先日
雪景色を通過して
日帰り小旅行に出かけました。
行き先は
愛知県一宮市にある
一宮市三岸節子記念美術館
私は高校生の頃から
三岸節子さんの絵がとても好きでした。
この美術館は1998年にオープン。
開館を知った時から
ずっと訪れたいと思い続けて、はや15年。
この方が三岸節子さん。
私が最も好きな絵は
コチラ
↓
司馬遼太郎さんの著書「微光のなかの宇宙」に
三岸節子についての記述があります。
ちなみに旦那さんは三岸好太郎。
北海道に北海道立三岸好太郎美術館があります。
しかし
ここまで書きながら
実は
今回の訪問の目的は
津上みゆき展
夫・Takayukiと津上さんとは
昔から、ご縁があり
いつも展示の際には案内状をいただきます。
ここ十数年にわたって
彼女の表現世界を見続けるなか
毎回
絵から押し寄せてくる
豊かな感情の波を楽しみます。
今回は美術館での個展という事で
大型のシリーズを
ゆったりとした空間で拝見できました。
津上さんの他の展示記事
*
展示会場を一巡したところで
このようなコーナーに気付きました。
「ほぼ津上さんペーパー」
???
なんとも妙なネーミングに興味を持ちました。
ここは
光や風、温度、音、時間の流れなど
目には見えないものに耳をすまして描く
津上さんの制作法を踏まえた描き方を体験するコーナーです。
ここで描いても、持ち帰って描いてもOKです。
と
表示されていたので私はこの場で描く事にしました。
見えないものを描く体験と理解していながらも
展示会場なので
作業机の右側に見える作品を模写しました。
色を塗り重ねるうちに
無心で手を動かす行為が心地よく
私にとっては
これって、写経と同じ?という体験となりました。
仕上がった成果物です。
「ほぼ津上さん」
文字通りの成果が得られ満足しました~。
記:徳永好恵
現在、徳永写真美術研究所の春・夏講座、受講受付中です。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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