福岡市博多区から
ナンバーガールが京都にやってきた
本当かどうか確かめに
京都音楽博覧会に参戦
転換の間に
それまでなんとかもっていた曇り空から
大粒の雨が降ってきた
開始時間より少し早くに
This is 向井が
SEもなしに
アンプの横に鎮座する
わらわらと
田渕ひさ子や45才の中尾
アヒトもやってきて
いつのまにかCDやDVDでしか
聴いたことのなかった４人の音が響く
雨降ってきて、なんかすいません
向井が観客に言葉をかけた一瞬あと
鉄風が吹いた
タッチ
ZEGENと続き
雨脚も強まる
そして自然と
大合唱になったomoide
私の頭の中に生音がはじめて鳴った
ヤングガールは17才うんちゃらのMCと
少し噛みながら言い直したその娘は透明少女
そして日常に生きて
tatooアリ
最後のMCでは
再結成の報の２分後に
ドクトル・キシーダから
オファーがあったらしい事を告げた
その頃には雨もすっかり止んで
いつのまにか青空が見えた
レインコートのフードをおろし
あの娘の本当を
いまだ俺は知らない事を思い知った
ナンバーガールを聴くと
青くさいあの頃の事が蘇る
４人はそのままに
いやそのままだけではなく
経験に裏打ちされた
貫禄を見た
年取るのも悪くない
とかなんとか
使い古されても
オリジナリティが一切出なくても
どうしても使いたくなる
向井の歌詞世界的な文章
再結成めでたい
乾杯！！！
は、
言わなかったなあw
代わりに
公園横の水族館の野外ショーの席に向かって
向井がビッと指差してた
