タイの当たり前

今年もタイ人の感覚を少しでも理解してもらうためタイの当たり前をたまにご紹介します。

ダーイ、ダーイというタイ人は信用できないのは当たり前・・（ダーイ・OKと連呼するタイ人はまず何もできません。

時間の約束をしないのはタイでは当たり前・・せいぜい約束は日にちか午前午後程度で、それでも連絡なしに来ない場合が半々です。逆に約束してない日にいきなり来て不在だと文句を垂れます。ただ、金の支払日はきっちり時間通り来ますよ。

タイ人の服が派手なのは当たり前・・南国ですので地味な服なんか来ていると変人と思われます。

タイで貴金属は信用の証なのは当たり前・・日本で金の時計やネックレス、指輪をしていると柄が悪いとか、成金だとかさんざん言われますが、タイでは逆で、貴金属を身に着けていないような人間は信用に値しないのです。

タイ人は自分が悪い時には絶対謝らないのは当たり前・・誤れば非を認めることとなり、即、金の支払いを考えるからです。そういう場合、タイ人は平気で堂々と取ってつけたようなうそをつきます。

タイ人は大声で怒鳴られるのが大嫌いなのは当たり前・・タイ人は人一倍自尊心の強い民族です。気温が暑いのもあり大声は誰もが嫌います。また、自尊心を傷つけられるといつまでも根に持ちます。

タイで白い車は腹黒いのは当たり前・・これは私が日々観察して気づいたことですが、相対的に白い車は意地が悪く、逆に派手な車は思いやりがあります。

郷に入っては郷に従えという言葉があります。
タイに来てまで日本の常識を通そうとしても無駄な努力なのです。
これで多くの企業が失敗し撤退しています。
タイではそれが正しいとか間違いとかいう判断はいったん外して、まずはタイの常識に合わせましょう。
日本人は几帳面というか、とかく杓子定規になりがちです。
もう少し適当でもいいと思います。少なくともタイでは・・それがマイペンライなのです。
日本人は仕事では常に時間を気にしますが、タイ人は常に責任・金を気にします。
時間を守るという感覚はタイ人には欠落しています。
私はかつてタイでも会社を設立したことがありますが、あまりにも面倒な外国人への労働法などの法律と、このタイ人気質が嫌ですぐやめました。
まあ、日本でも大同小異ですが・・
人を使うということは一番難しい仕事だと思います。