死後の世界
死後の世界、あの世、臨死体験などの世界は近代科学では殆んどが
「科学的ではない」、「非科学の世界」として排斥されてきた。しか
し、一方ではその存在がずーと信じられ臨死体験などの体験データー
等が詳細に報告されるケースも増えてきた。昨日の沖縄テレビの番組
で「死後の世界は実在したSP]、自らの臨死体験を科学で徹底分析と
いうタイトルのテレビ番組を放送していた。米国の著名な脳神経外科
医が自らの臨死体験を元にあの世の存在をほぼ確信するという内容の
番組である。
エレン・アレキサンダーは現役の脳神経外科医でそれまでは「臨死
体験」や「あの世」の存在を全面否定・排斥する立場であった。
2008年彼はある日突然、急性細菌性髄膜炎を患い意識不明の昏睡状態
に陥り、医師も家族も完全に回復を諦めたが奇跡的に7日目に意識を回
復しこの世に生還したという。昏睡状態の中で彼が体験したのはこれ
まで彼が患者から、幾度となく聞いた臨死体験そのものであった。真
っ暗闇の中から光の柱に吸い上げられるように、ピンク色の雲のような
世界まで舞い上がる。そこは花に囲まれ、鳥や天使のようなもの
が飛び交い、美しい音が響き渡る、今まで体験したことのないような居
心地のいい空間だった。そこで青い目の美しい女性に合い、その女性に
この世へ帰るように言われて意識を取り戻し、この世への奇跡の生還を
果たすという内容であった。
彼は昏睡状態の間、彼を見舞いに来た家族、親戚、友人をはっきりと
記憶していて、尚且つ彼が幽体離脱状態(三途の川?)で合った青い目
の女性は彼が一度も合ったこともない(もちろん写真も見たこともな
い)亡くなった、彼の妹であった。このような昏睡状態でのこれほどの
鮮明な記憶の存在は脳の働きでは説明がつかないという。
また、大脳皮質や脳幹の代替機能や大脳再稼働(レム睡眠状態)でも説
明がつかないという。考えられる可能性は全く別の「脳以外の記憶メカ」
の存在があるのかも知れないとのことである。
人間は極限状態では細胞レベルでも全ての代替機能を発揮す可能性が
あるとも聞くが、ホントにすごいというか実に摩訶不思議である。
1996年に発刊された「死後の世界を突き止めた量子力学」、コンノケ
ンイチ著書では究極の未来予測として、「人は皆、現実(明在系=物質
界)と同時に、霊界(暗在系=超ミクロ世界)にも生きていることをは
っきり認識できるようになる」と言っている。
我々が認識する物質世界は実在しない。この世界の事物は全てあなたの
意識が作り上げたもので、自然界の全ては千変万化し、誰も見てないと
きは実在しない。その世はバーチャルシアターであると言っている。
また、理論物理学の一部では、あらゆる物質の元は量子であり、人間
の体も意識も魂も全ては「量子」から成り立っていて、臨死や幽体離脱
時には魂は体から遊離し、脳の作用とは別の存在となる。従って、死ん
だ後も「思い」は残り継続する。この「思い」が「魂」であり、日常的
に取り留めもなく感じる「思い」が魂の本体であるといううのは実に面
白く興味深い。
つまり、死ねばあの世は肉体も苦痛も苦しみもない「思い」だけの世界
で、この世は「思いと、肉体」の世界、そしてこの世は「肉体保持本能」
がでしゃばるエゴと欲得が蔓延する苦悩の世界。
それでも両方とも「思い」が支配するのは共通、表裏一体の世界なのだ
ろうか。
臨死体験は心肺蘇生をした人の4~18%の人が体験するという。そして
臨死体験をした後は生体エネルギーが増加し健康状態はもちろん精神的
にも豊かになるという。やはり僅かな期間とは言えサムシング・グレート
に接した功徳なのだろうか。
今回のエレン・アレクサンダー医師も「今を生きる意味をより理解できる
様になった」と述懐している。「思い」だけの世界、一体どのような世界
なのだろうか。「思いと肉体のこの世」しか知らない通常の人間にはなか
なか理解のし難い世界なのだろう。
死後の世界、あの世、臨死体験などの世界は近代科学では殆んどが
「科学的ではない」、「非科学の世界」として排斥されてきた。しか
し、一方ではその存在がずーと信じられ臨死体験などの体験データー
等が詳細に報告されるケースも増えてきた。昨日の沖縄テレビの番組
で「死後の世界は実在したSP]、自らの臨死体験を科学で徹底分析と
いうタイトルのテレビ番組を放送していた。米国の著名な脳神経外科
医が自らの臨死体験を元にあの世の存在をほぼ確信するという内容の
番組である。
エレン・アレキサンダーは現役の脳神経外科医でそれまでは「臨死
体験」や「あの世」の存在を全面否定・排斥する立場であった。
2008年彼はある日突然、急性細菌性髄膜炎を患い意識不明の昏睡状態
に陥り、医師も家族も完全に回復を諦めたが奇跡的に7日目に意識を回
復しこの世に生還したという。昏睡状態の中で彼が体験したのはこれ
まで彼が患者から、幾度となく聞いた臨死体験そのものであった。真
っ暗闇の中から光の柱に吸い上げられるように、ピンク色の雲のような
世界まで舞い上がる。そこは花に囲まれ、鳥や天使のようなもの
が飛び交い、美しい音が響き渡る、今まで体験したことのないような居
心地のいい空間だった。そこで青い目の美しい女性に合い、その女性に
この世へ帰るように言われて意識を取り戻し、この世への奇跡の生還を
果たすという内容であった。
彼は昏睡状態の間、彼を見舞いに来た家族、親戚、友人をはっきりと
記憶していて、尚且つ彼が幽体離脱状態(三途の川?)で合った青い目
の女性は彼が一度も合ったこともない(もちろん写真も見たこともな
い)亡くなった、彼の妹であった。このような昏睡状態でのこれほどの
鮮明な記憶の存在は脳の働きでは説明がつかないという。
また、大脳皮質や脳幹の代替機能や大脳再稼働(レム睡眠状態)でも説
明がつかないという。考えられる可能性は全く別の「脳以外の記憶メカ」
の存在があるのかも知れないとのことである。
人間は極限状態では細胞レベルでも全ての代替機能を発揮す可能性が
あるとも聞くが、ホントにすごいというか実に摩訶不思議である。
1996年に発刊された「死後の世界を突き止めた量子力学」、コンノケ
ンイチ著書では究極の未来予測として、「人は皆、現実(明在系=物質
界)と同時に、霊界(暗在系=超ミクロ世界)にも生きていることをは
っきり認識できるようになる」と言っている。
我々が認識する物質世界は実在しない。この世界の事物は全てあなたの
意識が作り上げたもので、自然界の全ては千変万化し、誰も見てないと
きは実在しない。その世はバーチャルシアターであると言っている。
また、理論物理学の一部では、あらゆる物質の元は量子であり、人間
の体も意識も魂も全ては「量子」から成り立っていて、臨死や幽体離脱
時には魂は体から遊離し、脳の作用とは別の存在となる。従って、死ん
だ後も「思い」は残り継続する。この「思い」が「魂」であり、日常的
に取り留めもなく感じる「思い」が魂の本体であるといううのは実に面
白く興味深い。
つまり、死ねばあの世は肉体も苦痛も苦しみもない「思い」だけの世界
で、この世は「思いと、肉体」の世界、そしてこの世は「肉体保持本能」
がでしゃばるエゴと欲得が蔓延する苦悩の世界。
それでも両方とも「思い」が支配するのは共通、表裏一体の世界なのだ
ろうか。
臨死体験は心肺蘇生をした人の4~18%の人が体験するという。そして
臨死体験をした後は生体エネルギーが増加し健康状態はもちろん精神的
にも豊かになるという。やはり僅かな期間とは言えサムシング・グレート
に接した功徳なのだろうか。
今回のエレン・アレクサンダー医師も「今を生きる意味をより理解できる
様になった」と述懐している。「思い」だけの世界、一体どのような世界
なのだろうか。「思いと肉体のこの世」しか知らない通常の人間にはなか
なか理解のし難い世界なのだろう。