ゆとろぎへの道 仲村峯夫 一隅を照らす素晴らしきかな人生 照らさずとも好し また素晴らしきかなこの人生(とき)

日々、つれづれなるままに、心のおもむくままに、趣味的ハルサーの想いを…
自分探しの旅は 違う景色の見える道

若さるエーダー肌ガナサ、歳トレーからー チム ガナサ

2011-07-29 11:35:50 | 日記
   若さるエーダー肌ガナサ、歳トレーからー チム ガナサ

 幸いにも「賢い妻をめとれば、男は幸せになれるが、不幸にして愚妻をめとっても哲学者に

はなれる」という。

しかし、実際には幸せにもなれなくて、哲学者にもなり損ねる人も多いようだ。

 しかし、いずれの道を選んだとしても、それは自分自身の選択なので誰も恨みっこなしとい

ううことになる。

自分はどちらの部類に入るか、深く考えたことはない。私の妻が特別に賢いかどうかはわから

ないが、私は妻との結婚生活に至極満足しており、人並み以上に幸せだと思っている。

そして、取り立てて哲学者になりたいとも思わないが、男の知性としての哲学性には多少の憧

れはある。

 いずれにせよ、「夫婦は二人で一人前」でちょうど良いと思っている。お互いが半人前だと

思っていればお互いが謙虚にもなれるし、お互いに頼りにもし合える。第一お互いが半人前だ

と思うと簡単に別れるわけにもいかないし。

 「ニンジン たるムノー、チュイ タレー ダレーどぅ すんどー」、

(人間はお互い助け合い、足りないところは補いあって生きていくものですよの意)、といつ

も言っていた祖母の言葉を今でも思い出す。

 「若さるエーダー 肌ガナサ、歳トレーからー 肝ガナサ」、(夫婦も若いうちは 惚れた

ハレタだけでいいが、歳を重ねていくとお互いに人生の同志として助け合い、支えあって生き

ていかなければならない)と言う昔からの教えもある。

 親元遠く離れて暮らす我が二人の息子もまだ独身を謳歌している。親の気持ちとしては早く

所帯を持って社会人としてのもう一方の軸も確立してもらいたいと願うのも本音である。

仕事や会社を通じ社会に貢献するのも素晴らしいことだ。一方結婚し、家庭を持ち子供を産み

育てるのもまた、もう一つの立派な社会貢献である。

 人生は長いしかし、若かりし華やかな時期はそう長くはない。選択の枠を幾つも持ちながら、

常にあれもこれもしながらの「ながら人生」でなくてはもったいない。

君たちが選んだ女性ならもろ手を挙げて祝福しょう。

自分が「一生愛し続けられる」と思う女性であること。条件はその一つだけ。

 我が二人の息子とそして、彼らの同世代の若い男女の皆様へ……。

一人で気張らなくてもいい。「二人で一人前の夫婦」でもいい、二人で一人前の夫婦も結構

楽しいものですよ。ましてや可愛い子供ができれば、さらに人生は楽しくなる。

そして、そのことが今の日本の社会にとっても大きな社会貢献にもなる。


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