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日常と好きなものと母の自宅介護の極私的記録

しんどくさい…

2014-12-24 00:12:32 | ロンドン 旅行
「ロンドン滞在記21」


ハイアット・リージェンシーホテルから
例のガス爆発で移ったホテル

The Stafford London

旅の後半滞在したこの
「スタッフォード・ロンドン・ホテル」について少し。


因縁のハイアットは
アメリカン・スタイルのホテルだったので
我々日本人が想像する
よくあるシティホテル、ビジネスホテル形式。
これはこれで勝手知ったる雰囲気で
よかったのですが…

移り変わったスタッフォードは
初めて経験する
ヨーロッパ・スタイルのホテルで
実はこれ
大変嬉しい誤算でした。



外観も赤レンガ調。
ロンドンの町並みに
威厳ある佇まいで溶け込んでおります。


ハイアットはでかいホテルなので
ベルボーイやフロントマンと目を合わす事なく
コミュニケーションはほとんどなかったのですが、
スタッフォードは
必ずドアマンがドアを開けてくれ、
「ハイ!」とか
「あふたぬ~ん!」等と
笑顔でやり取りする事が多かったです。
なんだか特別な気分。
これぞヨーロピアンと
観光客気分丸出し。


入口は小じんまりと整えられており
フロント受付を通って、
レストランを抜けると
裏口というか
中庭に通じております。
一旦外に出るのですね。

中庭を出てから
滞在部屋に行くのですが、
一部屋一部屋外に面しているので
喫煙者にはこれ幸い。
ドアを開けるとすぐ一服ができるのが
大変ありがたい。

なんたって英国では
室内全面禁煙ですから。
寝る前に一服しようものなら…
察しがつくでしょうw




ダブルベッドになってしまった点を覗いて
部屋の内装は贅沢な作りで最高!
ハイアットより数倍広く、
綺麗だし
快適だし
ヨーロピア~ンだし
ずっと引きこもっていてもいいくらい。

ドアを開けると
石畳と整えられたガーデニング
レンガ調の建築ごしに
ロンドンの曇天 or 雨空を眺めながら
リフレッシュできる!ってなもんです。



日本人の滞在者には向き不向きもある
ヨーロッパ式の格式の高さと聞いておりましたが、
(悲しい話、人種の違いで部屋をわけられる差別なんかもあると聞きます)
ハイアットが宿泊費を持ってくれたからか
こちらのホテルでのアクシデントは一切なく
無事最終日まで快適に過ごせました。


快適すぎて
最終日は昼まで寝てしまい
ルームメイキングのスタッフさんに
「君ら、今日何時に掃除したらええのん?」と
聞かれる始末。

英語に不慣れな者にも
英国流を強いてくる忙しい街ロンドンに
疲労困憊の我々でしたが、
この国の優しさにも少し触れさせてもらえたような気がします。


あ、そうそう。

ある日、部屋で靴を脱ぎながら、
弟と明日の予定を話している際
「あー、しんどい」
「あー、めんどくさい」
この2つの感情が入り混じり
言葉を発した結果

「しんどくさい」

という、新たな日本語を発明しましたw

何それ?極限状態すぎるわwww
と二人で爆笑。

新語発明できたのも
スタッフォードのリラクシンな雰囲気のおかげwww

感謝。



つづく

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