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ポカラと中国人とカメラの話


Phewa Lake, Pokhara

ポカラは良くも悪くも超観光地なのでホテル・レストラン・土産物店ばかりが立ち並んでおり、古都カトマンズのような
フォトジェニックな場所はほとんどありません。500pxなどを検索しても湖とヒマラヤしか出てこない理由がよく分かりました(笑)

おまけに観光関連の物価が軒並み上昇しています。カトマンズに比べるとレストランとか高すぎ。
最新のガイドブックに載っている価格情報でさえまったく参考にならないくらいの高騰ぶりであり、とある博物館では
昨年まで30ルピーだった入場料が100ルピーに上がっていました。いくらなんでも調子に乗りすぎでしょ(^^;

僕が思うに、どうもそれって中国人旅行者のせいなんじゃなかろうかと。
中国人がネパールに押し寄せ始めたのが4~5年前だそうで、彼等の増加と物価の上昇がほぼ比例している気がするのです。
ポカラ市内のお洒落なカフェも、英語と並んで中国語のメニュー看板が立てられているところがほとんどです。

彼等は非常に気前が良いというか、'80年代の日本人団体客を彷彿とさせるような非常にバブリーな観光スタイル。
つまり中国人による旅行ブームというのはネパールのような観光立国にとってアタックチャンスなわけです。
気持ちは良く分かるのですが、それによって元々ポカラのノンビリムードに魅了されてきた長期旅行者たちは確実に離れていきます。
それはそれで寂しい気もしますが時代の流れということなのでしょう。今日も街は原色ファッションの中国人で溢れています。

余談ですが、中国人の持っているカメラはかなりの確率でニコンかキヤノンの一眼レフであり、コンデジは非常に少ないです。
しかも1Dxや5D3に白レンズ付けた人が多い。カメラに限らず、彼等は「高い・大きい・重い」ということに価値を置くそうな。
さらにライカ(デジタルのやつ)を持ってる人も実に多い。僕はライカに関しては「恐ろしく高いカメラ」ってことくらいしか
分からないのですが、ネパールに入ってからすっかり「ライカ=中国人」というイメージが付いてしまいました(笑)

さらに余談ですがインド人富裕層の一眼レフは圧倒的にニコン。インド国内にはキヤノンのお店もあるにはありますが
どうやらニコンの販売網が強いみたいです。ネパールに入ってからはキヤノンを見る機会が増えました。
白人旅行者はニコン・キヤノン共に人気ですが、図体デカイのにコンデジ率も高い気がします。すべて僕のテキトーな目撃結果です。

でも国籍に関わらず1番使われてるカメラはスマホ。これは間違いない(笑)

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雨季の緑2


Dhampus

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雨季の緑


Dhampus

ダンプス2泊3日の滞在中、ヒマラヤが綺麗に見えたのは2日目朝のわずか数時間でした。
午後には霧(というか雲)の中に入ってしまい視界数メートル。そして雨。当然ネットも無いので本でも読むしかありません。
ちなみに3日目は朝から曇天でヒマラヤのヒの字も見えず、前日の反省を踏まえて狙っていた写真は構想だけに終わってしまいました(^^;

つまり現在はまだ雨季だということですね。少し見えただけでも良しとしなきゃ。

ヒマラヤトレッキングの最盛期は11月からだそうで、その頃に来れば朝に夕にヒマラヤの雄大な姿を楽しめることでしょう。
でも雨季には雨季の魅力があります。ヒマラヤがまったく見えない日に来てしまったら不運としか言いようがありませんが
この時期ならではの緑豊かな情景もなかなかのものです。

今日の写真は、そんな雨季のダンプスへと続く登山道で撮った一枚です。
このような集落をいくつか通り過ぎながら登っていきます。正確に言うとこれは下山時に撮ったのですが、
僕たちは間違えて裏ルートから登って正規ルートを下りた感じになりますので、一般的にここは登る時に通るのです(笑)

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霊峰マチャプチャレ


Dhampus

ダンプスでは、ポカラで見るよりも格段に大きなヒマラヤを堪能することが出来ます。
本日の写真は朝日を浴びるマチャプチャレを135mmで撮った一枚。トリミング無しでここまで撮れるのかと驚きました。

マチャプチャレというのはネパール語で「魚の尾」という意味だそうで、ポカラ側から見ると単なる尖った山にしか見えないのですが
東寄りのダンプス側から見るとかろうじて魚の尾ビレのような2つのピークを確認することができ、なかなか素敵なネーミングだなと納得します。

特に神聖な山として地元民によって崇められており、登山が一切禁止されている未踏峰。
6993mなので周囲の山と比べると決して高い山ではないのですが、手前にあるので大きく見えますし、何よりそのフォルムが抜群に格好良いですよね。

エベレストなどもそうですが、あまりに尖った山なので登頂したとしても片足一本で立つのが精一杯じゃないかと思ってしまいます(笑)

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山の茶店


Dhampus

ダンプスはポカラから日帰りでも訪問できますが、多くの人は1泊するみたいです。我々は物好きなので2泊しました。
食事は下界の半分のクオリティ且つ2倍の値段、電気は1日の大半がバッテリーによる電灯1個、夜8時には村中が消灯して真っ暗…
まさに「朝日と共に起きてきて夕日と共に寝てしまう」というハメハメハな生活でした。電気があるだけでも有り難い。

世界中の人々がネパール山中のような生活をしたら石油の枯渇なんて無縁になります。頭が下がります。

今日の写真はそんなダンプスの茶店での一枚。外は雨。

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トレッキング


Dhampus

ダンプスという村にトレッキングに行ってきました。
ネパールでのトレッキングは、ヒマラヤの裾野に点在する集落のロッジ等に宿泊しながら数日~数週間かけて歩くというのが基本です。
大名旅行御一行様で歩いたり、個人でガイドやポーターを雇って歩いたり、地図を片手に単独で歩いたりとスタイルも様々。

奥地に向かう場合を除くと基本的に整備された山道を歩くことが多いので、経験が無くても楽しむことが出来るとのこと。
中でもダンプスはポカラからも近く、時間や体力が無い人でも気軽にトレッキング体験が出来る場所として知られているため
時間はあるけれども病み上がり&筋力皆無コンビの我々としては必然的にダンプスが目的地となりました(笑)

バスを降りる場所を間違えていきなり道に迷うものの、偶然にも別の登山道を発見してヤレヤレ。
事前調査では麓の村から登り1時間半~2時間と聞いていたのに、あまりにゆっくり歩いたので3時間近くかかってヤレヤレ。
どこが初心者コースやねん!とツッコミを入れながら延々と石段を登りましたが、普通の人にはどうってことないのでしょう。

まぁ何ともグダグダな感じでしたが無事に行ってきました。僕等の場合はトレッキングというより宿泊付き遠足ですね(笑)
でも先月は病院の廊下をフラフラ歩いていたことを考えると大いなる進歩。

というわけでしばらくダンプスでの写真をお送りする予定です。

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ヒマラヤの夜明け


Pokhara

ポカラと言えば、霊峰マチャプチャレ(写真左側の尖った山)をはじめ、6000~8000m級のヒマラヤ山脈の雄大な姿を
手軽に楽しめる場所として知られています。昼前にはその姿を厚い雲がほとんど覆ってしまうので、朝限定の贅沢な眺めなのです。

本日の写真は、前日に撮影ポイントを探しておき翌朝頑張って早起きして撮った一枚。久々に三脚を使用しました。
僕は三脚を立てて被写体とじっくり向き合い渾身の一枚を撮る…ってのがどうも苦手であり、今回の旅も三脚を持って行くか否かで
だいぶ悩みました。結局超小型三脚を購入して持参したわけですが案の定ほぼリュックの重りにしかなっていませんでした。
今回ようやく日の目を見ることになったので、僕にとっては非常に価値ある一枚なのです(笑)

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ポカラ


Phewa Lake, Pokhara

先日お伝えしたインドラ・ジャトラは、雨をもたらしてくれた豊穣の神インドラに感謝するお祭り。
それが終わるとネパールにぼちぼち乾季がやってきます。

全治6週間と言われていた肝炎も、筋力・体力こそもう少し回復に時間がかかりそうですが症状自体はお陰様でスッキリ完治。
そろそろ本格的に再始動ということで、入院・療養も含めて約50日間滞在したカトマンズを離れバスに揺られること7時間、
フェワ湖のほとりにあるネパール第二の街ポカラにやって来ました。本日の写真はそのフェワ湖畔での一枚です。

ポカラと言えばヒマラヤトレッキングの拠点として、またバックパッカーの溜まり場として昔から知られています。
ネパール自体は2度目の僕ですが前回はカトマンズに数日間滞在しただけですので、ポカラはこれが初めての訪問。

ここを拠点として、病み上がりなりにアクティブに動ければいいなと思う今日この頃です。

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仲良し


Kathmandu

広場で遊んでいた少女3人組。
傍らには母親らしき方が数人いて、カメラをぶら下げた僕を見るや「ほら、撮ってもらいなさい!」と強制的に子供たちを並ばせました(笑)

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ロイヤル・クマリ


EOS6D + EF135mm F2L USM (若干トリミング)

奇祭インドラ・ジャトラが無事に終わりました。

生き神様であるクマリは3回(たぶん)にわたって山車で市内を巡回したわけですが、1回目は遠すぎてほとんど撮れなかったので
2回目にもう少し近い場所で撮影に再チャレンジ。今度はそこそこ大きく撮ることに成功しました。正真正銘のロイヤル・クマリです。
(祭りとクマリに関してはコチラをお読み下さい)

曇天の上に夕方5時過ぎなので光が足りない。しかし人混みで揉みくちゃになるのでシャッタースピートを落とすわけにはいきません。
というわけでISOオート&TvモードでSSを1/500に固定。結果的にはISO800・F2.2で撮りました。

ほんの僅かにピントが外れてるのは腕のせいだとしても、やっぱ開放F2の中望遠ってのは凄いっす。



2枚目の写真は「ラケ」と呼ばれるネパールの鬼。街を歩いていて偶然にもラケの控室(控え家?)を発見し、その家の前で撮りました。
祭りの間はクマリの山車の先導役として活躍するそうですが、詳しいことはよく分かりません。かなり神出鬼没です。
こういう時はガイドさんが丁寧に解説してくれるツアーはいいなぁと思いますね。僕はかなり手探り状態で祭りを楽しみました(笑)



そして3・4枚目は祭りを楽しむ人々。ネパール人は本当にお祭りが好き。


Durbar Square, Kathmandu


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