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日常と好きなものと母の自宅介護の極私的記録

100club を初体験

2014-12-08 00:20:31 | ロンドン 旅行
「ロンドン滞在記05」

目的のブツ、ならぬブーツも手にいれ
レコードやお土産なども買い
パブ初体験の後に待っていた
巨人からの攻撃。

さすがに疲れて
荷物を置きにホテルへ一旦帰宅。

気を取り直して今宵は
ロンドンにて
初めて
ライブハウスに向かいました。


イギリスではライブハウスの事をVenue(ヴェニュー)
ライブではなくGig(ギグ)
と言うんだそうです。


演目内容、出演バンドを選べるほど日程に余裕がなかったため、
行きたい「場所重視」で選びました。

その中でも100clubは
私の大好きな「ミッシェル・ガン・エレファント」が
ライブ、、、おっと失礼、、、 GIG をやった場所としても有名です。
(「アウト・ブルーズ」のPVなんかにも使われております)






店内に入ると赤い壁が目に飛び込んできます。
ステージの後ろに掲げられた大きな「100」の文字。
後ろの壁には過去の名バンド達の演奏写真が掲げられ
左右それぞれにバーカウンターがあります。
よく飲むのだ英国紳士は。

新宿ロフトのような
バンドマン憧れの地として
古巣でありながら
今尚、音楽と共に進化し続ける
そんな歴史の重みをさり気なく感じさせる佇まい。

とまあ無理くりひねり出した
稚拙な絶賛コメントは置いといて
我々がよく足を運ぶ
日本のライブハウスの雰囲気と変わりなく
異国であるのを忘れてしまうくらい
物凄い安心感がありました。


結構往年のバンドが出る日だったようで
Vic Godard and Subway Sectがメインアクトでした。


一発目はスウィンギンなロックンロールで
超絶ファットおじさんが
汗ビーチャビーチャで声嗄らしてシャウトをかまし
バックもしっかりタイトに決まって、かなり気に入りました。
何てバンドかはわかりませんw

メイン前は
「私達はパンクバンドです」とのMCで始まった
女性3人のコーラスグループ。
楽器はなく、3人の美しいハーモニーにのせて
「I Fought The Law」を朗々と歌い上げておりました。
た、確かにパンクだ。


お客さんも年を重ねた大人達が多く、
ゴリゴリのパンク・ファッションに身を包んだ中年の女性。
演奏者のコールにスクリーミングで答える中年の女性。
なんだか中年の女性ばかりに思われそうですが、
おっさんはおっさんらしく酔っ払っておりました。
音楽と共に落ち着いた夜のひととき。




お土産に
100clubのコンバースを買って帰り
(靴ばっかり買うて、、と言われそうですが、ええその通りです)
今日会った巨人の事などすっかり忘れましたとさ。

音楽は悪意を溶かすぜ。


つづく。


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