外国人の不法就労、取り締まりを強化

外国人の不法就労　当局が取り締まりを強化

労働省によれば、近隣国からの出稼ぎ労働者がタイ人に限定されている職種に就いているとの苦情が増加していることから、取り締まりを強化することになった。
タイには自国で働くより多くの報酬を得られることから近隣のミャンマーやカンボジアなどから大勢の人が出稼ぎに来ており、
露天商、タイ式マッサージの施術者、理美容師の職に就いている外国人もいるという。
だが、スチャート労相によれば、これらの職種を含む27の職種はタイ人にのみ就労が許されている。
外国人が条件を満たした場合に就労できる職種は13に限定されている。
外国人がタイ人限定の職種に就いていた場合や労働許可証を取得せずに就労していた場合、5000～５万バーツの罰金が科され、本国に送還されることになる。

先日観光ビザの入国時審査が厳格化されると書きましたが、今度は不法就労の取り締まり強化が始まります。
タイ人の職を奪う外国人による不法就労をタイ政府は重く見ています。
ミャンマーやカンボジアだけではなく、もちろん日本人でも不法就労すれば厳罰に処せられます。
今のタイは昔と違い、賄賂で何とかなる国ではなくなりました。
また、日本人経営で不法労働者を雇用した場合も相応の処罰を受けることになります。
タイ人は密告好きな民族です。
報酬ももらえるので、競って当局に通報されると思ってください。
大体、多くの取り締まり（不法就労、麻薬等々）は密告から始まっているといっても過言ではありません。
タイ人をいつまでも微笑みの国のいい人たちなどと勘違いすると痛い目に遭いますよ。