やっと、『黒部の山賊』を読むことができた。
多分、何かの書評で、この書を知ったのだろうが、
表紙のイラストと題名から、興味を持っていた。
終戦直後、登山中の学生が、復員兵に撲殺され
食料を奪われる事件があった。
そんなこともあって、黒部周辺を根城にする山賊が
いるという噂が流れた。
著者は、山小屋経営に乗り出そうとしていたが、
ちょうど、購入した山小屋に、その山賊たちが
住んでいたのだ。
その山賊たちと、山小屋を再建して奇妙な生活を
するようになるのだ。
何とも、実話とは、思えないような不思議な話なのだ。
いろいろ、面白い話が混ざっており楽しく読めた。
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