工房 手土手 やきもの暮らし

土に触れ、土と戯れる日々の記憶
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長橋さんの作品

2011-07-29 23:10:35 | 日記

昨日お話しした長橋さんの作品です。

1時間足らずの間に、次々と作られました。

まずは湯のみと相馬焼の特徴の一つでもある二重の湯のみ。

そして急須は部品を挽いて、午後から接合しました。

    

何が見たいですか?・・・の問いかけに、すかさず大皿!

直径37センチくらいの大皿は、もっと大きく感じます。

これで焼成すると尺皿と言われる大きさになるそうです。

    

そして壺。

大きな粘土の塊が 、みるみる壺になっていきます。

         

そして轆轤の技術練習の基礎、鶴首。

良い形です。 

         

長橋さんに、轆轤の感触を楽しんでいただきたい・・・と思っていたのですが、

私達の方がすっかり楽しんでいました。

大きな壺も大きな皿も見事でしたが、一番驚いたのは急須。

その速さと正確さ。

蓋受けもあっという間に作りましたが、次に引いた蓋は、何も使わず、どこも測らず、どこも削らず、

つまみを削りだした後、本体に乗せたらピッタリ!!!

手が覚えているんですか?・・・と聞いたところ、目が覚えてるんだね・・・との答え。

これまでの長い努力を想わせる言葉でした。

 


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