工房 手土手 やきもの暮らし

土に触れ、土と戯れる日々の記憶
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2011-07-06 08:48:47 | 日記

                  7月6日

工房に入ると、正面に額が掛けてあります。

     

これは、私達が工房を始める事になった時、師匠が書いてくれたものです。

もともと師匠が書かれる字は、雰囲気があってとても素敵です。

個展の時には、いくつかの作品を書かれて陶芸作品と一緒に展示されています。

この額も作陶展に飾られていましたが、この額を譲ってほしいと言ったら、

あなたたちに書いたものだよ・・・と、プレゼントしてくれたのです。

それ以来、いつも私達を見守ってくれているような気がします。

   おだやかな気持ちで・・・いつも仲良く・・・

これからもずっと、そうありたいと思っています。

 


素焼き終了

2011-07-05 11:44:54 | 日記

                    7月5日 

素焼き、終了しました。

         

前回の素焼き終了後、釉薬をかけて待っている作品とあわせて、本焼きへと進みます。

   

今週は釉がけ作業になりそうですね。

来年の干支、龍の置物の試作も素焼きが終わりましたので、

青いらほ、青銅、天目など、いくつか釉をかえて試してみるつもりです。


とんぼ

2011-07-01 23:02:45 | 日記

7月になりました。

節電の夏。電気の窯を使う私達も消費電力のピークを考慮して、焼成することにしました。

       

窯の温度はマイコンで制御され、素焼きの今回は早朝3時頃に750度になります。

夏の間は、焼成の回数も控えめにしなくてはなりませんね。

 

さて、話は変わりますが、陶芸の道具には聞きなれない言葉もたくさんあります。

きょうご紹介するのは とんぼ

      

これは、成形の時に高さと口径を同時に測る道具です。

1センチおきに開けられた穴に竹串を差して、使います。

      

同じ大きさのカップなどを作る時には、欠かせない便利な道具です。

きっと竹トンボに似ているから、この名が付いたのでしょうね。