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アルバート・ホール にて歌謡ショー

2014-12-23 00:11:24 | ロンドン 旅行
「ロンドン滞在記20」

予定を詰めに詰め込んだこの日
最後のイベント。
ビートルズや、ジミヘンなんかも演奏した事で有名な
ロイヤル・アルバート・ホールに行ってきました。




円形のホールで
外観もさることながら
内部は本当に美しい。

オペラハウスとは違って
気軽に皆が音楽を楽しむ場所として
また日本の武道館のような
演奏者にとってはひとつの夢
そんな場所なのかなあと
訪れる事ができた感慨にふけっておりました。






オーケストラが聞きたい!ということで
選んだ演目は…
というか、日程的に演目は重視できずに
行ってみたい「場所重視」でこの日も選んだものですから
どんな内容なのかは事前にわからず。

オーケストラって書いてあるし
クラシック聞けるんちゃうの?
たぶん、、、、
という感じだったもので
始まってみたら少々面食らいました。


客層は
ご老人の夫婦がほとんど。
若者はほとんどおらず。



確かに
オーケストレーションの演奏ではありましたが、
クラシックでは全くございやせんでした。

ハリウッドの映画音楽を
豪華なオーケストラの生演奏と歌でお送りする
NHK夜のヒットパレードならぬ
BBC夜のヒットパレードでした。


まあ、アルバート・ホールに来れたし
いうてもプロの演奏者の完璧な演奏だし
演目にこだわるのは
またゆっくりこれた時に、、、と
雰囲気を楽しみました。


オペラハウスの
肩身の狭い
物音ひとつたてるな!感とは真逆の
開放感あふれる雰囲気。
お客さんの心から楽しもうの姿勢に
ヒットパレードやるじゃん
とほっこり。


開演前に、前の席についた紳士が
「わし体が大きいから、君が演目を見れなくならんよう小さくなってるから、許してや」
なんて一声かけて座られまして
ジェントルだなあ、ビッグ紳士よ。
と、これまたほっこり。

幕間になり、再び
「大丈夫やった?見れたかい?楽しんでる?」
どこまでジェントルなのよ、ビッグ紳士。


最後まで楽しみたかったのですが、
この日のいいから詰め込みまくったスケジュールで
疲労困憊の我々。
幕間の間に
ハーゲンダッツのバニラアイスとサンドイッチを喰らって
帰路についたのであります。

「楽しんでるけど、もう帰らなアカンねん。いい夜を」
とビッグ紳士に言えなかったのが悔やまれる。

ごめん。
ビッグ紳士。


つづく。


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