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日常と好きなものと母の自宅介護の極私的記録

ダブリンキャッスル でかき鳴らせ

2014-12-15 00:32:53 | ロンドン 旅行
「ロンドン滞在記12」

本来はサッカー観戦の後に行く予定が
ハイアットホテルのガス爆発事故の影響で
こちらもキャンセルとなった…
…筈だった
ライブハウス。

えーわかりにくくてすいません。


ダメもとで電話したところ
今日もライブやってるよん!
とのことで
行ってきました


ダブリンキャッスル in カムデンタウン
The Dublin Castle in Camden Town




ここは再び登場
かの「ミッシェル・ガン・エレファント」さんが
2回もやったことのある
また番組収録にも使われた事のある
ミッシェルさんにとっても第二の故郷感マックスの
PUB付きのライブハウス(Music Venue)です。


予定していた日と違う日に行った為
誰が出るのかと思っておりましたが
我らが日本でやるライブと同様
対バン形式の
インディーズバンド達の生演奏を聞くことができました。

店内はザ・パブ

こんな感じ







奥のほうに Music Venue と書かれた場所があり
ドアを開けると見知った雰囲気の
小さな小さなライブハウス。

お客さんも身内ばかりといった様子。



客席中央にはあまり行かずに
壁を背にして周囲に陣取り
友人のバンドが終えると話に華が咲いて帰路へ。
なのでトリのバンドの時には
ガラガラといった事も
勝手知ったるインディーズライブの風景でした。



PA卓も後方にありましたが
日本のものよりも
すこぶる小さめ。
音響、バランスなどは
まあまあといった所。




奥にはバーカウンターもありましたが
PUBからの持ち込みもOKでした。

値段は当日6ポンド。
安い!

我々は事前の電話で7時までに来たら
当日券買えるよと言われたので
6時50分頃には店におりました。
が、その日直接店員さんに聞くと
ドアが開くのは8時だから
その時に買いなさいとのこと。

うーん。
言うてる事違う。

待つ間、パブで所在なげに一杯
というか例のごとく
ギネスのハーフパイントで乾杯。

ここでも変わらぬギネスの味。

結構所在なげな一人客も多く。
テレビのサッカーの試合をぼおっと見ながら待っておりました。

開場直前まで
ライブハウスの方では蛍光灯が煌々とつきながら
音出し、リハーサル。
スタート8時ってのは日本ではあまり見かけないですね。

日本でのリハーサルは切羽詰まった時以外は、
だいたいドアが開く30分前にはは終わってるはず。

というかこの日は切羽詰ってたのか、ロンドンのデフォルトなのか?
押しに押して
8時をとっくに回って音出し終了。
即、開場
即、開演

開演時間過ぎちゃってるもんだから
お客さんとして来たであろう
出演者の友人の皆様も
シビレを切らして、リハーサルから見学してましたね。
開場、開演の意味が無いwww

いいねえ、このアバウトな感じ。

予約も何もありませんでしたが
拙い英語でも
するっとチケットを買えて入場。


初ライブのシューゲイザーっぽいバンドや
3ピースの巧みなギターロックバンド(終わって片付けする彼らに言うて、CDをゲット/£10)
さらにはお父さんお母さんも見に来ていた、若さ溢れまくるバンドや
オッチャン達の楽器隊と女性コーラス・グループという
日本じゃなかなか見ない組み合わせのジャンルレスなバンド達。
計4組がこの日出演しておりました。



(1発目はコーラスグループと渋い大人の楽器隊 LINDA EM)


(初ライブと言ってた3ピース。お互いを労る感じが良いグルーヴに。
British Short Hair 終演後ドラムさんに名前を聞くと変更するかもとの事。よかったよー!)


(3番手はすこぶるカッコよかった。CD買ったよ。グレートギグ! POLAR MAPS)


(トリは今日のヘッドライナー。しかし若い。若くてバラバラな演奏。
しかしそんなことは勢いでどうにでもなる。ご両親も見守る HEAD LONG)


小さな小さなライブハウスで
まさにPUBロックを堪能。


ちなみに私がロンドンのライブハウス事情や
リハーサルスタジオ事情を調べたところ
日本のライブハウス、リハスタは、至れり尽くせりの天国だそうです。

ライブハウスのPAさんも、
電源いれる事ができるだけー
の人がやっている事多々
機材(アンプ、ドラムセット)は自前が当たり前。
ライブハウスやリハスタにそれらはございやせん。
(対バン形式ではドラムセットはイベント主宰のもの等を使い回し)

ゆえに日本へ来る異国のバンドマンは
というか日本までやってくる程の実力を兼ね備えた方々は
環境が悪い中
自分たちの出音を制することの経験を積み
凄いグルーヴをかましてくるのだと聞きました。

タフなライブを何本も経てるからこそかー。
なんて思ったりしながら
ダブリンキャッスルにて
楽しく踊っておりました。


実は個人的にはこの「ダブリンキャッスル」が
ロンドンで一番心休まり
またとても楽しめた地でした。


いつか我々The mushroom monkeyも
ダブリンキャッスルに出演できんものかなあと
夢想しております。


日本同様
ホームページに
出演希望者はコチラ
の欄もあるしね。


野望を胸に抱いたロンドンの夜。
バンド最高ー!



つづく。




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