つれづれ草

日常の思った事を書いていきます。

暑いので思い出した

2006-07-15 23:03:04 | 思い出
きのうは今年初めての暑さになる。
気温も36℃、各地で熱中症になった人も多いようだ。
人間の体温と同じくらいだ。

37℃というところもあったが、暑いだろうね。
とくに日本の夏は湿度が高く、汗がじっとーと出る。
体の水分がみんな出て行く感じがする。

5年前アメリカへ家族で旅行した。
その時ラスベガスからグランドキャニオンに行き、
砂漠の地、モニュメントバレーに行った。
気温が40℃、わあー暑い!!

その時言われたことは、気温が高いから水分をたくさん取るようにと。
みんなすぐ水を買って用意した。
モニュメントバレーについたときは、さすがに太陽は焼け付くようだった。
セスナ機から降りて歩くと、赤い土がサラサラとしていた。
やっぱ砂漠だねエーと感心した?

砂漠の中をバスで目的地に行くが、このバスに冷房はない。
車内は暑いが、日本のように汗は出ないから
それほど暑くは感じなかった。
窓を開けて砂漠の道を走ると、乾いた空気のにおいがする。

見渡す限り赤茶けた砂漠。
その中に、自然のモニュメントの岩があちこちに点在する。
岩陰以外には木陰になるものはない。

昔、ここでジョン・ウエーンの「駅馬車」の撮影があったところ。
映画のシーンそのまま、今にも幌馬車やインデアンが出てきそう。
馬に乗ったカーボーイ姿の人が、暑いのに撮影用にいた。

テント小屋ではみやげ物を売っていた。
この気候の中での生活もまた大変だろう。
この辺の人は慣れているので熱中症にはならないのだろうか。
今夜もまた日本の夏は寝苦しい。

不安なこと

2006-07-15 00:25:08 | こころ
物事が思い通りに行かなかったり、
もしかしてとマイナスのことを考えると、
ふっと心がさびしくなります。

中村天風さんは人生を完全に活きるのに必要な悟りをあげている。

『「何事にもやたらに悲観したり心配したりすることをやめることである」

人間が万物の霊長としてこの世に生まれてきた理由を考えると、
この世に悩むため、心配するためまたは悲観するために来たのではないだろう。
つまり、一生を暗く生きるために来たのではない。
心配や悲観する癖がつくと、やたらと取越し苦労をする。
あれがああなってこうなって、こうなってああなってと。

このよくない癖を習慣化している。
習慣とも気が付かず、間違えてやっていると、
現実の事実となって、人生をみじめな状態にしてしまう。
生きがいのある人生を活きようとするならば、
何より一番戒めなければならない大切なことである。

人生には病が生じたり、運命が悪くなった時は、
生命の力をより強くする必要があるときなのです。

その力を強くするには、第一に心を積極的にしなければいけない。
心を積極的にする要点は”勇気”だ。
物事を怖れるとか、不安になるとか、神経過敏とかいうことが、
心を消極的にする原因ではなく結果である。
原因は勇気が欠けているから、消極的な心や気持ちが起こってくるのである。

勇気さえ心から失わなければ、何事もこの世に怖れるものはないのである。
人間の心から勇気がなくなると哀れなものである。
安らかな気持ちで人生を活きることが出来ない。
何か「事」があるとすぐに心の調和を失い、心の平和をかき乱される。

“たとえ、どんなことがあっても、断然、勇気を失うことなかれ”
これがモットーなのである』

前にも天風さんのことばを引用したが、私のこころに弱気が出てくると
こうして読み返している。
人間は弱いから、何事にも勇気を持つことは大事なことですね。
(文が長いのでどころどころ抜粋してあります)