ましログ

日常と好きなものと母の自宅介護の極私的記録

Nowhere to go

2018-12-31 21:11:51 | 日記
覚悟
言い訳をしない
結果責任
日々の積み重ね
努力はできない
考える
自分を変えていく

母の介護を始めてから何度もくじけそうになる自分に言い聞かせてきた言葉。

当たり前の事だが
大人をやるのは難しい。

自分のケツをふくのは自分のはずが
思った以上に人は迷惑をかける生き物らしい。
他人の自らを顧みない悪癖に
振り回された一年が終わろうとしている。
人間は度し難い。
低きへ低きへの流れに巻きこまれまいと
必死でもがいたことだけは確かだ。
まだ結果は出ていない。
まだなんとか生きてる。

救いを求めるフリして、否定を重ねるのはやめよう。
占い師の戯言におびえて、不幸を待ちわびるのはやめよう。

神の許しはいらぬ
かかってこい
私には想像する力とブルースがある。


よいお年を。
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Quadrophenia

2018-12-25 08:35:32 | 日記
介護をし始めてから
季節ごとの節目というやつが
わずらわしくてしょうがない。

お盆とか年末とかゴールデンウイークやら
人々が祝祭に興じている時期には
介護サービスが停止して
普段よりも疲れる。

またその疲れが悪い方向にでて
気分の上がり下がりが激しくなり
アンコントーラブルになる。
それがとても怖い。

人々が一斉に休みをとるのでなく
その人のタイミングで
休息と宴をひらくことができたら
ちょっとはギスギスせんのでは?
と思うが
それも風土というやつか
なかなか難しいのであろう。

タイミングを
自分でコントロールできないという
人生の課題は
先人たちもさぞ悩みまくったに違いない。

受け流し
たゆたう

仙人になりたいと願いつつ
寒さが増す今日この頃。

20年前に買った
アメリカ軍のデッドストックM51パーカを
押入れから引っ張り出して着てみる。

コンビニに行くと不審者扱いされるデカさで野暮ったい。
だが、それがお気に入り。
さらば青春の光やね、やっぱ。
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オアシスのアイス

2018-12-18 14:02:17 | 日記
甘いものを食べると塩辛いものが欲しくなる。
逆も然り。

チョコレートとポテトチップスの
止まらないローテーションで体重増加
なんて悩みを昔先輩と
共感半端なく語った事があった。
ちなみに先輩も私も野郎である。
心は乙女ってか。


躁鬱の繰り返しは
どっちであってもきつい。
ケーキの食べ放題よりも
むしろポテチを延々と食べ続ける方がマシなように
鬱の方がまだ耐えられるのかもしれない
と考えた事もあった。
アガることが決して幸せとは限らない。
制御できないことの恐ろしさは
もう少し学んだ方が良いと思う。


美しさを表現する為に醜いものを定義するように
刺激を求めて止まらなくなるのが人間の業とは
よくいったもの。
醜いと言われていたものが美しさの象徴となることもあって
凄く面白いと呑気にできた時代は過ぎた。

ただこれ価値観の話であるけれども、
味覚でさえも制御できる時代がくるのだろうかと思えるくらい
世の中のレッテル貼りは過去よりも確実に悪化している。

本当はバランスにこそ気を使うべきなのだが
中取ってができなくなったことは確かだ。
知らぬ間に己がどちらかを選択させられている
ホラーが蔓延していて、
テキサス・チェーンソーを見ても
あんまし怖くない感覚にさせられた気がする。

90年代末期の旧エヴァンゲリオンにあった
本当に吐きそうな気持ち悪さは
カリカチュアされ、スタイルだけが残ったようで
何を見ても「ああこのパターンね」と
わかった気になる事が多い。
狂うことすら消費されるエンターテイメントになる
とは思いもしなかった。

平々凡々をこそが理想の夢である。
ブルーズの時代。


1216アベフトシの生誕の日に
赤毛のケリーを聴きながら
そんな事をふと考えていた。
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超人

2018-12-16 20:54:18 | 日記
明けない夜はないとは言いますが、
もう絶対に明けるわきゃあないと
渦中にいる人間にとってはそう感ぜられるわけです。
苦悩していいことなんかひとつもないと思っていても
苦虫を噛み潰すしかない日々はありますわな。

そんなわけで今年は
苦虫を噛み潰しまくったあげく
左の奥歯の神経が死にましたw

虫歯が悪化して膿が溜まったのかと思い歯医者に行ったら
「歯磨きもしっかりしていて歯周病もないのに勿体ない。
 ものすごい食いしばりと歯ぎしりで神経が死んだと思われます」
と珍しい症状を告げられました。

ストレスが人間が殺すというのは
どうやら本当だとまたひとつ人生というやつを学びました。

悪いことばかり起こったわけではなく
合間にちょいちょい救われる出来事もあったのですが、
性根が腐っておるのかすぐに忘れて
己の歯をギリギリと痛めつけながら
寝覚めの悪い夢なんかを見てしまう一年でした。

あまりにも寝覚めが悪いので
夢占いとかを見てさらに悪循環。
夢に意味なんかねーよ!
バーナム効果を使った詐欺師共め!
と悪態ついてみてもやっぱり不安になり
信じちゃいない神に祈ってみようかという気にもなりますな。


賢者曰く
「今年も残り少ないですね」
「平成最後の師走ですね」
という一文の正しい使い方は
「、、、という質問を聞いたのは何回目ですか?」
を語尾につける事だそうでw

母に読み聞かせていた
ダンテの神曲に続き、
ニーチェもそろそろ終わりに近づいてきた師走。

神は死んだと言える超人になるには
まだまだ精進が足りないことを学んだ一年でした。


ご自愛くださいませ。
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