ゆとろぎへの道 仲村峯夫 一隅を照らす素晴らしきかな人生 照らさずとも好し また素晴らしきかなこの人生(とき)

日々、つれづれなるままに、心のおもむくままに、趣味的ハルサーの想いを…
自分探しの旅は 違う景色の見える道

再び酔芙蓉を求めて

2021-11-15 09:37:18 | 日記

     再び酔芙蓉を求めて

 昨日は久し振りに女房と二人で車で遠出した。 昨年の今頃も酔芙蓉を求めて東海岸周りで、名護あたりまで出かけたが残念ながら目的の酔芙蓉の花は見つけられなかった。

二~三日前にニュースで海洋博公園でハイビスカスとブーゲンビレア祭りが開催されると聞いていたので出かけたのである。

今回は西海岸周りで北上した。もう何年もこのコースは通ってない。

昔の記憶がほとんどすっ飛んでしまったのか、はたまた島全体が様変わりしたのかと思われるほど、西海岸線の周囲の景色が様変わりしていた。

とにかくホテルの数がやたらと増えた、新しい建物も多くなったがさらに驚いたのはアチコチで新たなな道路が新設され戸惑いながらのドライブとなった。

 名護に入るまでアチコチで芙蓉を見つけたが、目当ての酔芙蓉らしき花は発見できなかった。

収穫は白の一重の芙蓉と白の八重の芙蓉のみで、今回も酔芙蓉は手に入らにものとあきらめていた。

県道4号線を左に折れ、海洋博記念公園までの一直線道路に入ったとこらで女房があった、あったと叫んだ。

 庭にお目当ての酔芙蓉が見事に咲き誇っている、一軒の民家が見つかったのである。

二年越しの酔芙蓉がやっと見つかり、大喜びで玄関のドアをノックした。

見知らぬ人間の突然の訪問で、70歳代と思しきご主人は最初怪訝な顔をされていたが、事情を説明すると笑顔になり自ら剪定鋏を持ち出してきて酔芙の枝を切り分けてくれた。

更に色鮮やかな黄色の八重のハイビスカスの枝も所望したら、それも心よく切り分けてくれた。

まさに感謝感激の一瞬であった。

ひときわ目立つ二輪の酔芙蓉があった。

一輪は薄いピンクでもう一方は赤に近い濃ゆいピンクの花である。

ご主人の説明によるとピンクの花は今朝、咲いた花で赤い花は昨日咲いた花だという。

まさに朝・昼・夕方更には翌日まで花の色を変えて咲き続ける、酔芙蓉のさりげなくもいじらしい自己主張なのだろうか。

 海洋博公園のハイビスカス展の方は甚だ期待はずれんだったが、常設の欄コーナー蘭の花はさすがプロが咲かせる逸品ぞろいで素晴らしかった。 昨日は念願の酔芙蓉が手に入り、大収穫の万々歳の遠出となった。

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