ヘミングウェイの「老人と海」を読んでみた。
ヘミングウエイと言えば、学生の頃、「誰がために鐘が鳴る」など
を読んで以来となる。
何故、今、ということだが、前から読んでみたかったが、
読みそびれていたとしか答えようがない。
子供の時から、海洋もの、ロビンソン・クルーソーとか、
十五少年漂流記とかが大好きで、今でも、漂流ものは
読んだりしていた。
英語版で読もうかどうか迷ってもいたが、今回は、
とりあえず、中山義之氏訳の翻訳版を読んでみた。
中々、味わい深いというか、老漁師の悪戦苦闘の数日が
描かれた本書に、何を感じるかは、読み手次第と
あとがきに書かれていた。
決してあきらめない心なのか、少年との友情なのか、
人生の生き様なのか、人生とはこうしたものという
諦め感なのか、自然の厳しさなのか、一言では
言えないが、魅力のある作品であることに異論はない。
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