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このごろのコンデジ

2008年11月25日 | カメラ


Panasonic LUMIX LX3 / Vario Summicron / 24mm iA mode(ISO80 1/400sec f:3.2 )
 ライブビューでのフレーミングにはどうも抵抗があって、ファインダーのないコンパクト型デジタルカメラは今まで使ったことがなかった。よってコンパクト機種にはあまり知識がなかったが、PanasonicのカタログにLX3というモデルを発見し、24mmからの広角ズーム(35mm判相当)でF値が2.0というレンズがついているのに惹かれる。電器屋さんのカメラだけれどライカ社との共同開発のようでOEMでライカブランドでも販売されている。ナショナルには以前「ラメラ」というラジオ付きカメラがあったことを思い出す。量販店の店頭で触れてみるとなかなかに良いので買うことにしたが、そこでは購入せずに帰宅。価格を調べると、時期的な要因もあるのだろうが家電販売店とインターネット販売の値段には30%ほども差があるのに驚く。結局ネットから購入したがこんなに差があっても店頭で買う人はいるのだろうか?
 まだ使い込んではいないが、撮影条件が良ければ同等画素のデジタル一眼レフにも負けない画像が得られる。特筆すべきはかなりのワイドレンズなのに歪曲収差、色収差ともに非常に少ない。いや、少なすぎる。どうもこれはカメラ内部でデータの補正を行っているように思える。ついにレンズ設計もソフトウエアを含めて、というのが常識になったのだろう。上の写真は全てカメラまかせで撮った一枚で何の手も加えていないが、24mm相当でも周辺の垂線もきっちりと出ているし像の流れもない。コンパクトカメラでここまで表現できるのに感心。A4位までのプリントならこれで撮って納めちゃってもバレない!?


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