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Godox V1 クリップオンフラッシュ?

2019年07月02日 | 撮影機材

 クリップオンストロボとはカメラの上に直接取り付けて使うフラッシュライトで、スナップ写真の撮影にはとても役に立ちます。これをスタジオで使う大型ストロボのように使うことができたらいいなとみんな思ったことでしょう。小さくて軽い、電池だからコードがいらない、カメラの機種に対応していれば自動で露出を調整してくれるなど、長所がたくさんあります。ライティングの状態がよくわかない、光量が小さい、電池がすぐなくなる、などの欠点はありますが、現在はデジタルカメラの高感度性能の向上、リチュウム電池の採用などで欠点は克服されつつありますし、スタジオライトのように使用するためのアッタッチメントも数多く販売されています。
 私はクリップオンをロケ先の補助光としてのみ使ってきました。ストロボをカメラから離して使う時はカメラからの赤外パルスでシンクロさせるのですが、離したストロボがカメラから見える位置にないとうまく発光せず撮影の途中で使用を断念することも度々でした。最近では受信に死角の少ない電波による制御方法が主流になってきていて、過渡期の製品として赤外パルス式のストロボに受信機を付けて電波方式にするアッタチメントも販売されていまます。私は半年ほど前にこれを購入しましたが、使ってみると、使う前にストロボを2階建てにする手間が要る、重心が高くなり安定が悪い、TTLの動作が不安定など、とても使いやすいとは言えませんでした。

 ニコンの純正品、電波制御のSB-5000の購入も検討しましたが1機、約7万円・・・2機とコマンダーで約15万円・・・。たまにしか使わない私には手が出ません。で、先に購入したGodoxの電波トリガー X1T-Nで使える機種を検討したところ、最近発売されたばかりの GodoxV1 が目にとまりました。Profoto A1のコピーだと訴えられているようでしたが製品自体の評価は悪くなく、Amazonでは数社から出品されていました。価格は29,900円でどの店舗も皆同じ。私は以前FalconEyesのLEDスポットを購入した店舗に発注しました。中国からの発送ですが10日ほどで届きました。

(V1のレポートはまた次に・・)

 

  

 


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