リターンズ ローイング日記

還暦おやじ達のローイング

ハイト計の製作

2016-06-23 18:30:25 | ローイング 技術
 六月二十三日(木)

 リギングに使用する平行四辺形のハイト計を中学生の監督に依頼されたので少し難しいけれど

 製作することにした。



 見た目は、簡単そうだけれど此れを作ろうとすると結構難しいです。

 何が難しいかというと平行四辺形の上底と下底の穴の位置を0,1MMぐらいの誤差で同じ位置にあける

 必要が有ると思います。

 ボール盤があれば共開けすれば簡単に同じ位置にあけられますがピストルタイプのドリルしかありません。



 そこで写真の上の冶具を製作しました。

 材料を冶具に固定して冶具にあけている穴の位置で材料に穴をあけます。

 これでほとんど同じ位置に穴があくはずです。

 その穴にM6のネジをタップでたててびすを取り付ければ上底と下底の辺のできあがりです。

 両側の足は、簡単で材料をバイスプライアーで二つを固定しドリル(M6)で共あけにしました。

 これは、位置は関係無く穴の距離が同じならOKです。

 寸法は、上底が1000MM 下底が750MM  足が200MMです。

 穴の位置は、足が180MM 上底と下底は、冶具に最大の長さになるように適当にあけました。



 市販のものは、ネジが通しボルトになっている為蝶ネジを締めてハイト計を固定するときに

 ネジがともまいしてしまいレンチで固定するてまが有ったけれどネジを立て込みにしているので

 ともまいせず使いやすくなっています。

 簡単な説明ですが作れる人は、物を見れば作れるとおもいます。

キャッチ ポジション

2015-12-17 16:27:07 | ローイング 技術
 十二月十七日(木)

 今まで何の実績もない私が、ローイング技術を云々するのは、おかしなことですが一つ気になることが。

 コーチが若い選手にキャッチポジションの事を指導している時によく聴くのが力の入る一番前でキャッチ
 せよ。と言っています。 
 実際若い選手のキャッチを見ているとなんとスムースに楽にキャッチしていることか。
 一見すごくいいように思われますが、これらの選手の将来が心配です。

 練習なのですからなぜコーチは、もっと後ろの水をつかめと言わないのかあんな楽なキャッチでは、楽しい
 ローイングで終わりなきがします。