制作の場を一年間かけて作り、おおよその設備が完成しました。
次の計画は、美術書・写真集など資料文献の充実化。
しかし、専門書は発行部数が少ないために入手が困難な事が多く
なかなか思うようには集まりません。
そんな中、私たちはヤフオクを利用して購入しています。
最近、手に入れた書籍は・・・
ジョエル・ピーター・ウィトキン作品集
ジェフ・ウォール作品集
世界芸術写真史
バーバラ・クルーガー作品集
今道子作品集
現在、落札しようとしている本は、
250部限定の有名な作家の作品集。
超レア本なので、プレミア金額となるかもしれません。
予算内で落札できればいいのですが・・・。
Yoshie
先日、長野に住む友人から信州りんごを頂きました。
段ボール箱を開けると、りっぱなりんごに驚きました。
緑のクッション材に守られた赤いりんごは
季節柄、クリスマスプレゼントに見えます!
届いてから一週間ほど経ちましたが、
日に日に、りんごの香りが濃く漂うようになってきました。
家中、りんごの香りでいっぱいです。
Yoshie
最近、見ておきたい展覧会がたくさんあります。
しかし、12月に入り用事が多くなる季節でもあります。先週は忙しさがピークに達し、知人の個展にいけなかったりしましたが、今週はこまめに時間を作って大阪・京都で開催していた9つの展覧会をまわりました。
その中で、気になった2つの展覧会について記します。
まず、ひとつ目。
京都国立近代美術館で開催している「エモーショナル・ドローイング」展。
この展覧会には16人の作品が展示されていましたが私の心の奥底を刺激したのは、辻直之さんの作品です。出品作品は木炭ドローイングでのアニメーション2作。ストーリーがシンプルなものと、めまぐるしくストーリーが展開するものとの両極端な組み合わせの2作でした。
見終わった後、はっきりしない夢を見た時に感じる頭が重い状態になりました。正体不明の感覚が心の底に植え付けられたような気分です。
この作家さんの世界観をもっと知りたくなりました。“辻直之”さん、憶えておこう。
二つ目は、滝みつるさんの個展。
展覧会のタイトルは「封印された叫び ~いのちは風化を許さない」
滝さんは社会に対してのメッセージを言葉と写真を使った作品で発表されてこられた方です。今回は平面ではおさまらず、インスタレーションとして提示した作品でした。
会場の床にはグレーに塗装された無数の空き缶が転がっています。壁に展示されている作品を見ようすると、「ガチャガチャ」と空き缶に足がぶつかり、作品鑑賞を困難な状態にさせていました。しかし、作者にとってはこの困難さは意図するところ。空き缶が転がる状態は、ある人にとっては戦争中に遭遇した無数の死体につまずきそうになる状態の再現に見えたり、また別の人にとっては阪神淡路大震災の時の再現に見えたり、「これって手榴弾?」となったりするようです。
このような違和感を感じる空間の中で壁面の作品を見ると、撮影された写真(モチーフ)にも違和感を感じます。戦争遺跡の写真をベースに加工された画面は、「過去の時空」と「現在の時空」が混在した空間を作り出しているように感じました。
壁面には谷川俊太郎の文章がありました。
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「死んだ男の
残したものは」
・・・・
死んだ彼らの
残したものは
生きている私
生きているあなた
他に誰も
残っていない
他に誰も
残っていない
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Yoshie
学校での授業のことです。
暗室作業時に使用する講義室には細長~い黒板があります。
連絡事項を書く時は、なんとなく黒板の幅にあわせて書いていました。
この前、ある学生が
「カメラ目線で黒板書きしてもらえると助かるんだけど・・・」と、言うのです。
その学生は分割して黒板を携帯電話のカメラで撮影していたのです。
連絡事項をノートにメモをするのではなく、カメラでメモを撮ってるんですね。
1カットで撮影できるレイアウトで書いて欲しいということなんだと気付きました。
あらためて学生の行動を観察すると、半数くらいの人がカメラでメモしていました。
カメラは筆記用具として機能するんですねぇ。
・・・と、いうわけで今週はカメラ目線で縦横比を考えて板書しました。
(いつもより筆圧を強くして書いたら、ぎこちない文字になってしまった。)
ご覧の通り次週は試験週間。
写真の授業は筆記試験はなく作品プレゼン&合評です。
Yoshie
クリスマスシーズン到来!
最近は青色発光ダイオードによる
ブルーのイルミネーションが目に付くようになりました。
神秘的な印象で素敵ですが・・・
ひとむかし前は、暖色のイルミネーションだったはず。
私としてはクリスマスシーズンは
心が温まる暖色系の光に包まれていたいです。
それって、昭和のクリスマス?
Yoshie