ウクライナ侵攻は戦争犯、プースケとロシア国民は同罪
コロナ禍による被害は、半ば自然災害としてそれなりに諦めもつく。
しかし、今回のプーチンのウクライナ国民への残虐行為はおよそ人間のなせる業とも思えぬほど狂気に満ち満ちた、明らかな戦争犯罪である。
自由主義諸国は第三次大戦を怖れて、有効な手立ては打てぬまま経済制裁を課すしか術は見つからない。
中国や北朝鮮などは、ロシア同様の独裁国家で同じ穴のムジナ。
ロシア支持か、見て見ぬふりのほほ被りを決め込む もはや、プーチンの狂気の独走は止まることは無いのだろうと思う。
日本国内でも様々な意見が飛び交っている。
「平和と人命が最優先されるべきで、何をさておいてもロシアとの停戦に応じるべきである」と主張する、著名な論客もいる。
一方、「停戦で一時の平和は戻るも、20年後にウクライナは存続していない、外国の人間が安易に一国の選択に口をはさむべきでない」との主張もある。
どちらの言い分も 正しいのだろう 個人の意見としては否定できない。
戦後70年、アンバランスの中とはいえ曲がりなりにも平和な日常のなか、平和ボケと批判されながらも個人の平穏な生活を、享受してきた国民感覚からすれば自由と人権を守るための命がけの戦など、思い及ぶはずもない。
一方、命にかけても自らの自由と平和、そしてそれを担保してくれる自らの国家を命がけでも守りたいと皮膚感覚で願う国民の気持ちも伝わってくる。
別の星への移住も射程に入る、21世紀の現在でも、主権国家の独裁者の狂気を外部の力では止めることはできない。 「スポーツと政治は関係がない」とか、「政治は政治 日常の国民生活はそれぞれの個人の自由」などと言っている場合ではないはずである。
ロシア国は現に何の罪もない隣国、ウクライナ国民の多くの命を奪い続けている。
しかも、事実とは真逆なウソをデッチ上げ自らの残虐行為を正当する白々しさ。
恥も外聞も人間としての良心のかけらも見られない。
みじめで見苦しい醜態を真顔で繰り返す、さまは哀れで滑稽でしかない。
「自分たちは事実を何も知らされていないのだから、戦争犯罪はプーチンだけの責任」などの子供じみた言い訳は通るはずはない。
プーチン同様、ウクライナでの大量虐殺の責任は当然ロシア国民も同罪でしかない。
本当に知らなかったか、知らぬふりを決め込んでいるかなどどうでもいい。
人の親として、一人の人間としてロシア国民は今回のロシア国家の残虐な戦争犯罪を恥じるべきである。
そして一刻も早く、狂人と化したプーチンの処遇を早急に考えるべきである。
歴史的な禍根をこれ以上増やすべきではないだろう。