美術の学芸ノート

中村彝などの美術を中心に近代日本美術、印象派などの西洋美術、美術の真贋問題、個人的なつぶやきやメモなどを記します。

20190717〜21までの呟き

2019-07-21 18:23:00 | 日々の呟き
7月14日の毎日新聞より。フランスでは単に「7月14日」と呼ぶ。日本では同名の映画が「巴里祭」と訳され、季語になるまで広まった。自由平等友愛の理念と憧れは革命200周年を境にフランスでも日本でも失われているらしい、と。
 
例えば人を見る目のような「暗黙知」の軽視と、そういうものの「測定」の仕方を巡って、長谷川真理子氏が7月14日の毎日新聞に書いていた。
 
酒井邦嘉著『チョムスキーと言語脳科学』について、中村桂子氏の毎日新聞書評を読む。「脳内に語彙、音韻、読解、文法に相当する部位があり、…」
 
奥田祥子著『夫婦幻想』の新聞広告を見た。
 
荻野富士夫氏による山本宣治に関する3冊の本の、毎日新聞での紹介を読んだ。
 
井波律子著『書物の楽しみ』について、池内紀氏の新聞評を読んだ。
 
南原繁の生涯を小説で描いた村木嵐著『夏の坂道』の、伊東光晴による新聞書評を読んだ。
 
『限界病院』の著者久間十義氏の紹介記事を読んだ。
 
「国民が主体的、自発的に国策に動員される仕組み」の大規模なボランティアには要注意との新聞記事を読んだ。
 
「家族というものは…友人や恋人のように遊ぶことのできるものではない。…すでに、いつでも、ただそこにあるもので、だからときどきこうやって、見つけなければならないのだろう。」谷崎由依さんの言葉。
 
「この五大堂からの眺めがすぐれているのであろうか。いや、そうではあるまい。恩讐の情を去った心に、ようやくありのままの景色が見えたのだ。」『流人道中記』312より
 
暗号資産リブラが話題だが、かつて読んだ『エンデの遺言 根源からお金を問うこと』は面白かったな。
 
ラウシュ『ハピネス カーブ』の山崎正和による今日の毎日新聞書評を読んだ。「幸福の度合いは年齢に応じて同じU字型の曲線を描き、40歳代から50歳代が最も幸福度が低い…」「青春期の奮闘のわりに現在の収穫が乏しく、しかも一家を成したため、その不満を誰にも語れない」…
 
宮坂静生『俳句必携 1000句を楽しむ』の小島ゆかり氏の書評を読んだ。「何が面白いか。いかに生きるかなど、人間のことなど問題にしていないからだ。…ふだん人はもやもやして、自分の気持ちのあり方にとらわれている。修練を積むと、もやもやが吹っ切れて、見る対象のことだけに精神が統一される。」
 
承前「写生とは気持ちの切り替えを自在にする訓練のことだ。宝生流能役者の家に生まれた作者の作」。「萍(うきくさ)に亀乗りかけてやめにけり」(松本たかし)の句について、宮坂静生『俳句必携』より。今日の毎日新聞小島ゆかり氏の書評から
 
今日の毎日新聞、『俳句必携』の小島ゆかり氏の書評を読む。ここに出てくる「地貌季語」の言葉、これは、芭蕉など伝統俳句の理解にも繋がる。というか、そういう伝統的な俳句への一つの回帰だし、再解釈でもあると思う。
 
今日の毎日新聞、#坪内稔典 氏による季語刻々を読む。#山本純子 さんの朝市の句と「水たまり」の詩を紹介したもの。「それも夏野菜みたい」という坪内氏の批評眼。「空に落ちなくて よかった」という詩の紹介が印象に残った。
 
池田彌三郎「日本の旅人 在原業平」の毎日新聞評読む。
 
「人は幸福を語らなくなって、代わりに所得や健康、家や車、子供の成績といった価値基準で人生を測るようになった。特に健康は重視され、…数値が人生の努力目標に化した」と思っていたら、と山崎正和氏。今日の毎日新聞書評、ラウシュ著『#ハッピネスカーブ』
 
本の広告からのメモ齋藤亜矢『ルビンの壺』若松英輔、『『こころ』異聞』
 
森まゆみさんの団子坂、藪下坂の毎日新聞記事を読んだ。後日、ネット検索で確認してみよう。
 
イアン・カーショー氏の毎日新聞記事を興味深く読む。「欧州人」の意識築けず…
 
ビル エモット氏による「香港デモ対応に見る中国」の毎日新聞記事を読む。
コメント
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