ましログ

日常と好きなものと母の自宅介護の極私的記録

さらばロンドン

2014-12-29 03:21:47 | ロンドン 旅行
「ロンドン滞在記26」



空港へ向かう際、少し寄り道をして
ANAヨーロッパのロンドン支店に立ち寄りました。

ツアーでのあれやこれや
助けて頂いた日本人スタッフの方に挨拶。
ハイアットホテルのガス爆発の事故証明など
今後の事を話し
無事帰路につきました。


しきりに

「これに懲りずにまたロンドンへ」

とスタッフの方は言っておられました。

「もちろん!次は大人で優雅な旅をしに来るぜ」

と胸に誓いました。



日本人スタッフの方は
15年程ロンドンに滞在しているとの事。

言葉も流儀も何から何まで違う異国文化。
観光旅行とは比較にならない程大変な
仕事をしているスタッフさんの凄さ。

少し理解できるくらいには
経験値を上げることができたかな。
否、できていればなあと
そんな事を思いました。



タクシーにてヒースロー空港へ。

降りる際、
アクシデントならぬ
最早楽しみにしてるのではないかという
ちょっとした事件。

「領収証ください」
「(無言でカキカキ)」

女性ドライバーから手渡された領収証は
解読不可能な、汚いにも程がある文字www
おいおい、最後まで突っ込みどころ満載だな。
まあいいか、と

「あ、おつり結構です」
「え?」
「どうぞ。キープ、ざ、ちぇーんじ」
「マジ?あ、ちょっとお兄ちゃん待って。その領収証、書き直すわ」

待て待て待て、待てーい!
書きなおされた領収証…超キレイ。
読めますw
チップをはずまんと、領収証に悪意を込めるって(- -;)
人間ができとらん!
はあ。
ちょっと露骨すぎてオモロイけどさ。


悪意にやられていた旅の始めとは違い
面白いと感じるようになったのは
はたして成長と呼べるのでしょうか?www
まあ、タフに成らざるを得ない
もう後は日本へ帰るだけやし
と、いった所でしょうか。


出国審査は入国の時ほど
難しいことはなくスンナリ。
事前に聞いていた通り
とは言いつつも
靴もコートも脱がなきゃいけなくて
審査の厳しさは
英国の方が上でした。



お土産を買い足し
ゆっくりお茶をして
定刻を少し過ぎ
飛行機は出発いたしました。



さらばロンドン!


ベリーハードモードのゲームを終えたような
そんな気分。

ANA機内の日本人と日本語説明に
やっとこさ精神が弛緩した
弟と私。

が、

今回の旅にして最大の事件が待っていようとは。
もう何も心配する必要がない。
だって日本の飛行機だもの。
え?
飛行機のトラブル?
ちがう。
病気?
ケガ?
ガス爆発よりもすごい事件?
なんだそれは?
はたして
その事件とは…



……
………
…………兄弟喧嘩w


最後の最後に何やっとんねん!です。マジで。
そうなんです。
絶賛喧嘩…
というか
ガチ喧嘩をしてしまいましたwww

機内でヒトっコトも口を聞かず
二人とも映画見続けるだけ。
羽田着後も黙りこくって税関通って外へ。
最後に微妙な顔で一応握手。
「じゃあ」
別れはそれだけwww

いや全く何をしとったんや、です。
成長できたなんて大嘘。
タフでも何でもなく
二人共たいへんに無理を重ねて疲れまくってたのね、と。
これを書いてる今だから言えるのですがw
ただただ反省。

お互い精一杯やったし
言いたい事ぶちまけて
膿を出しきって遺恨を残さず
旅を終えられたから
いいじゃないか!いいじゃないか!

電話で無事仲直りを終え
心残りのサッカー観戦へ向け
イタリア旅行の資金を貯めなければ
なんてことを計画しております。


再び父と二人
母の介護生活が始まりましたが、
この旅の経験は
自分におおらかな気を持つ大切さを
教えてくれたように思います。

立てた計画必ず崩れる
それもまた
計算の内…フッ


余裕を持ちたい2014年も年の瀬。

感謝と共に。
よいお年を。



おわり。



風のその先へ
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« イングランドな三角関係♥ | トップ | ロンドン滞在記・早見表 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ロンドン 旅行」カテゴリの最新記事