みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

大葉(紫蘇の葉)

2017年06月06日 | 俳句日記

大葉も夏の季語である。
若いころは、刺身のツマぐらいにしか
思っていなかったが、病気をしてから
とんでもない食材であることが判った。
ここでは書き切れない程の薬効がある
ので検索してください。

自然は常に、人間の身体を健康に保つ
為の準備をしてくれている。
和食は優れた知見に基づいた採食方法
だと言うことで、2013年にユネスコの
無形文化遺産に登録された。

大葉が、和食に多用されていることも
頷けると言うものだ。
さすれば、かつて戦乱に明け暮れてい
たヨーロッパで、人々の飢えを救った
のはジャガイモだと言われるが、今日
の世界で薬もろくに口に出来ない人々
を救うのは大葉かもしれない。

和食が、インバウンド戦略の目玉のひ
とつと言われるならば、大葉をさらに
その中の最右翼に位置づけたら如何な
ものであろうか?

〈紫蘇の香の まだ余りある 命かな〉
放浪子

6月6日〔火〕晴れ
D−dayの日、あれから70年余。
未だ戦火は収まらず。
半島のD–dayはいつのことだろうか?
みちのくの日々を収める為に
車検工場に行く。