ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

天国までの百マイル(浅田次郎)

2023年10月23日 | 雑記

浅田次郎「天国までの百マイル」を読んだ。

心臓病を患う母の命を救うため、天才的な心臓外科医の
いる病院まで、母を車で運ぶ破天荒な末っ子の物語だ。

映画やテレビにもなった作品だ。

親子の絆、男女の悲しい恋模様を描いた感動の傑作と
背表紙にあるが、その通りだと思う。

今、何故か、この作品を読んでみたく思った。

ちょっと、幸せの黄色いハンカチを連想させるロード
ムービー的な作品だ。

ピーターポール&マリーの500マイルの歌詞が重要な
役回りになっている。昔、ギターを覚えたての頃、
よく歌っていたが、あらためて、歌詞の意味を
確認してしまった。

素晴らしい作品に感動したのだが、あまりに、
いろいろな思いが込められており、また、自分の
今の心境から、言葉で表すのが難しい。

 

 


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