ゆとろぎへの道 仲村峯夫 一隅を照らす素晴らしきかな人生 照らさずとも好し また素晴らしきかなこの人生(とき)

日々、つれづれなるままに、心のおもむくままに、趣味的ハルサーの想いを…
自分探しの旅は 違う景色の見える道

時は偉大なり、ひたすら淡々と過行くのみ

2018-03-28 08:50:14 | 日記
   時は偉大なり、ひたすら淡々と過行くのみ
 春分の日から丁度1週間が過ぎた。今の我が家の室内気温は25度である。
庭の桜の若葉やシークァーサーの新芽が、心地よさそうに風に揺れている。
まるでこちらに手を振っているかのような、穏やかな優しい動きである。
周りでは、名も知らない小さな蝶たちが飛びかっている。
私のパソコンのキーボードの音以外何も聞こえない、ただただひたすら静かに時が流れている。
 昨日は朝早くから畑に出た。
牛豚フンの完熟肥料を入れ土になごまし、乾いた土地にたっぷりの水を撒き苗を一本ずつ丁寧に植え付けていく。段ボール箱やビニール袋(肥料の袋やスパーのレジ袋)を利用し1本ずつ風よけの対策をしっかり整える。
支柱に使うのは畑の周りに自生しているススキが最適である。
全ての植え付けと、風対策が済んだら後は前もって準備していた枯草や木の葉(バナナ、ススキ,ゲットウなど)を畑全体に敷き詰める。
これは畑の乾燥対策や雑草対策として極めて需要な作業である。
最後の仕上げは、再び1本ずつの苗に十分な水をやり全ての作業は完了である。
これが私の、昨日の一日の作業で朝の7時過ぎから夕方の6時ころまでかかった。
予定の作業を全て終え改めて畑を見渡した。すべてを忘れ心が満ち足りるほどの満足感が感じられ、幸せ感満載であった。
 昨日は森友問題で、佐川前理財局長の証人喚問があることはもちろん承知していたが、あえて最初からテレビ中継を見る気はなかった。
検察の訴追を理由に完璧な敵前逃亡劇画が前もって予測されたので、見て腹が立つくらいなら最初から見るまいと思っていたからである。
夜のテレビニュースをちらっと見るだけで内容はほぼ飲み込めるほど、完璧な敵前逃亡劇であった。
 年を重ね、この世が如何に不条理に満ち満ちた世の中であるかは重々承知しているつもりではあるが、それでも腹立たしさと情けなさと無力感を拭い去ることはできない。
特に安倍内閣のこの5年間は特にひどい気がする。
政治の裏側だけならいざ知らず、国民周知の国会の表舞台でさえ堂々とウソをつき、言いつくろいや隠蔽などで虚偽答弁を繰り返す、挙句の果ては公文書の改ざんなどが日常的にまかり通る。
政治家のみならず行政もマスコミも国民も完全に感覚がマヒしてしまっているのではないだろうか。
テレビのバラエティー番組で連日大相撲の暴行問題が話題になるが、せめてその五分の一の時間でもウソの蔓延する現実の話題を取り上げたらどうだろうか。
そんなことをいうこと自体が白々しくなるが、そんな小さなことは気にすることは無いのだ。
人間がどういう社会を築こうが、この世は淡々と時を刻んでいく。
時の心は偉大なり、タダひたすら淡々と時を刻みゆくのみ。

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