へなショボblog

ゲーム話が中心の日記です

毒入り餃子と判ってて買う人はいない

2008年05月01日 | ゲーム
【眼光紙背】名作ゲームを移植するということ


PSPの『海腹川背Portable』が酷い事になってるというのは何となく知っていたけど、署名運動にまで発展してたんだね。

wikiの署名項目を見てみると3項目あるんだけど、これってどうなんだろう?
個人的には何となく疑問を持ってしまったんだよね。
マーベラスに対して怒っているのなら、その怒りを向ける先はマーベラスだけで良くない?と思うのよ。
版権元のモーションバンクに新作なり過去作配信なりを要求するのはユーザー心理としては解るが、この活動とは関係ないんじゃないかなと。
活動の目的は一つであるべきで、これでは何か軸がブレてる感じがするな。
例えば過去作が配信決定したとして、じゃあそれが叶ったらPSP版はどうでもいいのかと。
「3つのメニューから選んでね♪」なんて署名活動があるのかあ?

更に引っかかるのが、このソフトによる本当の被害者ってどれだけ居るのかなって事。
ネットで積極的に情報を得てる人なら、製品版がバグだらけのまま発売される事は知ってたはず。
バグだらけを承知で購入したら、それは被害者って言えるのかな?って。
もちろん、買ってもないのに被害者面するのもオカシイし。
事前に情報を得ずに買ってしまった人こそ「本当の被害者」だと思うし、その人こそが署名活動に参加する資格があるような。
まあ、そんな人は少なそうだし後から何とでも言えるから、資格云々言っても意味ねえだろうがね。

しかしまあ、発売前にバグだらけだと判ってる物をわざわざ買うかね。
結局、作品のファンはそういうもので、不良品でも買わざるを得ないんだろうな。
俺が海腹ファンだったとしても間違いなく買ったと思う(笑)
でも、その時点で負けなんだよね。買っちまった時点でさ。
お金を払う価値を感じちゃったんだから。
何ていうか、この騒動って不条理だよね。
バグまみれのまま強行発売したメーカーも、それを承知で買っといて文句タレるユーザーも。
正直、俺には「どっちもどっち」という感想しかない。

もちろん「メーカーはちゃんとした商品を出すべき」というのは大前提だし、署名活動自体にケチつける気もない。
この活動が何らかの成果をあげたら「良かったね」とは思う。
でもやっぱ、そもそもの問題としてユーザーは「ダメな商品は断固買わない」という意志は持つべき。
不買運動だけで済む話だよ。
小売の迷惑とかユーザーは知ったこっちゃないし。

まあ俺は部外者だし、どうでもいいけどね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿