たまにはカラーのコルカタ span>
Kolkata, West Bengal
滞在中のサンタナロッジでは毎年恒例のクリスマスパーティーが開催されるそうで、これから年末年始にかけてイベントが目白押し。筋金入りの旅人が集まってコミュニティを形成する、インドであってインドでないような不思議な空間です。僕は旅人との出会いを楽しみつつマイペースに写真を整理&現像しています。プリーでの撮影もぼちぼち始動するべ。
1枚目はコルカタの路地裏にて。
2枚目はコルカタのシアルダー駅にて。通勤列車が動き出したタイミングを狙いました。
3枚目のタイトルは「明日は我が身」とでもしておきましょうか。
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1x.com連続掲載 span>
Surabaya, Indonesia
スウェーデンの審査制写真サイト1x.comに2枚連続で掲載されました。掲載されるとただでさえ小躍りするサイトですが、さすがに1日2枚ってのはびっくりです。
1枚目はジャワ島のスラバヤにて7月に撮影。以前はカラーで現像していましたが、モノクロに現像し直したら良い感じになりました。お気に入りの写真が掲載されると喜びもひとしおです。
Kolkata, India
2枚目はコルカタ。実はこれが選ばれるとは思っていなかったのでちょっと驚きました。この無理な態勢で寝ている姿が評価されたということでしょうか。笑
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写真家・三井昌志氏との再会 span>
Kolkata, West Bengal
プリーで写真家・三井昌志氏との再会を果たしました。
写真のこと、インドのこと、旅のこと。その他にも様々な話に花を咲かせ、僕にとっては実に有意義な時間となりました。
三井氏の作品には被写体に対してズドン!と踏み込んだ力強さがあり、そして何より被写体に対する深い愛とリスペクトをビシビシと感じます。見る者の心にストレートに届く写真であると同時に、「あ、これ三井さんが撮った写真だ」とすぐに分かるくらいの強烈な個性を持っている。まさに三井ワールド。
それに対して僕の写真は、被写体に対してある一定の距離感を保った客観的視点があります。「人」を撮っているようで実は「生活」を撮っている。言い換えれば「情景」。三井作品とのレベルの違いこそあれ、僕なりの視点というものは確実にあるんだなぁと。三井氏との対話を通して気付かされた思いです。
僕が目指すのは「スルメ写真」。パッと見は地味なんだけど、実は一枚の中に色んなストーリーや発見があって噛めば噛むほど味が出る、みたいな。良く言えば「映画のワンシーンのような」とでも言えるのかな。僕はそんな写真が撮りたいんだなと。
話は全然違いますが、僕の好きな歌手aikoの曲もファンの間では「スルメソング」として知られています。最初はピンと来ない曲も、聴いているうちに魅力が分かる。そして飽きない。昔好きだったエルトン・ジョンもまさにスルメソング。やはり僕の趣味趣向のキーワードは「スルメ」ということになりそうです(笑)
上の写真は再掲になりますが早朝のコルカタで撮ったお気に入りの一枚。一見すると人々が写っているだけの写真ですが、一人ひとりの人生を想像していると、自分で撮った写真でありながらどれだけ眺めても飽きることがありません。そんな視点を持った写真を一枚でも多く撮りたいです。
三井氏は4~5ヶ月に渡るインド・バングラデシュ・(たぶん)ネパールの旅に出発しました。昨年より少し大きいバイクに乗って、今ごろはインド亜大陸の乾燥した大地を駆け巡っていることでしょう。そしてまた我々に素晴らしい作品を届けてくれることと思います。
僕は僕の旅を、三井さんは三井さんの旅を。お互い良い旅を。
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旅写真教室 vol.5 『単なる観光写真じゃ面白くない!』 span>
Parangtritis, Indonesia ( F7.1 1/50sec ISO200 )
今まで数多くの旅人と会ってきましたが、観光地などに行って写真を撮る時に「人が写り込まないように撮っている」という人が意外と多いことに気付きます。気持ちは分かるのですが、そこらの絵葉書やパンフレットに載っているような写真を撮っても面白くない。特に観光地なんて他の誰かが何万枚と似たような写真を撮っているわけで、やはり「これは自分が撮ったんだ!」というオリジナリティを少しでも出したいところです。
Kuala Lumpur, Malaysia ( F6.3 1/1250 ISO200 )
風景写真等の中にアクセントとして加えられた人物や動物を「点景(添景)」と言います。例えば2枚目の写真のような噴水。この噴水を真ん中に持ってきて単にパシャッと撮ったとしても、それを見た人は「あ、噴水だ」という認識にしかなりません。そこで、まず背景としてクアラルンプールらしい繁華街を探し、構図の中に通路を確保する。そしてその通路にイメージする人物が通るのを待ち構えて撮るわけです。あくまで噴水が主役でありつつ背景や点景も意識する。この意識を少し持つだけでも観光写真の魅力が一気に増しますね。噴水が構図からはみ出ることによって迫力が出る効果もあると思います。
Borobudur, Indonesia ( F7.1 1/800sec ISO200 )
3枚目の写真は点景と言うには人物が大きすぎますが、あえて外国人女性を入れることによってその日その時にしか撮れない観光地ボロブドゥールになります。
Angkor Wat, Cambodia ( F3.2 1/60sec ISO250 )
4枚目はアンコールワットの内部。この人物がいなかったら撮ってすらいない場面であり、僕にとっては点景があるからこそ成立する写真と言えるでしょう。
先日アップしたコチラの写真は同じ点景でもまったく逆の発想です。うずくまっている人物こそが主役。でも主役だからと言って望遠レンズで大きく写したってつまらない。周囲を観察した上で左側のスラムを十分に取り入れながら、真っ直ぐ伸びる線路とその向こう側にある崩れかかった橋を構図に入れることで、この人物にストーリーを持たせる。そんな意識で撮った一枚です。
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写真の整理 span>
Siem Reap, Cambodia
今年の最終目的地であるオリッサ州プリーに到着し、昨年お世話になった老舗の日本人宿サンタナロッジで再び生活しています。このような日本人宿(宿泊者がほぼ日本人で占められる宿)というものに泊まることが少ない僕達としては、ここはまさに旅の休憩地。宿内にいる限りすべて日本語で済みますし、リピーター率が驚異的に高いため昨年知り合った旅人やスタッフも多数いるので一気に馴染みます。
溜まりに溜まった写真の整理をしつつ、快適気候のプリーで年末年始を過ごす予定です。というわけで今日の写真はカンボジアから。
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1x.com掲載 span>
Kolkata, West Bengal
上の写真が1x.comに16枚目が掲載されました ⇒ コチラ
ハウラー橋のたもと付近にある線路での撮影。左側にはスラムが続いています。スラムと言えば「バラック(簡易住居とでも訳すのかな?)」という表現が使われることが多いですが、コルカタのスラムは住居というより「巣」に近い。人々はトタンやビニールを集めて積み上げただけの場所で暮らしています。
今やグーグル、マイクロソフト、ソフトバンクなどのIT業界のCEOに続々とインド人が就任し、資産10億ドル以上のビリオネアはインド人だけで90人いるとか(世界第4位)。こうしてインドを歩いているとさっぱり実感が湧きませんが、この経済格差は凄いですね。
そういや安倍首相が訪印中だそうで、視察したバラナシの街がとんでもなく綺麗にされたそうです。そこらを歩いている野良牛がトラックでどこかに連れて行かれたとか、普段はカオスの極みである沐浴場や道路のゴミが無くなったとか。そうやって慌てて体裁を取り繕うインド政府がちょっと可愛い(笑)
しっかしコルカタは被写体だらけ。
さんざん歩いたのであと何枚か1x.comに載せたいと思ってはいますがさてどうなることやら^^
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