昨日お話しした長橋さんの作品です。
1時間足らずの間に、次々と作られました。
まずは湯のみと相馬焼の特徴の一つでもある二重の湯のみ。
そして急須は部品を挽いて、午後から接合しました。
何が見たいですか?・・・の問いかけに、すかさず大皿!
直径37センチくらいの大皿は、もっと大きく感じます。
これで焼成すると尺皿と言われる大きさになるそうです。
そして壺。
大きな粘土の塊が 、みるみる壺になっていきます。
そして轆轤の技術練習の基礎、鶴首。
良い形です。
長橋さんに、轆轤の感触を楽しんでいただきたい・・・と思っていたのですが、
私達の方がすっかり楽しんでいました。
大きな壺も大きな皿も見事でしたが、一番驚いたのは急須。
その速さと正確さ。
蓋受けもあっという間に作りましたが、次に引いた蓋は、何も使わず、どこも測らず、どこも削らず、
つまみを削りだした後、本体に乗せたらピッタリ!!!
手が覚えているんですか?・・・と聞いたところ、目が覚えてるんだね・・・との答え。
これまでの長い努力を想わせる言葉でした。