにくい。部下達の意見を聞いて取り入れていく相談調なら自分の仕事と捉えて熱心に取り組むようになる。私が弱い部分だ。Open question 課題だ。
  10. 欲望は生命力の発現::
    人間の欲望というのは決して悪の根源ではなく、生命力の表れである。つまり欲望それ自体は善でも悪でもなく、それをいかに善に用いるかというこ
    とこそ大事である。
  11. 小便が赤くなるまで::
    「小便に血が混じって赤くなるまで努力せよ」と氏が小僧時代に店のご主人に聞かされたらしい。これは商人だけに当てはまることではなく何にでも
    当てはまる。苦しみを経ずして成功しようとするのは虫がよすぎる。私はまだ苦しみが足りないらしい。
  12. 笑顔の景品を::
    少しでも多くのお客様の関心を引くためにお店や商店街が知恵を絞って景品付き販売をしているが、お客様にお付けする景品のうちで最も重要なものは「親
    切な笑顔」である。「徳をもって報いる方策」で臨んでこそお客様に喜んでいただけるものだ。
  13. 投資をしているか::
    自分の知恵で投資するか、時間で投資するか、なんらかの形で投資するという面が自分の成長の為に必要である。それくらいのことを考えてこそ、一人
    前の社員と言えるのだと松下幸之助氏は仰っておられます。これは皆、やっているよね!
  14. 電話で仕事をする::
    自分の目で直接見ることによって、より大きな成果を得られる場合もあるだろうが、電話で十分事足りる場合も結構あるはず。松下幸之助氏の合理的な
    一面が見られる話だ。私は部下達にメールだけで済ますな、必ず電話でも一言添えよと指導中。
  15. 平和の価値を見直す::
    平和が空気や水のように自然に存在すると思っている昨今の風潮は危険だ。平和は人間の自覚と努力によってはじめて実現され、維持されるもの。国
    民として何をなすべきか考えあいたい。終戦記念日らしい、日本人として頭に叩き込んでおきたい話である。

昨日の9月11日(土)のつぶやきは、こちら ⇒ 1, 2.

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7月の松下幸之助一日一話

2010-08-28 11:31:36 | 

【2010/08/22 18:59:39.00, Nikon D90, VR 18-200mm F/3.5-5.6G, 80mm, F/5, 1/25秒, 0段、ISO3200

 8月も終わろうとしているがまだまだ暑い、暑いときにはかき氷が一番ということで写真は夏の風物詩。このマシン、懐かしいですね。

 さて、今日のテーマは、7月12日に紹介した「松下幸之助一日一話」のその後。7月11日から一日一話ずつtwitterで呟くことにして早くも一ヵ月半。未だ続いているのには我ながら感心している。そこで、まずは、7月分(7月11日~7月31日)をまとめてご紹介。参考にしてくださいませ。自分でも、もう一度読み返そう。。。。

  1. 礼儀作法は潤滑油::
     潤滑油というからには、心に思っているだけでなく、相手に伝わるように形にも表すべしというのがポイント。
  2. みずからをつかむ::
     人は一人一人違った個性を持ち、その個性を大切にして日々発展させて人生に生かすべし。それは苦しみを乗り越えて喜びを生む。
  3. 世論を超える::
     平常時は世論を大切に、非常の場合には大切にしつつもあえてそれに反してもより正しいことを行うべし。それが指導者としての心得。
  4. 資本の暴力::
     自社製品の市場専有力を高めるために、大企業が損を覚悟で売るのは暴力と同じ。資本による横暴も一つの罪悪と見て厳しく自戒すべし。
  5. ありがたいお得意さん::
     褒めてくれて買って下さるお得意さんばかりでなく、厳しいお得意さんも、またありがたいお得意さんである。
  6. 仕事は無限にある::
     不景気で仕事がないと言うけれど今後百年を考えれば建物、橋、道路などはほとんど作り替える必要がある。ものの見方を変えれば仕事は無限にある。
  7. 自他相愛の精神::
     争いは自他相愛の精神があれば起こらないはずなのに未だ絶えない。個人間の争いも同様。人間とはなかなか進歩しないものである。争いは自らをを傷つけるということを身を持って知り人類に平和をもたらすために力を合わせよう。分かっちゃいるが。。。
  8. 公事のために人を使う::
     私的な感情や利害で人を使ったり、処遇したりしてはいけない。常に社会のため企業の使命を考え、何が正しいかを常に考えつつ人を使うように心がけねばならない。私的な感情、利害で人を動かしては駄目よ!
  9. 会社の病気の早期発見::
     どんなに順調に発展している会社でも自己診断を怠るな。会社の病気は癌と同じ。小さな悪化の早期発見が重要。
  10. 仕事の上手に::
     日々、みずからの仕事の成果を検討することに努めれば、仕事の名人まではいかずとも仕事の上手にはなれるはず。10割(名人)でなくて、8割(上手)でいいというのがいい。何事も日々の精進とその確認が重要ですね! そして継続は力。
  11. 世間は神の如きもの::
     事業が大きくなって複雑化して問題が起こったときの対処策は、世間の評価を大切にすること。正しい仕事をしていれば悩みなし。悩みがあれば自分のやり方を変える。世間の見方は正しい。だから正しい世間と共に仕事をしていこうと思ったのは、松下幸之助さん。
  12. フグの毒でも::
     フグの毒を発見してフグを食べるのを一切止めるような愚かなことはするな。ちょっとした欠陥よりもメリットを見極めよ的な教え。
  13. 末座の人の声を聞く::
     一番若輩といわれるような人からも意見が出るような空気、雰囲気をつくる。かつ、その意見を喜んで聞く素直さが長たるものの心得。そのような素養がなければ、その会社は傾くよ。
  14. 利害を超える::
     利害を超越した態度、振る舞いには心を動かされる。これもまた人間としての一つの姿である。松下幸之助の一日一話より。簡単には出来ませんが、必死な時にはこんな振る舞いができるかもしれませんね。
  15. 三回ダメを押す::
     新しい仕事をする時は特に注意。松下幸之助さんは、上長への承認を例にあげているが、SEとしてはお客様に対しても同様である。私は部下に対し、お客様のことを考え、少し弱点が有る場合は特に本当にこれでいいですねとしつこく確認するように指導している。
  16. 経営にも素直な心が::
     成功する経営者と失敗する経営者との違いは私心にとらわれず公の心でものを見ることが出来るかだそうだ。私の場合は例えば仕事を出世のような私的欲望の観点で捉える余裕もなくそのレベルにもない。日々の仕事を上位の視点で真面目にやるしかない。
  17. 人間の幸せのための政治::
     これは言わずもがな。
  18. 降格は公の心で::
     例えば私のような部長が適任でない場合どうするかということ。個人の感情でなかなか降格させられないということは避けるべきであり、公の心で対処せよとの教え。今の世の中、感情に左右されては経営はできないので、すぱすぱやられます。心配なし。
  19. 力の限度にあった仕事を::
     人によって使える人の人数は異なる。自分の能力を知り、自己の適正、力の限度にあった仕事をせよとの教え。最近、多くの人を使えない、使いたがらない部下達が多いのは気がかり。能力と適正をもっと磨いて沢山の人が使えるようになって欲しい。
  20. 声をかけるサービス::
     故障や不満の無い中で商品の具合を声を掛けて聞くサービスは重要。この様なサービスでお客様が喜んでくれれば商人になった喜びを感じ、かつ貴さが自覚できるというもの。
  21. 自分自身への説得::
     説得は他人ばかりでなく自分にもすべきもの。自分の心を励ますとき、心を抑えるときに必要となる。松下幸之助さんは、自分は運が強いといつも自分に言い聞かせていたそうだ。自分も洗脳できればその志は現実になるということですね。

昨日の8月27日(誕生日)のつぶやきは、こちら ⇒ 

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松下幸之助「一日一話」

2010-07-12 03:55:39 | 

【2010/07/11 17:29:04.00, Nikon D90, 35mm F/2D, 35mm, F/2, 1/80秒, -0.7段, ISO 200】

 故松下幸之助さんの著書「指導者の条件」は、以前紹介したが、今回は、「一日一話。」

 近所のサークルKで晩酌のビールを買うついでに久しぶりに雑誌コーナに立ち寄ったらこの本を見つけ衝動買い。これから365日、毎日一話ずつtwitterで呟いて自分の記憶にとどめようと思う。

 No.1(7月11日)は「礼儀作法は潤滑油。」 潤滑油というからには、心に思っているだけでなく、相手に伝わるように形にも表すべしというのがポイント。さていつまで続くかお楽しみに。http://twitter.com/tisonishiを毎日ご覧下さい。

 さて、選挙は民主が大幅に議席を減らして、益々政局が混迷。日本が心配。そして、FIFAワールドカップ決勝オランダ対スペインは、前半24分が経過し、0対0。私は、日本と戦ったオランダを応援!

昨日の7月11日(日)のつぶやきは、こちら ⇒ 

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官僚たちの夏

2009-11-16 00:02:13 | 

【2009/11/14 11:48:19.00, Nikon D90, 35mm F/2D, 35mm, F/2, 1/320秒, -0.7段, ISO 200

 「夢をかなえるゾウ」と並行して呼んでいた城山三郎著「官僚たちの夏」をやっと読み終えた。この本を読み始めたきっかけは、7月から9月までTBSで放送されていた同名テレビドラマである。テレビでは、キャリア官僚がわざわざ企業の工場に出向き、現場の人間とコミュニケーションするというあり得ない設定や、国民車構想のような原作にない設定はあったものの、時代背景や当時の日本人の暮らしぶりなどが映像で表現され、娯楽番組としては分かりやすくて面白かった。ということで原作vsテレビドラマは、テレビドラマの勝ち。という結論。

 話は変わるが、ニュースを賑わせている「事業仕分け」であるが、あれはいい。役人、外郭団体、企業、コンサルタント、ロビイスト等で作られた無駄の多い政府の事業がバッタ、バッタと切られていくのは小気味よい。収入が支出より大幅に少ないのだから、当たり前だのクラッカー(古い!)。新しいことをやれば、問題は少なからず起こるもの。民主党、頑張れ!

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夢をかなえるゾウ

2009-11-14 20:13:52 | 

【2009/11/14 18:17:47.00, Nikon D90, 35mm F/2D, 35mm, F/2, 1/125秒, -0.7段, ISO 220

 やっと読み終えた。水野敬也(みずのけいや)著「夢をかなえるゾウ」を買ったのは、9月6日のこと。読み終えるまで2ヶ月以上掛かってしまった。人生を変えようとして何かを始めるが、全て三日坊主に終わってしまうサラリーマンが主人公。その前に突然現れたインドの神様「ガネーシャ」が次つぎに課題を与え、主人公がそれらを実践していくうちに、最後は人生を変えるといったストーリ。関西弁をしゃべるゾウの姿をしたインドの神様「ガネーシャ」がユニーク。この本自身は、昨年、話題になったようでテレビドラマ化、アニメ化もされたらしい。ガネーシャの全課題は、次の29項目。

  1. 靴をみがく
  2. コンビニでお釣りを募金する
  3. ★食事を腹八分におさえる
  4. 人が欲しがっているものを先取りする
  5. 会った人を笑わせる
  6. トイレ掃除をする
  7. まっすぐ帰宅する
  8. ☆その日頑張れた自分をホメる
  9. 一日何かをやめてみる
  10. ☆決めたことを続けるための環境を作る
  11. 毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
  12. ☆自分が一番得意なことを人に聞く
  13. 自分の苦手なことを人に聞く
  14. ☆夢を楽しく想像する
  15. ☆運が良いと口に出して言う
  16. ただでもらう
  17. ☆明日の準備をする
  18. ★身近にいる一番大事な人を喜ばせる
  19. ★誰か一人のいいところを見つけてホメる
  20. ☆人の長所を盗む
  21. 求人情報誌を見る
  22. お参りに行く
  23. 人気店に入り、人気の理由を観察する
  24. ★プレゼントをして驚かせる
  25. ★やらずに後悔していることを今日から始める
  26. ★サービスとして夢を語る
  27. ☆人の成功をサポートする
  28. 応募する
  29. 毎日、感謝する

どうです?全部で29ありますが、どれくらいできていますか?または、心がけていますか?

私の場合、できているとは言えないが、心がけていることは意外とあった。8、10、12、14、15、17、20、27がそれら。特に14は、最近意識している。

今は今一であるが、これから特に意識的にやっていきたいと思ったのは、、18、19、24、25、26。特に3は重要!

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小説「富士山頂」 新田次郎著

2009-07-11 20:07:32 | 

【2009/07/11 16:26:28.00, Nikon D90, 35mm F/2D, 35mm, F/8, 1/80秒, -0.7段, ISO 1800】

amazon.co.jpで購入した小説「富士山頂」(新田次郎著)を読み終えた。先週テレビで放映されていた石原裕次郎主演の映画「富士山頂」の原作である。映画の主人公は、三菱電機の技術者「梅原」であったが、原作の主人公は、新田次郎がモデルの気象庁測器課長「葛木」である。「葛木課長」が新田次郎だったなんて。そして「梅原」は、ほんのちょっとしか出てこない。

富士山頂の過酷さは、映画で十分理解できたが、原作では、役人とメーカのせめぎあい、メーカ通しの競争、省庁間の縄張り争い、必ずしも仕事ができてプロジェクトを成功に導いた人が出世するわけではない人事の矛盾が生々しく書かれて十分楽しめた。本書の「帯」には「山岳小説の傑作」と書かれているが、中央省庁出身の作者ならではの「国家プロジェクト小説の傑作」と言ったほうがいいかもしれない。若干時代は変わるが私もメーカの技術者として官公庁の仕事をしたことがあるので、「そうだよな!」、「そうなんだ?」と共感できる部分が多々あって楽しめた。新田次郎、いいぞ!

p.s. 文春文庫は、字が小さく老眼が進んだ私にはちょっと過酷。。。。

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amazon.co.jp

2009-07-11 16:38:44 | 

【2009/07/11 07:52:19.00, Nikon D90, 35mm F/2D, 35mm, F/2, 1/250秒, -0.7段, ISO 200】

昨日は、鎌倉のオフィスでお客様をお招きした某ウェブサイトプロジェクトの大キックオフ会議があり、その後、会社の施設で懇親会。総勢20名以上だったと記憶しているが、相当盛り上がった(と思う)。皆さん、まずは、上期のフィニッシュに向けて頑張りましょう!

そして、最近の私にしては珍しく大船の「あじたろう」で行われた2次会に参加。昔懐かしいホッピーを飲んだ。健康診断があってバリウムを飲んだせいかお腹の調子が今一だったのと、今週は連日の飲み会だったので、私はこの一杯で十分。。。。

さて、今日はというと、amazon.co.jpで注文していた本<城山三郎著官僚たちの夏、新田次郎著富士山頂、火坂雅志著天地人(地の巻):三冊で1,963円>が届いていたのでその中の一冊、「富士山頂」を読み始めた。先週末にテレビで放映された映画とドラマに触発されて書店で探したのだが、見つからなかったり売切れてしまっていたので、amazon.co.jpで購入。1,500円以上注文すると送料も無料である。何と便利な世の中になったことか。いいぞamazon!

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ネット敗北宣言

2009-05-10 16:59:25 | 

【2009/05/10 13:56:19.00, Nikon D90, 24mm F/1.8D, 24mm, F/2.8, 1/80秒, 0段, ISO 280】

昨日、amazon.co.jpで注文したカスヤーさんお勧めの「ウェブはバカと暇人のもの-現場からのネット敗北宣言(中川淳一郎著)」と「明日の広告-変化した消費者とコミュニケーションする方法(佐藤尚之著)」がもう届いたので(何と便利な世の中。。。)、約2時間ほど掛けて「ウェブはバカと。。。」を一気に読み終えた。ニュースサイトの編集をやっていた著者の経験に基づき以下の章立てでネットを論じた本。

  1. ネットのへピーユーザは、やっぱり「暇人」
  2. 現場で学んだ「ネットユーザとのつきあい方」
  3. ネットで流行るのは結局「テレビネタ」
  4. 企業はネットに期待しすぎるな
  5. ネットはあなたの人生を何も変えない

1~4までは、大衆の視点でネットのヘビーユーザの行動、それに対する企業の過度な期待を書いたもので、ほぼ同意できる内容だった。素直な感想としては、前半はすごく面白かったが、後半はちょっと面白さに欠けまあまあといった感じ。

最後に、我々の人生は、血の通ったリアルな場の占める割合が多く、かつ重要で、ネットはそういう意味でもう進化しないのだから、それに入り込まれている人は、リアルな世界に戻れとの警告で締めくくっている。

「もう少し外に出て人に会ったほうがいい。。中略。。ネットはあなたの人生を変えないから。」

特に1~2を読むと実感できる。。。。。筆者がサイトの運営で相当苦労されたのがひしひしと伝わる一冊。

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