THE KING OF TORTS(JOHN GRISHAM)

AMAZONの書評でも、評価が分かれていた。

安給料の公選弁護人の主人公が、動機なき
殺人事件の弁護人を引き受ける。

しかし、実は、薬害の影響によるもので、正体
不明の男から、集合代表訴訟をして、大金をつ
かめるチャンスをオファーされる。

そして、大成功をおさめ、次の話もまとめて、
THE KING OF TORTS（不法行為の王様）と呼ばれる
ようになる。

自家用ジェットに乗れたり、美しいモデルを彼女に
持ちながら、満たされていないことに気がつく。

元彼女の結婚式に、美しいモデルの彼女と一緒に、
乗り込んだり、いつまでも待っていると言ったり、
女々しいまでの行動をする。

さすが、弁護士の資格をもつグレシャムである。米国
の欠陥品をめぐる集合代表訴訟の中で、大金をかせぐ、
仕組みを知ることができた。

一方、ファーム、ストリートロイヤー、クライアント
で見せたグレシャム小説の面白さ、素直な面白さ
に届かないもどかしさのようなものも感じた。


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